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ブラック企業の見分け方

学生時代に発達障害(ADHD)であることが分かり、社会に出てからは仕事ではとても苦労してきた。転職回数はちょっとここには書けないが、余裕で上位1%以内に入ると思うし、もしかすると0.1%以内にも入るかもしれない、というところだ。
30歳を超えて初めて正社員になろうと思ったのが運のツキ。例外もあるのかもしれないが、私の感触では、ハローワークに求人を出している会社の7割以上はブラックである。ここで参考までにハローワークに求人を出している会社のブラックの見分け方をご紹介しておく。


・年中求人を出している。
・事業規模の割に給料がいい(額面どおりもらえないと思ったほうがいい)
・みなし残業あり
・残業手当についてどこにも明記されていない(ほぼ出ないと見ていい)
・「アットホームな社風です」といったキャッチフレーズ
・電話をかけると対応が雑
・相談員に履歴を見てもらうと、人の出入りが激しい(差支えない範囲で教えてもらえる。)
・即決採用

そのほかに、外せないのはインターネット。転職に関する口コミサイトで悪口が書かれまくっている会社はほぼブラックだと思ってよい。口コミなんて気にしない、という方も多いかもしれないが、案外これはよく当たる。少なくとも悪口しか書かれていないような会社には行かないことをおすすめする。
次に、ハローワークにおけるまだましな企業(ホワイト企業に近い企業)の見分け方。
求人がたまにしか出ていない、残業代支払いの明記があるのは当然であるが、ここでもネットが活躍する。どこをどう探してもネットに情報の載っていない中小企業。これはホワイトである可能性が高い。ネットは辞めた人が恨みつらみを書く場所である。陰で立てるほど辞めた会社にいい思い出がある人は少ない。つまり、口コミサイトにどこにも情報が出てこない企業は、比較的まともな企業だということが出来るだろう。
ちなみに、ブラック企業に当たればこういうことがあるので要注意。
・求人票に載っていた額の賃金を支払ってもらえない
・「求人票どおりの賃金を払ってるのだから感謝しろ」と言われる。
・40年のさばっているお局事務社員が婿養子社長より強い権力を持つ。
・自分のパソコンが用意されておらず、入社時に自費でノートPCを購入。
・現場の男性社員は月残業200時間超え(もちろん残業代なし)
・職場で既婚男性社員がワンナイトラブや合コンの話で盛り上がる。
・各種パワハラは朝飯前(「死ね」「クズ」「やめろ」「次の人探すしかない」「離婚してでも働け」、その他携帯を投げる、机をたたく、書類を破って投げる、などなど)


あくまで私の経験した話ではあるが、経験した中小企業(規模50人未満)の会社で、雇用契約書を交わした経験がない。そして求人票どおりに賃金がもらえると本当にほっとしていた。比較的優良な中小企業でもそれが現状であると感じる。はっきり言ってコンプライアンスなんてない。そんなものは、ない。

ADHDもあり、そうやって中小企業を転々とした。辞めたりクビになったりしながら、このままではいけないと思い、一発奮起して障がい者手帳をとり、障がい者枠で就職して、今現在は一部上場の企業に正社員ですべりこみ、安定した環境で仕事をさせていただいている。障がい者枠での就職先の見つけ方、メリット・デメリットなどはまた近々話したいと思う。

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