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自律的に行動するチームづくりのために組織ができること

自律的に行動するチームづくりのために組織として何をしていますか?

積極的に取り組んでいる団体さんもいれば、放置を自律的だと誤解している団体さんもいます。

放置=自律的の考え方は危険で、新入社員も中途社員も放置されて、失敗したらなじられるか更なる放置が繰り返されるので、多くの退職者が継続的にでます。

「NPOは人の流れが早いので」と言っている団体さんこそ、放置系NPOであることがほとんどです。ファンドレイジングうんぬん言う前に、放置をやめることの方が大事です。

今回のnoteでは、書籍:管理ゼロで成果はあがるを参考に自律的なチームづくりについて考えていきます。

自律的なチームをなぜつくるのかについて本書では以下のように述べられています。

そもそも私たちが考えるチームは、能力の低い人やセルフマネジメントできない人を守るためのものではありません。

1人1人のスキルが違っている中で、お互いの得意分野で最も力を発揮できる場所を見つけ、より大きな成果につなげることが、チームになる目的です。

書籍:管理ゼロで成果はあがる P128から抜粋

ここからわかるのは、①タスク管理ができるようになること、②プロジェクト管理ができること、③クライアントや社会に主体的に価値を届けられるようになる個人の成長と共に、④チームメンバー同士が自己組織化する組織の成長が重要になることが、以下の図から読み取れます。

書籍:管理ゼロで成果はあがる p120から抜粋

多くのNPOさんを見ていると、タスク管理が個人まかせで、団体としてのアウトプットの質にムラがあるケースが多いです。

そのため、NPOではタスク管理の仕組み化を最初に取り組むのがよいと思っています。このnoteでは、①タスク管理を④チームメンバー同士で継続的にできるようになるにはどうしたらよいかについて扱っていきます。

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