【不登校⑤ 】不登校から高校卒業、そして大学進学へ
不登校だった高校3年生の娘は、オンライン授業から復学し、期末考査をきっかけに再登校を果たしました。必要とされていた出席数をクリアし、単位も取得しました。そして、いよいよ卒業の日を迎えることになります。
この記事では、不登校だった高校3年生の娘が高校を卒業し、一浪の末、難関と呼ばれる大学に合格するまでの話しを書いていきます。
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1.念願の高校卒業
担任の先生が作ってくれた単位取得のための補習授業の日程表にしるしを入れて、卒業までのカウントダウンをしました。途中数回、授業を休んだりしましたが、その度に先生が日程表を修正してくれたおかげで、必要とされるすべての教科の単位を取得することができました。
あとは、卒業式を待つだけです。
◇卒業式
卒業式の数日前から私は長期出張に出ていたため、娘の卒業式には参加できませんでした。当日は、娘からLINEで、卒業証書の写真が送られてきて、一言「卒業したよ」とだけメッセージが届きました。
私は、「卒業おめでとう」「がんばったね」とだけ返信しました。私自身もっと大喜びするかと思いましたが、意外と冷静でした。
2.浪人生活スタート
話しは娘が卒業する前に戻りますが、再登校をして間もなく学校から志望校選択の話しがありました。用紙を渡されて受験する大学を書くことになりました。
妻と娘が話し合い、いくつか大学をピックアップし先生に提出しましたが、最終的には受験しませんでした。勉強せずに過ごした高校3年生でしたから、大学合格は難しかったでしょう。
娘は、浪人生活を選びました。
◇受験勉強スタート!
高校を卒業した娘は、スッキリした様子かと思うとそうではなく、卒業後も無気力な状況でした。大学には入りたいと考えているようでしたが、はっきりとした目標や夢はないようで、毎日家で何もせずに過ごしています。
そんな娘が大学受験に向けて机に向かい始めたのは6月末頃からです。
◇大学選択と大学受験
毎日ぼーっとしていた娘ですが、6月末から毎日長時間勉強をするようになりました。不登校の時は、5分も集中力が続かなかった娘が人が違ったみたいに勉強しています。
本人曰く「何時間でも勉強できる」。一日、10時間、12時間近く勉強するときもありました。
そんな娘が、志望校を選択したのは、12月になってからだったと思います。娘は妻と相談をして志望校を決めました。
3.祝 大学合格、そして大学生活スタート!
娘は、私立含めて3つの大学を受験しました。結果は、第一志望は落ちて、第二志望、第三志望が合格となりました。それでも、難関大学と呼ばれる第二志望の大学には合格できました。十分な結果だと私は思います。
◇大学生活スタート
3月は、大学生から一人暮らしとなる娘のため引っ越しの準備をしました。入学する大学の前を車で通った時に娘が「パパ、あれが○○大学だよ。見て、見て。」っと元気に、うれしそうに言います。
不登校だった頃を考えると、不思議な感じがします。あれだけ悩み苦しんでいた娘と私たち家族が、大学生活スタートの地点にいます。
娘の大学生活は勉強だけではなく、大いに遊び青春を謳歌してもらいたいと思います。
4.今から未来へ
娘の不登校の経験を不登校の4段階と呼ばれる初期・混乱期・安定期・始動期に分けて記事にしました。
娘が不登校の間は、不登校に関する本を読み、そして、ネットでも情報を集めました。多くの情報に触れることで安心することができたのを覚えています。
特に再登校や大学に進学した記事や経験談は、私に希望を与えてくれました。私の書いた記事もその一つになればと思います。
いまから未来へ
私は、不登校だった子は、悩んだ分、心が成長し、将来社会に力強く飛び立って行くと思っています。
私の子どもだからきっと大丈夫!
最後まで読んでいただきありがとうござました!
父 てんだぁ
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