イマムラノジツハ2

今日は、現在働いてる「放課後等デイサービス」と「発達障がい」についてお話しできたらなと思います。まず始めにみなさんはこんな経験ないですか?自分は、「忘れ物が多々ある」「多弁傾向」「ひとつのことにこだわりやすい」などなど。これらは発達障がい特性なんです。実は、みんな障がい特性をもってる場合が多いと考えられていて、これが人より多いとグレーゾーンになります。ですが、その行動は歳を重ねるほど段々薄くなっていきます。

「発達障害」には大きく分けて2種類あります。「自閉スペクトラム(自閉症)」と「注意欠陥・多動障がい(ADHD)」に分かれます。細かく分けるとアスペルガーであったり、寡黙であったり、色々あるのですが学校現場では曖昧な知識の中で収めようとするのが現状あると思います。実際に自分もADHDの生徒を見ており、頻繁に脱寮を繰り返し障がい特性を理解していなかったと感じていました。そして、発達障がいの大きな特徴として発達がゆったりしている事が挙げられます。イマムラはADHDだと思っています。その中で支援していくのが「放課後等デイサービス」の役割だと考えます。今まではいわゆる預かり型の放デイしか知らなかったんですが発達を促進するために運動をしたりする「トレーニング型」、就労について実際にショップ店員を経験したり生活トレーニングをする「就労学習型」、お勉強を支援する「学習型」、料理など行なう「料理型」など様々な分野に分けられK市でも50を超える「放課後等デイサービス」が運営されています。その中でもイマムラは運動学習の放課後等デイサービスに就職していて、その中でも学校体育に合わせたカリキュラムの中で指導をしています。今まで高校生で小学生を教えるのは無理じゃない?と感じられる方もいらっしゃるかも知れませんが、自分が思うにやってみたら出来るし楽しいと感じます。自分が指導することによっての利点は「体育を噛み砕いて指導出来る」と言う所だと思います。小学校の先生は体育を専門分野として出来る事が少なく本当に大変な仕事です。(これから専門性を高め、分野で分かれるとか?)その中で、協応動作が苦手、身体が不器用と言った特性のある子供に対しての指導を事業所ではやっていて、跳び箱3段跳べなかった子が急に4段跳べる様になる。そう言った経験をする場を提供しています。

発達障がいの子どもで1番多い悩みが自己肯定感(自己評価)が低いことが挙げられます。とにかく褒めれば良いと言うばかりではありません。本気になって評定(どれくらいの出来栄えか?)を言ってあげる事が大切です。先生と過ごす時間が長すぎるのもダメで同じ小学生同士で遊ばせることも必要な社会性スキルを鍛える方法です。余談ですが、職業病だと思うんですが、ショッピングマーケットなど家族連れが多い場所に行くとどうしてもその親御さんがどんな対応しているかそれによってどんな反応を子供はしているのかをついつい見てしまいます。あと、トイザらスがあったら入っていき子どもはどんなんことに惹かれるんだろうと見てしまうのも癖になっています。同僚に聞いたら「自閉」か「ADHD」か人間観察してしまうそうです。

イマムラが小さい頃は家族がいて学校があって地域との交流があって色んな人に支えて貰い、応援して貰いました。ですが今の子はその経験が少なく、コロナ禍や開かれた場が無いのが現場です。「発達障がい」と聞くとひとつの障がいとしてしか捉えられず窓際社員になる可能性もあってなかなか認知されていないのが現在でそれを知ってもらうために始めたツールですし、たくさんの人に知っていただくことで障がいが障がいで無くなる日が来ることを信じて今日の節とさせて頂きます。

最後まで見て頂きありがとうございました♪

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