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ING CITYは10年でどう変わったのか?

こんにちは!note担当のCharです。前回のブログから約2週間が経過していますが、一定のペースで更新できるように努めてまいります!

ブログお引越し後の最新回では、改めてこのブログの目的について触れました。まだ読んでいない方はぜひ見てみてください。

弊社がカンボジアに進出してから10年が経とうとしています。海外進出のきっかけとなったのは、首都プノンペンのING CITY副都心プロジェクトでした。活気溢れる途上国での新たな挑戦に、不安と期待感がいっぱいでした。

カンボジアに行き始めた最初の頃は、雨が降れば停電、なんていうこともよくありました。インターネットの回線状況も整備されておらず、なかなかメールが送れない状況もたくさん経験してきました。

ときどきランドバンキングの視察ツアーも行っていましたが、初めてプノンペンを訪れる方の感想は大体「思っていたより発達している」となります。私が初めてプノンペンに行ったのは2017年でしたが、そのときですら、テレビで見ていたイメージと全然違っていました。

2012年の写真を見ると、ここに本当に街ができるのか?と疑うほどですが。

副都心プロジェクトの中心地付近(撮影2012.08)

こんなかんじの湿地帯や砂漠か?!と思えるような土地が見渡す限り広がっていました。奥には中心地が見えますが、プロジェクト対象用地付近は「未開発」でした。

奥に見えるのがプノンペンの中心地(撮影2013.03)

副都心プロジェクトのマスタープラン(こういうかんじになるよーという基本計画書)を見ていたので、どんなふうに街になっていくのかはイメージできていましたが、実際にその場所に行った方の話をきくと、実現までに「どのぐらいの期間がかかるんだろう?」と感じたそうです。

私が初めて行ったときには、副都心の中心地には60m道路(フン・セン通り)ができていて、街が創られていく様子を目の当たりにしたので、わくわくしました。

(撮影2017.05)

このときには、ランドバンキング第1期の土地の周辺にはメルセデスベンツのディーラーインターナショナルスクール(ISPP)などが建設されていて、かなり現実味がありました。(※リンクをクリックするとGoogle Mapに移動します)

2014年にはプノンペンの中心地にイオンモール1号店がオープンし、大きな盛り上がりを見せました。さらに、2018年にはセン・ソック市で2号店、今年の4月には3号店をING CITY内にオープンし、この2店舗も大きな反響を見せています。

過去の会員向けのレポートでも触れていますが、新興国におけるイオンの出店はいまや国の将来性を計る一つの経済指標ともいえます。当時、イオンモールの2号店が建設されたセン・ソック市には16万人以上が住んでいて、プノンペンのなかでも人口が多い地域でした。ここ数年間、たくさんの開発プロジェクトで急激的に発展し、イオンモールが新しくオープンすることが発表された数ヶ月後には、2号店付近の住居用開発プロジェクト(Borey New WorldとBorey Angkor Phnom Penh)のユニット価格が2倍ほどに膨れ上がったといいます。街並みが変わっていっただけではなく、居住者のライフスタイルや土地の価格にまで変化が見られました。

2018年の上半期のものですが、土地の価格はこちらでご確認いただけます。

そのことを考慮すると、まだ開発途中の副都心の3号店にも期待できるといえます。何もないときからその土地を見ているので、感慨深いですし、わくわく感もみなさんの10倍ぐらいはあります。笑

現在はこの写真のように、街ができつつあります。

第1期周辺(撮影2023.01)

上空から周辺をみると、このように住宅の建設が盛んに行われています。

第1期の東側上空(撮影2023.01)

現在、話題となっているのは2025年初頭の運用開始を目指すプノンペン新国際空港です。何度か建設の話が出ておりましたが、今回こそは本当です。笑

ING CITYを南下したところに建設中の新国際空港は、3期に分けて建設されていますが、第1期工事が2024年に完了するとの見通しだといいます。

数枚の写真だけでも、開発がどの程度進んでいるのかがわかると思いますが、何もない土地からここまで発展しているというのは、結構夢がありますよね。5つ星ホテルの進出など、カンボジアの将来性を感じられる情報もまだまだありますので、今後もプノンペンの開発状況について発信していきたいと思います!!

photo by Paul Szewczyk

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