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〜ひろゆき論法と橋下徹論法〜



ネットは便利だけど自由であり不自由さもある


わたしはよく思うのですけど、ほんとネットの世界も
不自由になったなぁって思っちゃいます。
というのも、何らかのサービス、特にSNSサービスなんていうのは
顕著であって、利用者に対してものすごく便利になっている
フォーマットが出来上がっているのです。
え?何言っているの?バカなの?当たり前じゃん(笑)
って言う人が多いと思います。
そう言うのはごもっともであり、
利用者が使いやすいサービスを提供しないと
利用者は集まりませんし、利益が出せません。
ネットの場合では9割はあらかじめフォーマットができあがっています。
このnoteもそうです。
Twitterならば140文字制限ですよね。
Instagramなら写真メインですよね。
そんな具合にフォーマットができあがっていて
ただただ、Twitterならばどうして140文字制限なの?
Instagramはどうしてどうでもいい写真ばっかりなの?
という疑問すら浮かばずに使うだけなのですね。
SNSには共通点があります。
それはフォロー・フォロワーの数が多いほど
それが「嘘」・「フェイク」であろうとも
影響力が強すぎるということです。
つまりRTで拡散されたり、数の力ってやつですね。

ネットぐらいは平和に過ごしたい


こんなの当たり前ですけど、
例えばBlogの始まった時期って知っていますか?
SNSの始まった時期って知っていますか?
You Tubeが始まった時期って知っていますか?
時期のズレは多少はあれど
2006年以降からです。
2000年前半にはそのようなサービスは
ありえなかった。
SNSサービスには必ずつきものなのが
ログインとパスワードの要求です。
これはどこのSNSでも当たり前です。
そういう仕組み(システム化)にしているから
そうなるわけなのですけどね。
Blogの始まりはネット界に衝撃を与えました。
なぜなら、それまではHTMLやCSSの専門的知識を
多少は持っていないと日記すら書けなかったのです。
それをBlogはぶち壊した。
定形フォーマットを作ったわけです。
すると、HTMLもCSSも知らなくてもチラシの裏に書くような
しょうもない日記を書くことが大多数の人間ができるように
なったのです。
それは利用者にとっては便利です。
しかし2006年以降からクソ情報も増えていくことになりました(笑)
そして変に議論を吹っ掛ける人たちも増えていくのです。
それに対処する論法を2つ考えました。



ひろゆき論法ってなんだ

ひろゆきは誰もが知ってると思いますが
元祖「2ちゃんねる」創設者です。
いまは運営騒動のゴタゴタで、パリに移住しています。
現在は「2ちゃんねる」というのはなくなって
米国人が運営して
「5ちゃんねる」となっているみたいです。
んで、それはそれでともかく、「ひろゆき」は
日本最大級の掲示板創設者なんだな程度を知ればいいです。
ひろゆきも敵をよく作って、巻き込まれますが
自分自身の考え方をしっかりと持っているので
「ひろゆき論法」っていうのをわたしが造語しました(笑)
ひろゆきの考え方の基軸は
「僕は僕。あなたはあなた。肩書きはなんであれあなたはあなた。」
そのようなスタンスです。


ひろゆき論法というのは、とにかく相手を煽っていくスタイルなのですね
本人は非常に落ち着いている。
そして、ひろゆきは興味津々に聞くわけです。
「〇〇っていうのはどういうことですか?」
「どうして〇〇って言い切れるのですか?」
「それってあなたの意見ですよね(笑)」
というように、相手をドンドン煽りまくります。
わたしが思うには、彼は計算ずくもあると思いますが
本当に興味津々で聞いていると思います。
当然、相手は人間で感情が昂ります。
すると冷静さを失っちゃうわけなのですよ。
そうなったら、ひろゆきが腕十字固め決めたようなものです。
もう相手にしたら何を言っても、
「〇〇ってありますけど、根拠はどこからなんですか?」
「どうして〇〇は✗✗ってなっちゃうのですか?」
「でも、別の〇〇ってのもありますよね?それについては?」
と畳み掛けていきます。
そうなると相手は激高してブチ切れちゃうわけなんですね(笑)
「いやー、そういうふうになるとは思わなかったのになぁー(笑)」
って誤魔化すかもしれませんが、ひろゆき論法はこういうことです。
最後に「おいら、全然勉強不足ですから(笑)」って言えば
もう決着がついています。


橋下徹論法とはなにか


橋下徹・弁護士・元大阪府知事・元大阪市長
この人も1級クラスの論法家です。
そりゃそうでしょう。
弁護士であり、誰もがやりたくないような
街金関係の弁護士だったのですから
修羅場をものすごく若い頃にくぐっています。
彼は、弁護士ですから、とにかく考え方の基軸は
法律を大原則として考え方の基軸を起きます。
彼のスタンスは3つです。
「法を大原則に」「私と同じ経験をして話をしろ」
「私と同じ土俵に乗ってから話をしなさい」
というスタンスと北里明日香は思うのです。

