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避難生活シミュレーション

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「外出自粛」を機に「自宅避難(避難生活シミュレーション」をやってみるポイントを紹介しています。
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避難生活シミュレーションを終えて

まず手始めに「午後3時からスタートして、翌日の午前10時まで」と提案していた避難生活シミュレーションは、無事に終わりましたか? 実際にやってみてどうでしたか? 楽しみながらできましたか? 「やってみる」ことの大切さ「やってみる」のと「やってみない」のでは大違いです。 防災や避難生活に関する情報は、ネット上にたくさんあります。 行政から冊子が配布されているかもしれません。 自然災害がある度に、テレビで特集が放映されます。 でも実際に「やってみる」のと「やってみない」のでは大違

避難生活シミュレーション2日目~朝食~

気持ちのいい朝を迎えましたか? 体は穏やかに目覚めましたか? 朝ごはんを食べて脳と体に栄養を補給しましょう。 何食べる?昨日の夕ご飯を作っているので、今度は落ち着いて献立が考えられるのではないでしょうか? カセットコンロとお鍋でご飯を炊くことができます。 少し柔らかくしてお粥っぽくしてもいいでしょう。 食パンがあれば、網を載せて、アルミホイルを敷いて、パンを焼くこともできます。(トースターは使えませんね。) 冷凍した魚や干物があれば焼いておかずが作れます。 冷蔵庫の中の野菜

避難生活シミュレーション2日目~目覚め~

2日目の朝を迎えました。 ぐっすり眠れたでしょうか? いつもよりだいぶ早く寝床に入ったので、いつもよりだいぶ早く目が覚めたのではないでしょうか? 朝起きたら、朝ごはんの前に「心身の健康を整える」ことをお勧めします。 朝日を浴びる窓を開けて、朝日を浴びてください。 日が当たらない場合は、少し外に出ましょう。 普段からやっている方も多いかもしれません。 朝日を浴びると、「体内時計がリセットされる」とか「目覚めのスイッチが入る」とか言われています。 何より気持ちがいいです。 避難

避難生活シミュレーション1日目~暮らし~

夕食が済んだら、後は寝るまでの暮らしについてチェックしてみましょう。 オートキャンプとかなら“焚き火を囲んでお酒を飲んで”みたいなのが楽しみだったりしますが、避難生活では「暗くなったら寝る、明るくなったら起きる」くらいの生活になるでしょう。 明かり「明かりがある暮らし」に慣れている私たちは、明かりがないととても不自由をします。 不安になる、怖いといったストレスを感じますし、お互いの表情が見えることで安心感が生まれます。 またトイレに行くにも、着替えるにも、明かりがないと不便

避難生活シミュレーション1日目~夕食~

それでは避難生活体験を始めてみましょう。 まずは「夕食」です。 無理にないように、くれぐれも“楽しむこと”を忘れずに。 明るいうちに片付けまで済ませる「電気・ガスが止まっている」設定としましょう。 懐中電灯はありますか? 予備の電池はありますか? ローソクでもいいですが、火事に注意が必要なので、懐中電灯がいいでしょう。(キャンプをやっている方はランタンでもいいです) 電池はとても貴重になってくるので、できるだけ節約したいところ。 なので、食事の準備、食事、片付けまでをできる

「外出自粛」を「自宅避難」に変えてみる

緊急事態宣言が出て、外出自粛が叫ばれている毎日に、ストレスが溜まってきている方も多いと思います。 そこでいっそ発想を変えて「避難生活の模擬体験」をしてみてはいかがでしょうか? コロナ疲れを解消する一つのアイデアとして、防災士の今井がご提案します。 はじめる前にまず注意点です。 ・ストレスにならないようにする。 ・ゲーム感覚でやってみる。 ・ガマン大会にならないように。 ・健康状態に十分配慮する。 ・「気づき」を大切に。 ただでさえストレスが溜まっているのに、さらにストレ