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新国際空港はING CITYの向こう側

2018年2月に書いた記事『カンボジアに誕生する空港、無関係じゃないかも!』があるんですが、その後、この空港の計画が立ち消えになったとか、現地の人たちからは「出来ないことになった」とか聞いていて、そうか…新興国では空港の建設計画も倒れるのね。と、半ば諦めていたんです。      

なぜそんなふうに考えてしまうかというと…今は、ローズウッドホテルが入っているバタナックタワーも、私たちが初めてカンボジアに行き始めたときは 工事が頓挫している真っ最中だったんです。建物の外側というか、骨組みというか大枠はできているのに、窓ガラスが入る部分というのでしょうか、そこにガラスがなくて、布の様な物がパタパタしていた光景を私は今でも忘れられません。

それを目の当たりにしているもので、空港が頓挫したっておかしくないという発想でした。何度か、空港の話題が浮かんでは消えて、みたいな感じだったんですが、実はこのところ、『本当に空港ができるんだ!』と確信が持てる話題が増えてきたんです。      

空港の工事を中国系の3社が受注したとか、2023年の完成・運用を目指すものの、民間航空局の人が2024年か25年になることも視野と発言とか、できる方向での話が増えてきたんですよね!この空港、第2期FGIランドバンキングにとっては、恐らく無視できない存在になることでしょう。だって、空港の予定地は、プノンペンの市街地からING Cityを挟んだ向こう側ですから!   

Phnom Penh Postさんから画像を拝借

空港とプノンペン市街地の間に位置するのがING Cityですから、多くの人が行き交うことは、ほぼ間違いないですよね。日本でいえば、羽田空港から車で都心へ向かう人が、首都高速道路を通っていくのと同じ感覚でしょうか。   (プノンペンにはまだちゃんとした電車がないので、車やバイク、トゥクトゥクでの移動になるため道路が必要です。)

ということは、 多くの人がフン・セン通りを通っていくでしょうし、周辺の道路よりも新しく、車線も多いですから、その人たちを狙った施設だっていくつもできるはず。    

空港よりもイオン3号店の方が先に出来ると思いますが、オープン後、空港開業までの間はそれに携わる人たちをターゲットに、そして開業後は空港へ向かう人、空港からプノンペン方面に行く人を見越した戦略を立ててくることと思います。    

他にもショッピングモールが、いくつも立ち並ぶ予定なので、顧客獲得のためしのぎを削ることになるでしょうね。健全な競争が激化することは、国の成長にとって必要なことですから、おおいに湧いて欲しいものです!

いやはや!これは楽しみがまた一つ増えましたね!今年は、アジア欧州会合がプノンペンにて開催されるので、ING Cityにもこれからもまだまだ投資が増えてくることと思います。色んな嬉しい話題をお届けしていきたいと思います!!

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