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2020年梅仕事の記録、仕入れ、反省点

今年の梅仕事の反省点、それは完全に仕入れ時期と仕入れ値を見誤りました。

例年6月中旬からは少し落ち着いてくる梅のお値段。
しかし今年は、お値段どころか、梅自体がかなりの品薄!!
梅が出回る時期の予想を完全に間違えました。

6月第3週には「和歌山の南高梅」は全くの品薄に…!これには参りました。
6月第4週からは「群馬の南高梅」に切り替えました。梅の品質はどちらの産地も良かったので一安心。

毎年梅仕事を続けている勘で、今年の梅はとても良いという期待が去年からあったのです。
しかし、蓋を開けると今年は暖冬で梅が完熟する前に、木から落ちるということが多くなってしまったそうです。
残って木熟した実はとっても良かったのですが、出回っている梅は全体的には今ひとつかな…と言う感想を持ちました。

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私がお手伝いした梅の農家さんも、もうこれ以上落ちちゃうとまずいから青いけど採っちゃおうと急いで収穫をしました。
梅は落ちるとすぐ実に虫がついてしまうのです。

と、ここまでは今年のお話です。

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来年の梅仕事のための覚え書き

(スケジュール)
暖冬の年は次の年、梅が出回るのが早いです。
GWくらいからお目当の農家さんには予約をしておきましょう。

西の地方から順々に梅が出荷されていきます。
東京に限って言うと今年は

5月後半より6月中旬
東京では小梅
「和歌山の南高」「神奈川の十郎」「群馬の白加賀」が出回りました。

6月後半〜7月第2週
「群馬の南高」

7月初旬〜

「東北地方の豊後、南高(青梅)」が出回るように。


行った梅仕事 2020年度

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・梅干し(18%)
・小梅のカリカリ漬け(15%)
・潰れ梅の塩漬け(18%)
・梅ピュレ
・梅ピュレ種の醤油漬け
・梅味噌
・梅(パープルクイーン)と新生姜スパイスシロップ
・梅麹(完熟梅と麹にお塩15パーセント)
・さしす梅(梅750g 、塩100g、砂糖300g、りんご酢カップ3)


梅干しは今年も何キロ漬けたか不明です…。
作ってはその時にお会いした人にお分けしての繰り返しで、梅ピュレも結局どのくらい出来たのか不明です。

今年はまだ、カビていません。もう何年もカビていないですが、相変わらずジッパー袋は漏れています。

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しかし、ジッパー袋で梅酢を出してから容器に移す、というのが、1番カビも生えず、とりあえずすぐに漬けたいと言うスケジュールにもちょうど良いです。追い漬けとしても最適だと思います。

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梅味噌、梅麹、潰れ梅の塩漬けは冷蔵庫で保存しています。


レッスンの他に自分の梅を確保するのをうっかり忘れていました。
今年はいつも梅を送ってくれていた叔父が亡くなりました。
去年に、群馬県の観光課の方に、群馬の梅農家さんを紹介していただき、お伺いしようと思っていたのですが、それも叶わず。
ご近所の、仲良くしていただいている農家さんの梅の収穫をお手伝い。
なんとか方々ご縁のある生産者さんから購入でき、自分の分も終えることが出来ました。

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来年は冬の気候を鑑みたスケジュールの調整、レッスンの日程調整、仕入れの確認をしっかり行おうと思います。

まだ、土用干しがこれからですが、今やっとホッとしているところです。





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