だから法を逸脱するような過激な物言いは
絶対にしません。
また、どんな相手でも容赦しません。
例えば知事時代に女子高生達が相手であっても
容赦しません。
そして、彼は論点をすり替えるのが得意です。
例えばAという話をしていたなら、
いつの間にかBやCへとすり替えていくのが
得意なのです。
それを経由してまたAで帰結させるというのは
論点を相手が知らず知らずにズラされて
最終的にはAという話を橋下徹の主張どおりに戻すわけです。
この辺りの技術はさすが弁護士ともあって
一般人がやるのは相当難しいと思われます。
ある時は相手の主張を一旦受け入れてしまうわけです。
特に過激な物言いの人・または理想主義者が相手ならよく使います。
例えばこんな感じです

「あなたのいうことは正しいですよ。僕もそうだと思います。
ただね、あなたが言うこと、
それを実現するには法整備が必ず必要になってくるわけです
見てくださいよ、この抵抗勢力。すごいですよ本当に。
口で実現可能っていうのは簡単ですけどね、
改革をやってる身にもなってくださいよ。これは本当に大変なのですから」

みたいな感じで論理展開していくわけです。
しかし、これはじっくりと読んで考えると、
ほとんど何もやっていない。論理をすり替えていて
相手の言うことは正しい→僕も同意見です、そしてやっています
しかし抵抗勢力というのがあり中々進まない
相手の言うことは正しいですけど、法整備という議会の承認を得なければ
ならない。よって、やってるが中々進まないのが現実。
という意味合いなのですが、もう論理はすり替わっています。
相手の意見はもっともで私も頑張っているが、中々実現できない。
という論理のすり替えです(笑)。
逆に言えば、橋下徹のほうがやってる分だけ好印象すら与えます。

橋下徹の真骨頂の論法は
「同じ立場になって言え」です。
私はニュースや報道番組や記者会見をみてよくわかりました。
彼は相手に対し、同じ土俵に登ってから話せと要求するのです。
これは相手にしたらほぼ勝ち目がありません。
知事の時なら、「選挙に出て知事になってから話してくれ」
と要求するのです。
市長時代もそうです。
何か文句をつけられると「じゃあ市長になってみろ」というのです。
これは相手にとってみると現実的には無理な話です。
ただし、橋下徹の考え方の基軸としては法が大前提です。
つまり、「相手は選挙に出て立候補する権利を要している
ならば、選挙に出て立候補をして当選してから言え」というのです。
法的には問題ありませんが、実際問題としては相手が
できるかできないかといえば99%できません。
よって勝ちです(笑)。

やっぱり勉強かなぁって思うのですよ


ちょっと極端な2人の例を挙げましたが、
共通点はあります。
2人とも大概の修羅場をくぐり抜けて
倒れていない。転んでも起き上がる。
そして、2人とも自分自身の考え方の基軸を持っている。
ひろゆきならば
「僕は僕。あなたはあなた。」
橋下徹ならば
「法が大前提。話を吹っ掛けるなら同じ土俵に登ってから話せ」
という考え方の基軸を持っている。
そして、一番重要なのは、とにかく二人とも
オールジャンルで知識を豊富に持っている。

これに尽きるのではないでしょうか。
そのためには勉強なのですよ。
そりゃ勉強しないと勉強している人に言いくるめられるだけですよ。
「勉強?つまんねーからPS5やニンテンドーSwitchで遊ぶよ」
ってのは愚の骨頂と思いますよ(笑)。
特にこの10年は物事を考える人が少なくなった気がします。
わたし!チャンスですよね(笑)
なんせ大学生ですからね(笑)

ちなみに余談でありますけど、
You Tubeでたまたまダウンタウンの松本人志と
浜田雅功と、当時大臣であった石破茂氏が
会食している動画を見ました。
そのときに、たしか石破茂氏が
「田中角栄」の話題を出したときです。
浜田雅功はすごく興味津々に話を聞いていました。
また松本人志が浜田雅功に話を振り
「田中角栄が好きやもんね?」
というと、浜田雅功はそりゃ好きよ。
「山ほど本を読んだもん」というのです。
結構、北里明日香にとっては衝撃的でした。
ダウンタウンは芸人です。
また政治家になるような野望もないでしょう。
ただ、山ほど本を読んだという浜田雅功の発言が
イメージ的にギャップを生んでびっくりしたわけです。
逆に「ワイドナショー」の司会をする松本人志の教養の少なさには
辟易するばかりです。そりゃビートたけし(北野武)には
なれませんよ。
ビートたけし(北野武)も勉強家ですから。

というように、なんでも勉強だなぁと思うのですよ。
2000文字程度にして軽く書こうって思ってたら
その倍の4000文字を書いていたことに気づいた北里明日香なのですよ(笑)。

最後にコメント欄で
「この記事って単なる北里明日香の感想文ですよね(笑)」
って書くのはやめてくださいね(笑)。

でわ。

北里明日香(Asuka・Kitazato)
2021年1月18日・午前4時0分


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