マガジンのカバー画像

哲学

17
運営しているクリエイター

#読書日記

『世界市民という観点からみた普遍史の理念』カント

はじめに:自然の与えし素質カントは、本論文にて、人の意志の自由の働きは、規則的に発展して…

『啓蒙とは何か』カント

はじめに:公的理性を発揮せよ本作は、カントが啓蒙の定義について述べた論文である。本論文で…

『永続革命論』トロツキー

はじめに:プロレタリアート主導の革命本日はトロツキーの著作を紹介する。トロツキーは本書に…

『ガザに地下鉄が走る日』岡真理

はじめに:女史の大好きなイスラエルとパレスチナ本日は、女史の大好きな、アラブ文学者の岡真…

『アラブ、祈りとしての文学』岡真理

はじめに:文学作品の存在意義とは今回も、女史の敬愛する、アラブ文学者岡真理さんの作品につ…

『自由からの逃走』エーリッヒ・フロム

はじめに:自由と孤独本日は、女史の反資本主義精神を育んだ張本人でもある、フロム先生の著作…

『愛するということ』エーリッヒ・フロム

注意:本著は素晴らしい作品だ。しかし、本著は1956年に出版された本で、当時の差別的な社会の価値観が反映されている部分がある。 具体的には、父親に関する話や、LGBTQに関する話である。女史は、このような差別的価値観に賛同できない上に、皆にも傷ついて欲しくないため、これらに関する説明は、note上ではしないこととした。 はじめに:愛する=技術今回も、女史の好きなフロムの著作を記す。これは、題名だけ見れば甘い香りのする本だが、実は我々の社会に潜む歪みを痛烈に分析している。

『武士道』新渡戸稲造

はじめに:古来の日本人の哲学武士道とは、日本人なら誰しも聞き覚えがある言葉だ。武士に始ま…

『エルサレムのアイヒマン』ハンナ・アーレント

注意:女史は、ナチズム、アイヒマン及びその他関与人物を一切擁護しない。本記事内で、アイヒ…

『自由論』ミル

はじめに:個人の自由と社会の制限ミルは、個人の自由と、社会における自由への制限について本…

『人間不平等起源論』ルソー

はじめに:不平等の起源は人間自身今回は、女史の最も敬愛するルソーの著作を紹介する。ルソー…

『人はなぜ戦争をするのか』フロイト

はじめに:エロスが戦争を止める女史は、実はフロイトが好きである。フロイトは、現代科学では…

『帝国主義論』レーニン

はじめに:資本主義の発展段階としての帝国主義本日は、レーニンの著書、帝国主義論についての…