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18.オコジョ(米川さんの絵本)

毎日 有難う。
今日は何の話をする。
美味い肉料理の話にしようか?
大事にしていたハムちょっとあげる。
夜の炬燵での食事もいいね。
何時も食事の時出てくるオコジョ。

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解説

ネコ目イタチ科に属する動物。別名ヤマイタチ、くだきつね、エゾイタチ。
大きくても30cmもしません。
保護色で、夏は茶色ですが冬には真っ白に色変わりする特別天然記念物です。
私達は白狐(びゃっこ)とも言って、山の人はオコジョを見ると人をバカにするような仕草なので嫌がっていたんです。
山で仕事する人達は白狐見たらその日は仕事をしないというほど、そのくらい嫌がられていました。
ちょこちょこ顔を出してからかう。

オコジョは人前には出てきますがあまり人間にはなつかないのですが、小屋のなかにも入ってきて。そしてある日突然なついてしまったんです。
すごく人を小バカにするようになつくんですよ。
食べるといなくなる。
定期的にでてくるんです。
餌がほしくなるとでてくる。
雑食なんです。肉類が好きなのですね。ネズミとかとります。
夏場も結構でてくるのですが、でも台の上に乗ることは少なかったのです。冬場は真っ白ないでたちで。
20代の頃まだ冬に宿泊する人は少なくて、独りでこたつに座っていると、でてきてこたつの上をダンスするんですよ。
ハムがおいしかったのでしょうね。置いておくとくるんです。
腹すかしているような時は、寝ている時に顔のそばに寄ってきて、よこせってね。頭がいいんですね。
それで山の人達はそれを見たら仕事をしないと。

でも正利さんにとってはお友達のオコジョ、のお話でした。

おはなし絵:Yonekawa Masatoshi
共著:Yonekawa Keiko , Saitou

※この記事は米川さんの絵本proofreadマガジンに掲載中です


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