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ILY,新人によるインターン自伝

Hello, people.
みなさん、初めまして! akariと申します。

この春から、正式にデザイナーとしてILY,に仲間入りしました。
というのも、昨年の夏と冬から春にかけての期間、学生インターンとして所属していたため、4月から全てが新しいスタート、とはならずの特殊な新卒社会人スタートだったのです。

今回は、そんな私がインターン期間を通して感じたデザインやILY,についてのあれこれを入れ込んだ、ちょっとした自伝を書かせていただきたいと思います!


デザイナーになりたかったにわか就活生時代

ILY,でのインターンシップは夏・冬合わせて4ヶ月間ほどでした。
それまではどんなことをしていたのかというと、大分にある4年制の大学に通っていました。元々デザインのデの字も知らないような人間だったため、デザイナーになりたいと周囲に公言した初めの頃は、結構本気で心配されることもありました、色々な意味で。

確かに就活が始まる少し前はデザインに対してもフワフワした認識で、得意な絵も活かせそうだし、作り出したものが社会にも人にも還元されていく形がとてもしっくりきそう!程度のイメージしか持っていませんでした。
何のデザイン?というのはなかなかはっきり分からずなまま、Daily UIをやってみたり、知り合いから依頼してもらったり、自分にハマる肩書きを探してみたり、アシスタント職を探してみたり、楽しいけど分からん!と嘆いたりしていたら、あっという間にもう夏がそこに来ていた…というような感じでした。
ILY,との出会いはちょうどその頃です。知り合いのマーケターの方が紹介してくださったことから色んなことがどんどん始まっていきました。それまでの紆余曲折が信じられないくらいのスピードでデザインと向き合うことになっていきました。

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インターン初日に撮ってもらった写真(肩に手を置いている理由は私にもわかりません)


デザインって課題解決アートだな

念願叶って夏のインターンが始まってすぐの頃は、画像のトレースをしたり、実際にプロジェクトに参加して素材を作ったり、デザインの基礎を学んだりしていました。
法則やウェブデザインのルールを知りながら進めるたびに、
使い手のことを考えて作られるデザインを現場で体感することができた!
デザインから他人に与える影響を変えることができるんだ!
小さいことでも達成感がすごいぞ!!
と一つ一つに感動していました。
本当に何も知らないところからのスタート…!

加えて私の好きな時間の一つに「Lab」という社内メンバーでプロジェクトの結果やデザインに関わる知識・情報を共有する時間があります。
そこから得る学びや、底無し沼のように掘るほどに開けていく新しい世界観は、これまで見えていなかった本質の部分に触れ始める体験になりました。
自分に任せてもらえることがあって、背伸びしながらのインプットの時間があってこその成長だったな、と思います。
デザインは課題の解決にプラスして、視覚的に魅せられることや自由さという面にアートらしさがあると感じていた私ですが、誰かの良い日・良い時間のために、クライアントさんと一緒に理想の姿を形作っていく工程そのものにも同じことが言えるんだ、と自分の中で新しい価値観と出会いました。

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メモは紙に書く癖があります。自分にわかりやすい方法で残しておけるので好き


デザイナーの目を鍛える

私と先輩デザイナーとで見えているものの範囲が全く違う!と気づかされることが何度もあり、それは目が覚めたかのように理解できていなかったことが可視化された瞬間でした。この「デザイナーの目」を養う、とも言えるプロセスは、意識しながらデザインに取り組むためのステップだったと思います。
初めて1からデザイン挑戦したとき、いざ一人でやってみようとなると自信大喪失の自分がいました。
どこに何を配置して、どのくらいワイヤーフレームに従順するべき?
どこからどこまでがルールで、どのくらい自由にしていいの?
展開してみたけど、大学時代のプレゼンのスライドみたいじゃない?
などなど。
フォントの大きさ、マージン、色の使い方、配置のバランス等々…先輩方には数秒見るだけでわかるのか!と、自分の目指す姿はまだまだ届かぬ先にあると認識できたのは細かく見てフィードバックをいただけたからこそでした。
量をこなすことばかり考えて、目的を蔑ろにしていたということや、得た知識を活かすべきところで活かせてない、アウトプットをうまくできていないということに気づいたことで、自分の課題が見えた瞬間でもありました。頭をフル回転しデザイナーとしての観察力を鍛えて、ゆくゆくは一目で人の心を動かせるものを作りたいです。まだまだです。

