2018.09 糸の切れた凧になったわたし
生き方を変えてみようと会社員を辞めて地元を飛び出してしまったわたしのこと。
もともと能天気な子どもだった。
小学生の頃、テレビで放送されていたマヤ暦の予言(近い将来人類が滅亡する)を結構本気で信じ込んで、絶望するどころか、将来の心配をする必要がないことを喜んだ。だって宿題をやらなくて済む。
ところが、人類が滅亡するより早くわたしは成長してしまって、逸脱を恐れる大人に近づいていった。
とはいえ、いつも自分の直感や好奇心に忠実ではあった。それが高じてときには衝動的な行動で周囲を