ペルーでのご飯
任地266日目。火曜日。
今日は1日オフィスにいました。暑くて暑くて、この中で集中してやるのは本当にしんどいなとつくづく思います。
ドライマンゴーについて調べたりワークショップを考えたりしていました。
夕方は返ってスタジアムまで行き、ランニングを。大体日本人が走っていると目立って子供たちが話しかけてくるので、ランニングそっちのけで質問に答えていました。
今日のnoteはペルーでのご飯の話。青年海外協力隊はどんなものを食べているのでしょうね。
朝食
2択です。
朝「ぱーーーーーーーーーーーーーーーーーああん」と叫んでパンを売りに来るおっちゃんから買うか
役場近くのご飯屋さんにて食べるか。
前者の場合、部屋で紅茶を入れてパンをひたすらかじります。キッチンはないのでパンにお供するようなものもありません。ちょっと寂しいです。パンは1ソル(33円)で十分お腹いっぱいになる量です。
後者の場合、サンドイッチ2つとキヌアの飲み物を頼みます。サンドイッチは、目玉焼き、チーズ、ウインナー、アボガド、オムレツ、牛肉、鶏肉から選べます。私はいつもチーズとアボカドです。キヌアの飲み物はリンゴジュースで味がついていてとてもおいしい。全部で4.5ソレス(150円)。
週に4回はこの朝食を食べていますがおいしくて気に入っています。サンドイッチというと日本のコンビニに売っているのを想像しがちですが、私が毎日食べているのはパンでその具材を挟んだものです。いろんな野菜は入っていません。
昼食
配属先の近くのレストランで食べます。
しかし配属先近くにはあまりお気に入りのレストランはなく、いつも朝食を食べているレストランで食べます。
ペルーや中南米は「メニュー」と呼ばれる日替わりランチが用意されていて、エントラーダ(前菜)、セグンド(主食)の2つのセットになっています。だいたい7ソレス(230円)か8ソレス(260円)くらいです。
日替わりランチのはずなのですが、毎日同じメ
ニューを出すところもあります。正直同じものを毎日は本当にきつい。。一時期そのレストランしかやっていなくて2週間ほぼ毎日鶏肉のフライを食べ続けました。
栄養バランスも悪いし、そういうところはこの町の生きづらさを感じます。
レストランでおいしい料理が出されないのは、みんなお家でお昼を食べるからです。外で食べる人はこの町では少数派。家でもっとヘルシーに作られた料理をみんな食べます。羨ましい。
沢山の油と塩と砂糖の使った昼食。お昼の時間はあまり好きになれません。
夕食
ホストファミリーと食べるか一人で食べるかがほとんどです。
最近はホストファミリーが夕食を作らない期間なので(子供たちの学校がなく、みんな起きるのが遅いため昼食の時間が遅くなり夕食をつくらないらしい)、最近はずっと一人で夕食を食べています。
しかしながら今年の目標は「ぼっち飯からの卒業」と一つ入れているのでできるだけ誰かを捕まえて楽しい夕食をとろうと目論んでいます。
1人で食べるときは、昼食をたくさん食べた日は家で適当なフルーツ(ほぼマンゴー)を食べて終わり。昼食を控えめにしたりおなかが空いた夜は外にでてレストランに向かいます。
ホストファミリーに夕食を頼んだ場合は5ソレス(170円)。外に出てレストランに入った場合は5~12ソレス(170円~400円)。フルーツで済ませた日は1~2ソレス(33円~66円)くらいです。
美食の国ペルーといえども…
ペルーと言ったら美食の国。最近では美食家がペルー料理をとても高く評価していて、世界的にも注目が集まっています。
先住民文化、アメリカやヨーロッパの文化、アジアの文化、南米の文化、そしてペルー国内の海側、山側、熱帯雨林側でも文化や食べ物が違っていて、
そういうのがいろいろミックスされて出来上がったのがペルー料理。本当に多様な種類があっておいしいです。
一方で海の幸、一方で山の幸、たくさんのフルーツ、じゃがいも原産国ペルー。
リマにも州都にも様々な料理を楽しめるお店があったりします。さすが美食の国ペルー。ポテンシャルがありますね。
ところがどっこい、、、
私の任地ではこの美食を楽しめるような場所はほとんどありません。
朝も昼も夜も、栄養バランスがとられていない食事をとって、世界的に有名なペルー料理を満喫するようなお店はなかなかありません。
それは協力隊員の現実としては理解できるのですが、美食の国としての感想を聞かれると、いまいち答えられない。
ということでみたとおり野菜の少ない1日の食事でした。
書いていて、やはりもっと気を付けたいことのある生活だったので、みなおして栄養バランスなども考えて摂取していこうと思います。
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