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米川さんの絵本proofreading

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八ヶ岳山小屋黒百合ヒュッテ山番時代を米川さんご自身描いて頂き絵本できればいいね校正中につき無料マガジン。黒百合ヒュッテはhttp://www.kuroyurihyutte.com/
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記事一覧

42 43 44 クマとカモシカとニホンジカ(米川さんの絵本)

42.ツキノワグマ今年も会ったね。 元気だった。 良かった。良かった。 解説 クマは八ヶ岳には住み着いて居ないと言われている。 八ヶ岳で会うクマは南アルプスからの流れグマと言われている。 だが天狗岳の河原木場沢と横岳の杣添ではよく出会うクマがいる。住み着いているらしいとも言われているが果たしてどうだろう。 春の雪解けの頃スリバチ池で毎年会う。 何時も俺に会いに来ているみたい。一回会うと来なくなる。不思議な出会いだ。 43.カモシカ どいてくれ。 急ぐんだから。 解説

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41.インドカレー(米川さんの絵本)

スパイスが沢山入っていて美味いよ。 いっぱい食べよう。 本場インド仕込みだよ。 解説米川正利: 25歳の時に、順天堂大学が「日本人の祖先を探して」という、チグリスユーフラテスとか大陸をずっと渡ってきて台湾にきて日本に来るというルーツを椿という教授がすごく研究に熱心になっていて。 ちょうどその頃、順天堂大学に私遊びに行っていたんですよね、医学部に。その時の助教授の上條っていう先生が私と親しくて、うちの小屋に来てくれていて。 遊びに行っている時に、インドに行くって、それでそのあ

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40.チェロ(米川さんの絵本)

バッハ、ビバルディ、クープラン、フォーレとか。 チェンバロ、リコーダー、チェロ。 山小屋の音楽会。 ひとつの音がこだまになって山を巡る。 北八ヶ岳の山小屋には バロック音楽がよく似合う。 解説Saitouです。39話の新しいチェンバロの音楽会は音楽好きな米川正利さん啓子さんにとってもとても懐かしい思い出で、幾度となくお話してくださいます。 No39のチェンバロのお話にチェロのコメントいただき、そのコメントをお見せし、noteの「好き」の仕組みをお話しながら「音楽会の時のチェ

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39.新しいチェンバロ(米川さんの絵本)

楽器制作。 演奏会してくれる。 楽器あげてくれたら。 解説米川正利です。 フルート奏者に合った演奏会の日、 私の隣にいた人に話しかけた。音楽お好きですか? 好きです。僕は楽器を作っています。その人がチェンバロの製作者でした。 小屋まで背負い上げる事にしました。精密に出来ている楽器とか。 70kgも有る制作したばかりの楽器をおそるおそるあげました。 製作者の奥さんが演奏者でした。 チェンバロの演奏も高い山では初めてです。何年も演奏会が続きました。 補足チェンバロ製作者の彼

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37.ヘリコプターでピヤノを上げる 38.ヘリコプターが飛んだ(米川さんの絵本)

37.ヘリコプターでピヤノを上げる 音楽会でピヤノが必要になった。 思い切って中古のピヤノを買った。 160kgあった。 ヘリコプターで上げた。 いよいよ本格的な音楽会になるぞ。 37.解説 米川正利: 1980年の春、2400mの山岳高地にヘリコプターでピアノを上げたのは黒百合ヒュッテが初めてです。 36話で紹介した「フルート奏者が来た」にてN響の小出信也が高山での演奏をとても気に入ってくれて、N響の仲間や演奏家を連れてきて合宿や演奏会に使ってくれるようになった。 そして

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36.フルート奏者が来た(米川さんの絵本)

フルート奏者が山小屋に登って来た。 山登りは初めてだって。 彼は言った。 山ってこんなに気持ちが良いのか。 これからずっと山登りしよう。 解説日本で一番標高の高い場所での音楽会。山小屋での音楽会は何処もやっていなかった。環境は最高、演奏も最高。 蓄音機で皆で音楽を聴いていた時、音楽好きの坊さんと意気投合し、ある音楽会でN響のフルート奏者を紹介された。 演奏したい人がやってきて演奏していたから料金は無料、演奏料も無料。 そして1977年、念願がかなって山小屋の音楽会が実現し

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35. 蓄音機(米川さんの絵本)

山小屋でクラッシック音楽が聞きたくて。 古い蓄音機にした。 レコードも在るぞ。 解説1965年頃、音楽が聴きたくて 蓄音機を背負して 手で回して聞いていた。 補足saitou:小屋に蓄音機を背負って運んだのはいつ頃ですか? 米川正利:1965年、昭和40年頃でしたか。蓄音機を背負って、歩荷して。 saitou:最初聴いた時はどうでしたか? 米川正利:いやぁ、やっぱりよかったですよ。手でこう回して。手まわしの蓄音機。その頃はテープなんてなかったんです。 saitou:音楽は

