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小説

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2020年5月の記事一覧

『イコン』フレデリック・フォーサイス

はじめに:屈指のスパイ小説本書はソ連崩壊後のロシアを描いたスパイ小説である。 実際にスパ…

『青い眼がほしい』トニ・モリソン

はじめに:貧しい黒人の少女今回は、女史が好きな本小説を紹介する。 これは、貧しい黒人の少…

『キャッチ22』ジョーゼフ・ヘラー

はじめに:重いがシニカルな戦争小説キャッチ22は、英語でも日常用語として使われるようになる…

『レベッカ』ダフニ・デュ・モーリエ

はじめに:甘いマスクを被ったサスペンス小説本日も小説を紹介したい。デュ・モーリエ著のレベ…

『愛の渇き』三島由紀夫

はじめに:人間の欲望本日は、女史が最も尊敬する小説家の一人、三島由紀夫の愛の渇きについて…

『モリー先生との火曜日』ミッチ・アルボム

はじめに:生きるとは何か本作は、実話である。ALSに侵され、余命宣告を受けた大学教授モリ―…

『人間失格』太宰治

はじめに:恥の多い生涯恥の多い生涯を送って来ました。 この一文から始まる本著を読んだことのある人は多くいるだろう。ほとんどの読者の方が、優秀だった子供が、堕落した大人になるまでの鬱っぽい物語であるという理解をしていると思う。 間違いございません。 ただ、女史はあえて別の観点からこの物語を推察したい。女史は結果的に、堕落の何が悪いのか、分からなくなってしまったのである。 異郷から来た女史が何者か知りたい人はこれを読んでくれ。 そして、女史のnoteをどう読むか、こちら

『レター教室』三島由紀夫

はじめに:異色の三島作品今回は、三島由紀夫の中でも非常に異色の作品を紹介する。題名の通り…

『斜陽』太宰治

はじめに:現代にも通ずるセオリー本作は、戦後没落していく貴族の家族を描いた作品である。戦…

『アウシュヴィッツの図書係』アントニオ・G・イトゥルベ

はじめに:絶望の中の楽しみご存じかもしれないが、女史はイスラエルとユダヤ人に多大な興味関…

『青の時代』三島由紀夫

はじめに:実在した高利貸し今回は、女史の敬愛する三島由紀夫の、『青青の時代』を紹介する。…