【猫とRICOH GR1】~下手の横好き、自家現像に手を出す~
下手の横好き
【読み】
へたのよこずき
【意味】
・下手なのに、それが大好きで熱心なこと
・一生懸命熱心に取り組んでいるが、上手ではないこと
フィルム写真撮影の魅力は、それに関わる所作すべてが、
「儀式的」なところにあるのだと思います。
【儀式1】カメラのボディーを開け、フィルムを巻き付ける。
【儀式2】ファインダーを覗き、ヘリコイドの重さを感じながら焦点を合わせる。
【儀式3】シャッター羽根が閉まる感触、ミラーが閉じる衝撃の余韻、自分にとって極上の一瞬が撮れたことを祈る。
【儀式4】次の1枚の為に、巻き上げレバーに指を掛ける。次の1発の為に、拳銃の撃鉄を起こすかのように静かに、確実に。
【儀式5】こんな小さな精密機械に相応しくないアナログな収納式レバーでくるくると撮り終えたフィルムを巻き戻し、
取り出したパトローネは毎回どうしてこんなに手に収まりがよいのだろうと感動しつつ、撮り切った満足感に浸る。
RICOH GR1なんかはもうほぼオートだけれど、
昔のHasselBladなんてまさしく儀式。順番間違えたら壊れるし笑
まぁでも今まではそれだけでよかったのですが、、、
もう一つ、儀式を増やしてしまいました。
斜陽産業と呼ばれようが、テクノロジー弱者と呼ばれようが、フィルムカメラに触れている以上、避けては通りたくないとずっと抱えていたわだかまり。
私、モノクロ自家現像、はじめました。
出来栄えはさておき、
ひと儀式終え、リールタンクから取り出したときのあの瞬間。
透過したフィルムに猫たちが浮かび上がっていたときの感動。
(コストを抑えたかったのは内緒)
見出し写真のはなちゃんも自家現像です♪
現像方法は見ず知らずの通りすがりながら、参考とさせていただきました。TK_Photoさん、isasakaさん貴重な記事ありがとうございました
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noteを始めていなければ、ふと立ち止まることもなかった。
noteを始めるきっかけを作ってくれた、ルーシーに感謝かな。本人(猫)の写真を現像してあげれたら一番よかったけれど。
いつかは下手の横好きが、
「好きこそものの上手なれ」になれたらいい。
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