素材をしぼっても美味しく出来ました!玉ねぎとなすのラタトゥイユ風
ラタトゥイユといえば、一つ一つのお野菜をソテーし、トマトソースで合わせたお料理。トマトをベースに、なす、ズッキーニ、パプリカ…色んなお野菜が入っていて楽しいですし、お野菜の美味しさを実感するお料理です。
子供の時、きんきんに冷えているラタトゥイユを食べて、なぜこんなにも美味しいのだろう!と驚き、自分でもよく作るようになりました。
いつも急に「ああラタトゥイユ食べたいなあ」と思い、いてもたってもいられなくなり冷蔵庫とにらめっこ。中々全ての材料が揃っていない…。
そんな時に出来たお料理がこれです。たくさんのお野菜を入れなくても、ラタトィユのように美味しいお野菜のお料理が出来たのです。
(材料)
なす 中サイズ3本
玉ねぎ 大1こ
にんにく 1かけ(約4g)みじん切り
トマトペースト 大さじ6〜7
塩小さじ 1/2
オリーブオイル 大さじ3
トマトペーストはこういうもの。あるととても便利です。ピザや、パスタにもソース代わりに使えます。
にんにく1かけの皮をむき、根元も落とします。
縦と、横に細かく切れ目を入れ、上から細かく切っていき、みじん切りにします。
にんにく1かけはなるべく小さめのものを選びましょう。チューブしかないかたは通常のにんにくより香りが立つので控えめに入れましょう。入れなくても、それはそれで美味しいです。
フライパンには火をつけず、オリーブオイルを大さじ3入れます。
弱火にかけます。
にんにくに弱火でじっくり火を通している間に、なすを切ります。2〜3cmの輪切りにし、それを半分、そしてそれをまた半分、斜めに包丁を入れ、乱切りにします。
小さめよりは大きめを意識してください。
フライパンになすを入れて塩小さじ1/4を入れます。(小さじ1/4が計りにくかったら、小さじ1/2の量の塩を準備して、その半分を入れましょう)
軽く混ぜ合わせ、弱めの中火にして、なすに火を通していきます。あまりいじらないようにしましょう。
その間に玉ねぎを切っておきます。大きめの角切りにします。切り方がわからない方はくし切りにして、横に半分、もしくは1/3に切りましょう。
なすの上に玉ねぎをのせ、残りの塩を全部入れ、ざっと混ぜ合わせます。
弱めの中火で熱し、玉ねぎの端が少し透明感が出るまで放っておきます。あまり混ぜると、なすが崩れるので気をつけましょう。
トマトピュレを入れます。大さじ6〜7入れて、全体に満遍なく馴染むように混ぜます。
こってりとトマト味にしたい場合は大さじ7入れてください。(完成写真は大さじ7です)
ぴっちりと蓋をして、弱めの中火で10分タイマーをかけて煮ます。
途中、ビチビチビチと音がうるさくなったり、匂いが焦げ臭くなったら、すぐに蓋を開けてチェックしましょう。
あまりに強火にしない限り、ひどく焦げないと思いますが、もし、焦がした場合は、少しお水を入れて混ぜ合わせたら、それなりのお味になります。
蓋を開けて、水分が残っていたら、よくよく飛ばしていきます。
最後、味見して、塩分が足りなかったら、お塩を足してください。
器によそって、出来上がり。ブラックペッパーを挽いても。
私はしゃっきり玉ねぎとトロリとしたなすが好きなのですが、
フライパンにお野菜を入れる順番を逆にすると、
とろとろ玉ねぎ、歯ごたえのあるなすに食感が変化します。
ご自身の好みで色々とお試しくださいね。
このラタトゥイユがあれば、チキンソテーに添えたり!
ボリュームサラダにも!
味の決め手はたっぷりの玉ねぎです。
中玉しかなければ、2つ使ってしまっても良いです。
甘みが、味をきっちりとキメてくれます。
ちなみに
なす以外に、
パプリカだけ
ズッキーニだけ
粗みじん切りの玉ねぎ+モロッコいんげん
など、色んな少ない素材の組み合わせでも、とても美味しいです。
材料が少なくても出来ると思うと、ラタトィユの敷居がぐっと下がりますよね!
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