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【映画評】 落下の解剖学


オチのつけ方素晴らしい。


法と倫理のせめぎあいだし、

結局のところ心一つじゃね?

という面では、

形骸化したお役所的お芝居に成り下がるリーガル。


リーサルウェポン息子のスイッチ。

は、じゃあどっちに傾いて、それはなぜ?

そしてその解釈は正しい?


そこら辺はオープンクロージングで観るものに委ねられてるけど、いやぁ、それはそっち選ばないのはナンセンス。


途中までほんとTwitterのクソリプ合戦で観てられなかったし、そんなクソリプの応酬になるともおもってなかっただけに、きづいたらもうほんとクソリプ。


ヒット作を出した小説家というところがまたミソであり、

言い分、解釈、懇切丁寧に提示され、懇切丁寧に振り分ける、という皮肉。


解剖学というからサイエンス的アプローチかと思ったら、どっちか言うたら精神世界の話で拍子抜け。


とはいえやっぱり、

オチのつけ方素晴らしい。

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