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デザイナーの目について、いつか作ったプレゼンの一枚


スピードと良質なデザインと優しさを兼ね備えるプロ集団

どれだけ頑張ったとしてもカタツムリ速度が限界なインターン時代(今も奮闘中)、私の2倍3倍のスピードで2倍3倍の量のプロジェクトを掛け持ちしている先輩方を横で見てきました。インターンをすることの大きなメリットは、追いつきたい、追い越したいと思える目標の存在がすぐ近くでどんどん前に進んでいく姿を見られることや、
これからILY,で頑張っていったらどんな自分になっているだろう、自分にどんなことができるだろうと想像しやすくなったことだったと思っています。

自分たちの持つ仕事に加えてのインターン生のお世話は、きっと先輩方の忙しさに拍車をかけるものでしかなかっただろうな…と思いながらも、丁寧にタスクを振り分けてくれたり、細かい部分にまでフィードバックをくれたり、よく考えてデザインするトレーニングをさせてくれたりと本当に手取り足取りで、私も今しかできないことだからと甘えて色々助けていただきました。感謝と敬意しかありません。

スピードに追いつけないことに焦りを感じるからこそ、任せられたことを最後まで担当させてもらえるということに対しての達成感は大きかったし、その間に周りではどんなことが起きているかということを肌で感じながらの作業は様々な面での成長があったのではと思います。とにかくいつでも楽しかった。

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スピードアップを目指します


社長も先輩も混ざって一緒に過ごす時間が楽しいと思える会社って最高じゃないか

インターン初日からずっと感じていたことですが、ILY, の垣根のないコミュニケーションが生まれる雰囲気や色んな物事を共有する空間はすごいと思っています。一つの空間に異なる肩書きを持つメンバー全員が集まる温かい雰囲気のある不思議な会社で、本当に恵まれた環境だと感じています。早く還元したい。

先ほど少し書いた「Lab」もそうですが、一緒に「世界を良くするデザイン」について考えたり、私自身が興味を持っているエッセンスである「エシカル」や「作る責任」について考える機会をいただけたりと、目指したい自分がいる環境の中に自分の色が足されていくような感じが、「成長のスパイラルの中に私がいる」と認識できとてもワクワクしています。

昨年末の4.5th partyに参加した際、「エシカルでアーティスティックなデザイナーに私はなる!」と公言しておりました。道のりはまだまだ険しく遠く感じられる現状ですが、ILY, のメンバーになったからには周囲にアンテナを張りまくり、士気を上げて行かねば、と思っているところです。

同時に、いろいろな変化がある中で、先人の積み重ねがあって今を生きていると感じることが最近増えています。仕事も同じように、これまで先輩方が積み上げてきたものことを崩さず蓄積させていくためにも今ががんばりどきだなと感じています。

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4.5th party の際の一枚


最後に

長々と書かせていただきましたが、
出会ったのがILY,でよかった!
頑張って結果を残し、組織にとってもメンバーにとってもプラスになるような存在になりたいと思える会社の一員になれたことは、今の自分の中でとても大きなことだと思っています。
社員になったこの時期に書かせていただいたことで、初心をいつも忘れるなよ、と言い聞かせる備忘録になりそうです。
最後まで読んでくださった皆様にも、「こんな新人がILY,頑張ってるんだねえ」と認識していただければ幸いです。
読んでいただきありがとうございます!
今後とも、よろしくお願いいたします♡

Thank you, we love you.

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