見出し画像

苦手な分野を抱えている10代20代のみなさんがいらっしゃったらお伝え申し上げたい(『安住紳一郎の日曜天国』)

このところ、『安住紳一郎の日曜天国』というラジオ番組を、YouTubeでむさぼるように聴いています。

家事をしながら、
編み物をしながら、
五十肩のリハビリストレッチをしながら、
ボーっとしながら、
YouTubeにアップされている2022年の放送から順番に聴いています。
一昨日、谷村新司さんがゲストの回に遭遇し、泣きました😢

ワイヤレスイヤホンをつけて、
ひとりで笑ったり泣いたりしているので
客観的にみると気持ち悪いかもしれません。


今朝は、昨日(11月10日)放送分を聴いたのですが、途中の安住さんのお話しにとても共感し、気持ちが軽くなりました。

「小学生の頃、走るのがとても苦手で、一生懸命走っているのにふざけていると思われた」というリスナーさんの投稿を受けて、安住さんはこんな話しをしたのでした。

他の人に比べて圧倒的にできないっていうこと、ありますよね。
私は絵がすごく苦手で、自分でも絶望するくらいなんです。
まわりの人から「ふざけているでしょ」と思われることもよくありました。

いろいろ苦手な分野を抱えている10代、20代のみなさんがいたらお伝え申し上げたい!
他の人とは違うっていう部分、40代、50代になったらバカ受けするから!

芸は身を助ける!

詳しくは安住さんの軽妙な話芸でお聴きください。
(放送の27分25秒~33分くらいの部分です)

ちなみに番組後半のゲストは清水ミチコさん。

安住さんは人並み外れた天才的な「言語能力」をお持ちですが、「絵を描くこと」に関しては、人並み外れて苦手なのでしょうね。


「芸は身を助ける」ということばで締められたのもシャレが効いています。

圧倒的に苦手なこと(弱点)も、年齢を重ねて「笑い」に変えることができれば「身を助ける」ということですよね。

確かにその通りです。

私の、小さい頃からの人並外れた弱点は3つありますが、確かにそれが役に立つことがあります。

1 絵がヘタ

安住さん同様、絵が描けません。

小学校のとき、図工で「自画像」を描く課題があり、鏡を見ながら一生懸命描いていました。見回りに来られた先生は一言「お前、ここまで汚い顔はしてないよ」

そんな風だったのに、国語の新米教師時代、「短歌」の授業で黒板に鳥の絵を描く機会がありました。
当然、誰も鳥とはわかってくれず、大爆笑。

中堅教師ぐらいになると、私は自分で下手な絵を描いた後、生徒さんに頼んで上手な絵を描いてもらうようになりました。
教室はかえって和やかな雰囲気になり、活気も出たような気がします。

2 お腹が弱い

若い頃からすぐにお腹を下すタチです。『虎に翼』の優三さんのようです。

幼稚園のとき、プールの更衣室でお漏らししました。(大)

小学生のとき、遠足中にお腹が痛くなって駅のトイレに籠り、全員をホームで待機させてしまいました。

大学共通一次試験(現共通テスト)の最中にもトイレに行きました。(「生物」の時間中でした)
トイレ後の解答が0点になったのかどうか、今でも気になっています。

実は、梅田でおもらししたことあります(秘密です)。

3 方向音痴

建物から出るとき、必ず行くべき方向と反対方向に歩きだしてしまいます。
フェイントをかけて思っているのと逆の方向に歩いても、反対でした。

大事な試験のときに一番心配なのは、試験内容よりも「会場に行けるかどうか」でした。

大学生のとき、アルバイト先にたどり着けずに帰宅したことが2回あります。

転勤先の学校に初出勤したとき、駅から反対側に歩いてしまい、駅から徒歩7分のはずなのに30分かかりました。(その日までに2回下見済み)

87歳の父を病院に連れていったとき、診察が終わって待合室に戻るドアを間違えそうになり、父に「違う、違う、こっちや」と連れていかれました。

方向音痴ネタには事欠きません。
ここまでひどいとウケます。


若い頃は死ぬほど嫌だった自分の弱点も、今となっては話のネタ。
これからも加齢による弱点は増えていくと思われますが、全部ネタにしようと思います。






この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?