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育休開けのキャリア不安をウルトラポジティブに言い換えてみた

約8か月間の育休がおわり、子育てという未経験プロジェクトを24時間体制で走らせながら働く日々がはじまってもうすぐ1か月。ガラリとかわった生活リズム、早すぎる終業時刻、開いていく周囲との差。
ただモヤモヤしていてもしかたないので、現在進行形で直面している育休開けのキャリア不安を、できるかぎりポジティブに変換して吹き飛ばしてみたいと思います。

不安1:「以前よりも短い時間でどうやって成果を残していけるのか」

育休復帰後は時短勤務になり、働ける時間が減りました。あっという間に退勤時刻をむかえてしまい、引き受けられる仕事も限られます。

👆「生産性爆上がりのチャンス。時短だからこそ鍛えられる力がある。」

なにをすればチームやお客さんに喜んでもらえるのか。どの課題を解決すれば大きなインパクトを残せるのか。
時間の制約が厳しくなれば、これらの問いにいままで以上に向き合うことになるでしょう。
「時間をかける」というカードが使えなくなってはじめて気づくことも多いはず。
じぶんの価値をどう発揮するのかをこんなにも考えさせられるのは、今だからこそできる経験。過去のじぶんとは比べものにならないくらいの生産性を身に着けられるかもしれません。

不安2:「周囲とのつながりや信頼関係が薄れてしまうのでは」

時短勤務で参加が限られる交流イベントや勉強会、減ってしまった雑談の機会。ただでさえ長期間の不在で存在感が薄くなってしまったのに、周囲とのコミュニケーションの減少によって、いままで築いてきたつながりや信頼関係までも薄れてしまうのではないかと不安です。

👆「あらためて関係構築するチャンス。『久しぶり』を口実に距離を縮められるなんてラッキー」

存在感が薄まっているということは、思い切って接し方を変えてみても違和感を感じられにくい可能性が高いです。
いろんな人にとって「久しぶり」な存在になっているいまこそ、関係構築を仕切りなおすチャンス。
改めて関係を築きたい人、じつは仲良くなりたかった人、もっと頼らせてもらいたい人。ランチに誘ってみたり、チャットの投稿に積極的にリアクションをしてみたり、今までなかなかきっかけがなかった人にもアクションをとりやすいのでは。

コミュニケーションの総量もだいじだけれど、ひとりひとりと濃密にかかわることを学べるのもラッキーですね。

不安3:「自己学習の時間をとれず、周囲の成長スピードや環境変化についていけなくなるのでは」

朝起きて家を出るまでは時間との戦いだし、帰宅後は消耗した体力との戦い。学びたい気持ちはあれど、思うように時間をつくれずひたすらモヤモヤしています。

👆「『経験から学ぶ』を鍛えれば、一生もののスキルにできる。

業務外で学ぶ時間をどう作るかは大事です。でも、できないときはできない。
だったら、業務から学べばいい。
「人の成長につながる学びの7割は経験から」という法則もありますし、「経験学習」をつきつめたら、むしろいままでよりも業務を通じた学びが増えるかもしれません。
しかも、経験から学ぶ力はこの先どんなキャリアになっても、絶対に役立つ一生もののスキル。

できないことばかりに目を向けず、今ある機会をフル活用していけばいいのでは。

不安4:「これといった強みもないのに、この先やっていけるのだろうか」

いままでは馬力で勝負ができたこともあり、尖った強みがなくてもそれなりにバリューが発揮できたこともありました。
育児と仕事のバランスに悩むいま、当面は仕事にエネルギーを全振りできそうになく、強みを伸ばすのも時間がかかりそう。この先じぶんは何を売りにしていけばいいのか、わからなくなりました。

👆「コアスキルを見直すよい機会。強みがわからないなら、むしろいま気づけて良かった!」

日々の業務に追われていると、それだけで時間が過ぎていってしまうもの「じぶんは何で勝負していくのか」を立ち止まって考えていること自体が、自分の強みをつくる小さな一歩といえるのでは。

これといった強みがないのなら、いまからつくっていけばいい。これからの人生で一番若いのは今。気づけてよかった!

「ピンチはチャンス」の「チャンス」は待っててもやってこない

半分はこじつけでしたが、「何かしらnoteを書く!」という目的のため、「絶対にポジティブな側面があるはず!」と信じて読み換えてみました。
「ピンチはチャンス」とよくいいますが、「ピンチ」から「チャンス」を見つけられる人は、こんな思考をしているのかもしれない…というのがこの記事を書いてみての発見です。

お読みいただきありがとうございました!

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