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2021.02 九 州 暮 ら し 雑 感 [ 第3号 ] - 結 婚 適 齢 期 問 題 -

九州に来て2年になる。

地元(本州の真ん中)の会社で5年間事務をしていたわたしがなぜ九州で暮らしているのか、暮らせているのか。その理由のひとつは現在の職場が大きく関係しているというのが前号のあらすじ

まあ、そんなわたしも結婚を心配される年ごろになってしまった。ということで本日はわたしの結婚適齢期問題について。
はじめにいっておくと今のわたしは結婚とはほど遠い場所にいる。
もし期待している知人がいたら、申し訳ないと思う。もう期待もされていないかもしれない…。

個人的な話なので近所の居酒屋で身内だけでできればいいのだが、このご時世、話す機会も当分無さそうだし、これはこれで世間の大多数とはズレた者の意見として参考にしてもらえればと思う。
興味のない方は今すぐこのページを閉じてYouTubeでお気に入りの動画をみたほうがよっぽど有意義な時間を過ごせるだろう。

では、以下気兼ねなく

「なぜ地元を離れて九州にいるのか」という話題になると多くの人が恋人や結婚が関係しているんじゃないかと思うらしい。

以前書いたことがあるかもしれないが、地元のアパートを引き払うとき、大家さんが「おめでとう〜」と送りだしてくれたことがあった。なにをどう聞き間違えたのか耳が遠かった大家さんはわたしが結婚で引っ越していくと思っていたのだ。訂正するのも水を差すような気がしてそのままにしてしまった。

世の中、未婚率が上がってるとかなんだかんだ騒がれているけれど、これまで肌身で感じてきたのは結婚していくのが未だに一般的で、わざわざ地元から離れて別の地方(田舎)に暮らすということは恋人の存在がそこにあるからと思う人が多くいるらしいのだ。特にわたしの性別がたまたま女性なのでそう感じる経験が多いのかもしれない。

わたしが世間とズレを感じるのは「愛」や「金」の価値観よりも「好奇心」の比重が大きいところなのかもしれない。「好奇心」によっていつも動かされているというのは過去の行動を思い浮かべてもらってもわかる。

旅というのは好奇心を強烈に満たしてくれる。
生活のなかでもひとつのことを突き詰めれば興味深いことはたくさんある。むしろ、キリがない。その発見と実験をもし阻まれることがあればとてもストレスだろう。

こんなにも新しい刺激も求めるマイペースな人間に一般的な結婚生活はまるで向いていないのだ。というか男女の愛による結婚は必ずしも必要なのだろうかと疑問を持っている。

結婚したいかと聞かれれば一度はしてみたい。
自分の子どもがほしいかと聞かれれば、授かれるものなら授かりたい。
それはすべてわたしの知らない世界のことだからだ。
だが、いつかするだろうなあではできないものだとはよく聞く話である。

とにかく、わたしは愛と関係なく移動する人間なんだと世の中にいいたかっただけなのだ。
同じように岐路に立っている人がいたら
ここに好き勝手生きることにした人がいたなあと頭の片隅に思い出してもらいたい。
縁があれば結婚しちゃうかもしれないけどね。


カバー写真は九州の喫茶店の写真をかわるがわるあげていきます。こんなご時世ですが、こちらにも素敵な喫茶店がたくさんあるのでちょっと旅気分を。
今回は熊本市街地にある「ラフタイム」の日替わり定食。地下への階段を降りると会社員たちのオアシスです。

そいぎん!

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