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33.キツツキ 34.シジュウカラ(米川さんの絵本)

33 キツツキこつ、こつ、こつ 長く続く。 キツツキかも,周りの幹を探したら。 幹に穴掘りして居る。 キツツキは枯れた木の中の虫を食べるんだ。 解説米川正利: 森を歩くと聞こえる。 木を見てみるとせわしなくつついている。 森のなかの建物などもおかまいなしにつつく。 頭の赤いアカゲラやアオゲラ、灰色に白斑点のコゲラなど忙しそうに音を立てる。 ときどき建物の屋根と壁の間とかにもつつく。 穴が開いたところに蜂の巣ができたりして大変。 34 シジュウカラおおーい 早くおいでよ。

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31.カラス 32.ホシガラス(米川さんの絵本)

31 カラス頭のいいカラス。 カラスが巣をつくっている。 大きな木を知らずに切ってしまった。 子供が居た。 子供は無事だった。 でも、次の日から私の姿を見ると けたたましく鳴いてカラスが攻撃して来た。 恐ろしい執念だ。 32.ホシガラス何時もは里にいるが。 7月の初めになると 沢山のホシガラスが登ってくる。 何処から来るのだろうか? 何十羽も集まる。 天狗岳の斜面のハイマツが実を付ける時。 ホシガラスの繁殖する時でもある。 解説カラス。 カラスは本当に頭がいい、そして執念

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29.薪き切り 30.伐採(米川さんの絵本)

はじめにsaitouです。29、30 については米川さんから文章をいただきましたが、絵は「描いてください」とお伝えするのを忘れました。 しかしながら、26.薪だし、27.薪割り がありますので、今回のものもまとめてお話にしようか、別にしようか、悩んでいるところです。 30の「伐採」は、薪の狭いお話ではなく、森の伐採についてのお話なので、「伐採」だけは別のNo振りをしてまとめていこうかとも思っています。 「米川さんの絵本proofreading(校正中)」というタイトルのマガジ

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28.ドラム缶風呂(米川さんの絵本)

雨が降ると風呂に入れる。 天水の水がタンク一杯になるとドラム缶風呂だ。 身も心もすっきりする日。 解説ドラム缶とは石油、灯油などを入れる大きな筒状の金属製のタンク。 ドラム缶の片側の底の面を切取って水を入れる。 下から熱を加えると風呂になる。むかしの人はよくドラム缶を利用した。 補足米川正利: 小屋では雨が降るとおふろにはいる、そんな生活でした。 川は雪どけ時は流れているけれど、それ以外は流れていません。 露などの水を貯めてお風呂にはいったりしているからあまり入れません。

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26.薪だし 27.薪割り(米川さんの絵本)

はじめに「薪」についてのお話です。2つに分けて書いてくださいました。 このnoteではまとめてご紹介します。 なお「薪」は訓読みでは「たきぎ」、音読みでは「しん」です。「まき」の読み方としては常用外漢字となります。類語検索大辞典では「燃料」のなかに「ガス」「炭」などと共に「薪」があり、そのなかに「薪(まき)」「薪(たきぎ)」「薪(かまぎ)」がルビでふられています。 子供向けの制作と考えると、今回は漢字を使用しましたが常用外漢字はやはり平仮名にすべきでしょうか? 今回は漢字を使

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25.うさぎ(米川さんの絵本)

春先に登山道を歩いて居ると 野ウサギがうずくまっていた。 足に怪我をして動けない。 そっと懐に入れ小屋に帰る。 怪我を手当てしてキャベツの軟らかいところをあげる。 なかなか食べない。噛んであげると食べるようになった。 何日キャベツやホウレン草をあげると 何時の間にかうさぎがついて回るようになった。 何年もウサギと友達だった。 解説 ウサギ、ニホンノウサギと友達になりました。野ウサギとも呼びます。 ウサギは赤色の大きな目、長い二つの耳を立てて前足で餌を口に運んでポリポリと食べ

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24.積乱雲(せきらんうん)(米川さんの絵本)

どんどん大きくなったら怖いよー。 雷、かみなり、かみなり。 解説前回の積雲とは対照的に怖い雲、積乱雲についてもお話します。 せきらんうんと読みます。この雲は危険な雲です。 前回のお話の積雲がどんどん成長していきます。もくもくしているから入道雲とも呼ばれます。 強い上昇気流の影響で鉛直方向に発達し、雲頂が時には成層圏下部にも達することがあるような巨大な雲です。 鉛直方向とは、空からおもりを糸に垂らした時の方向、空から地面に対して垂直のことですね。 積乱雲の鉛直方向の大きさは雲

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