見出し画像

【検証】伝え方を意識すると、noteのスキを増やすこともできるのか。

僕は伝えることがとてもへたくそです。
「結論から述べよ」「簡潔にせよ」とわかっているつもりでも、なんだか上手くいかないです。

そこで上司に薦められたのが、佐々木 圭一さんの『伝え方が9割』という本でした。

単純な僕は読了後感化されてしまい、早速noteを使って内容をまとめつつ、試してみることにしました。

これを読めば、あなたも「伝える力」が伸びること間違いなしです。
(あと、この記事にスキしたくなること間違いなしです。)

1-0.「ノー」を「イエス」に変える技術

本書によると、人は1日に平均で22回の頼み事をしています。
本章では、その中でも特に「イエス」が欲しい場面で「イエス」をもらいやすくするための伝え方が書かれていました。

この記事で言えば、「本記事にスキしてください」という頼みごとに対し、読んでいるあなたに「イエス」をもらうための伝え方。といったところですね。

1-1.「イエス」に変える3つのステップ

1-1-1.自分の頭の中をそのままコトバにしない

初っ端からでました。やりがちです。
ストレートなコトバの方が伝わりやすい場合もありますが、冷静になって読み返してみると、何も伝わらない依頼や質問。やってしまいます。

まずはこれを辞めましょう。

1-1-2.相手の頭の中を想像する

伝えたい相手が普段何を考え、どういう意見を持っている人なのか。お願いをしたときに相手がどう考えるかを想像する必要があります。

この記事を読んでいるあなたの頭の中は、どうなっているのでしょうか。
わざわざ読書感想文を読んでいるということは、きっと本がお好きですよね。(ちがったらごめんなさい)

1-1-3.相手のメリットと一致するお願いをつくる

こちらのお願いを聞いてもらうだけなのか。相手にとってもメリットのある提案になるのか。それを変えるだけで「イエス」の確率がぐっと上がります。

本が好きで、noteのスキを増やしたいと思っているあなたにとってのメリットは、「面白い本に出会える。noteのスキを増やすためのハウツーが得られる。」でしょうか。

1-2.「イエス」に変える7つの切り口

本節では、「1-1-2.相手の頭の中を想像する」の質を更に上げるための7つの方法が書かれていました。

1-2-1.相手の好きなこと

イタリアンが好きな相手を食事に誘うとき、ただ「食事してください」と伝えるより、「旨いイタリアンのお店があるんだけど、行かない?」と伝えましょう。

「相手の好きなこと」から作ることにより、ただの一方的なお願いが相手のメリットに早変わりしちゃいます。

1-2-2.嫌いなこと回避

芝生が踏まれないような注意書きをするとき、ただ「芝生に入らないで」と伝えるより、「芝生に入ると、農薬の臭いがつきます」と伝えましょう。

「相手の嫌いなこと」から作ることにより、ただの一方的なお願いが相手のデメリット回避に早変わりしちゃいます。

1-2-3.選択の自由

「1-2-1.相手の好きなこと」の応用です。

イタリアンが好きな相手を食事に誘うとき、ただ「食事してください」と伝えてしまうと、相手は「決断」を迫られるため回答に慎重になってしまいます。
そこで、「旨いイタリアンのお店と、おしゃれなイタリアンのお店、どっちがいい?」と伝えてみると、相手は「比較」することができるため、気軽に回答することができるようになります。

