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noteを書き続けることに理由は要らない。

noteを続ける理由についてふと考えた。

けれど明確な答えは見つからなかった。


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僕のnoteの形態は、知識のアウトプットや自分の作品紹介などの類ではない。

ただの趣味の記録であると同時に、極めて主観的な思考と感情の掃き溜めである。

つまり完全な自己満足であり、誰かの役に立つ情報はここには無い。

それでもnoteを書き続けてもうすぐ1年。

かれこれ80近い記事を書き、ありがたいことに200人以上のフォロワー様にも恵まれて、多くの方からたくさんのスキをいただいてきた。


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正直ここまで続けられるとは思っていなかった。

書き続けてきた理由をあえて言葉にするなら、”自分自身を守るため”といったところだろうか。

最初はお気に入りの映画紹介を中心に書いていたが、続けるうちにふと思ったことや取り止めのない感情を多く書くようになっていた。

それらの内容は他のSNSで軽々しく見せられるほど単純ではないし、誰かに直接話して聞かせるほどの明るい内容でもない。

それならいっそ自分の中に全ての感情を溜め込んでしまえば良いのだが、そうすると自分の心が壊れてしまいそうだった。

だから、自分の中以外の場所に感情を言語化して詰め込んでおきたかった。

そうすれば自分自身を守ることができる。

僕にとってnoteを書くことは、前向きなように見えて実は後ろ向きな行為なのだ。


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他にも、noteを書くことで自分の思考を記録して見返すことができたり、趣味の整理整頓に役立ったりするという複数の動機がある。

しかしこれらのもっともらしい動機は後付けでしかなく、noteを書く直接的な理由にはならない。

自分自身を守るということについても結果論的な側面があるのは否めない。

したがって、noteを書き続けることに必要なのは”理由”ではなく、書きたいという”衝動”なのだと思う。

そしてスキやフォローをしていただいた時は、その衝動がどこか少し報われた気がして嬉しいのです。

今後も衝動的にnoteを書き続けていこう。

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