1-2-4.認められたい欲

残業になってしまうが資料作成をしてもらいたいとき、ただ「残業お願いできる?」と伝えるより、「君の企画書が刺さるんだよ。お願いできない?」と伝えましょう。

人間のDNAには「認められたい欲」が組み込まれており、それを満たすことができるなら、ちょっとくらい面倒でもやろう。と考えてしまいます。

1-2-5.あなた限定

誰も行きたくない自治会のミーティングに来てほしいとき、ただ「来てください」と伝えるより、「◯◯さんだけには来てほしいんです」と伝えましょう。

相手が「寂しがりや」「自分が好き」といった場合、効果が発揮されます。
相手の名前を使い、心を満たしてあげることで相手のメリットに早変わりしちゃいます。

1-2-6.チームワーク化

子供に勉強してほしいとき、ただ「勉強しなさい」と伝えるより、「一緒に勉強しよう」と伝えましょう。

お願いに対して相手が「面倒」「やる意味がない」と思っているときに効果が発揮されます。なぜなら、人間はコミュニティを大切にし、集団行動する動物だからです。

1-2-7.感謝

落としにくい領収書を落としてほしいとき、ただ「領収書を落としてください」と伝えるより、「いつもありがとうございます。領収書お願いできますか」と伝えましょう。

これは、最終手段にして最大の方法です。感謝は常に忘れず伝えましょう。

1-実践

[前提]
・僕の頭の中:「本記事にスキしてください」
・相手の頭の中:本が好き。noteのスキを増やしたい
・相手のメリット:面白い本に出会える。

僕のnoteをご覧いただきありがとうございます。(1-2-7.感謝)

もしよろしければ、今後も面白い本の読書感想文を投稿していくために、この記事にスキをつけてくれませんか?(1-2-1.相手の好きなこと)

読書が好きなあなたからのスキほど投稿の励みになるものは有りません。ぜひよろしくおねがいします!(1-2-4.認められたい欲 / 1-2-5.あなた限定)

一緒に「#読書感想文」を盛り上げていきましょう!(1-2-6.チームワーク化)

2-0.「強いコトバ」をつくる5つの技術

世の中に存在して目にすることのできる情報量は、ここ10年で530倍にもなったそうです。
これにより、個性のない普通のコトバはなかったものとして扱われてしまいます。

そこで本章では、膨大な情報量の中でひときわ輝く「強いコトバ」を生み出すための5つの技術が書かれていました。

2-1.サプライズ法

伝えるコトバに、驚きワードを作る方法です。
人はサプライズに弱く、つい注目をしてしまいます。

例えば、語尾に「!」をつけるだけで文章にインパクトを与えることができます。

2-2.ギャップ法

伝えるコトバにギャップをもたせ、本当に伝えたいことを強調する方法です。

「事件は現場で起きているんだ!」と伝えるより、「事件が現場で起きているんじゃない!現場で起きているんだ!」と伝えたほうが、より強調したコトバとして伝えることができます。

2-3.赤裸裸法

伝えるコトバに体温を感じさせ、詩人のような表現を作り出すことができる方法です。

普段意識していない、身体の反応を赤裸裸にコトバにすることにより作り出すことができます。
ただ「お腹がすいた」と伝えるより、「お腹がぐっと締め付けられる。お腹がすいた」と伝えたほうが、より強調したコトバとして伝えることができます。

2-4.リピート法

伝えるコトバを繰り返すことにより、聞き手の記憶にすりこむ方法です。

特に歌詞に多く、ただ「さいた、チューリップの花が」と伝えるより、「さいた、さいた、チューリップの花が」と伝えたほうが、より強調したコトバとして相手の記憶にすりこむことができます。

2-5.クライマックス法

20分と言われている人の集中力を呼び戻し、相手にもう一度食いつかせる方法です。

「これだけは覚えてほしいのですが〜」「一言だけ付け加えますと〜」といった表現がこれに当たります。
これの方法を使用するためには、いきなり伝えたい話をせずに、上記のようなコトバを用いてから伝えたい話をする必要があります。

2-実践

ここまでお読み頂きありがとうございました。
もしこの記事がいいなと思ったら、スキをいただけると心が震えるほど嬉しいです。(2-3.赤裸裸法)

スキの数だけで一喜一憂したくありませんが、それでもスキがほしいのです。(2-2.ギャップ法)

ぜひあなたからのスキを、スキを下さい!(2-1.サプライズ法 / 2-4.リピート法)

終わりに/感想

ここまで読んでくださった皆さん。ありがとうございました。

「スキ」を押す気持ちになったでしょうか。
もしなっていなかったとしたら、それは本のせいではなく僕がまだ伝える力を身につけられていないということです。

手っ取り早く伝える力をつけたいと思った方は、ぜひ本書をお読みください。

最後に、これだけはぜひお願いいたします。
この記事に、「スキ」をください!(2-5.クライマックス法)

この記事が参加している募集

#読書感想文

192,370件

#最近の学び

182,321件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?