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木製スマホケース「空中建築」のデザインについて。紙に描くこと、木に彫刻することの違い。

こんにちは、スマホケースショップKinoeです。
桜の木を使用した木製スマホケースにレーザー彫刻したものをCreemaで販売しています。
今回は「図面シリーズ/空中建築」のデザインについてお話しします。

【図面シリーズ/空中建築の原画】
私は工場などのネジの形や鉄の錆びた色合いに興味があったので、建築の図面にも興味がありました。建築の知識も資格も何もありませんが、真っ直で狂いのないディティールに魅了され、定規とペンでひたすら図面風の絵を描きました。

設計士の人がひく図面とは全く違うものですが、建物の基本である垂直水平に図面をひくことを意識して描きました。
定規と赤と黒のペンを使い、実際にある街並みのように電柱や鉄塔を真っ直ぐひくことを意識しながら人々が生活する様子を模様で描いています。
下部の方は「宙に浮く」無重力を意識しながら、軽くなるように底は三角に尖らせ隙間を作るように描きました。

Instagramに投稿した「空中建築」の原画

実在しそうで実在しないとこに夢がある
人が地に足をつけて歩くには、垂直水平に道や建物が建っていることが大前提にあリます。
そのリアルさと、大きな建物が宙に浮くはずがないファンタジーの世界が絡みあってできた空想の建築物です。
でも、飛行機が空を飛ぶことができたように、いつしかこの「空中建築」もリアルの世界で宙に浮いているのかも…。なんて思たりするとロマンを感じたりもします。

同じデザインでも手法・素材で伝わり方が変わる
そんな小さな空想の世界を、一緒に持ち歩けることができたらと思いスマホケースにレーザー彫刻しました。
紙に描いた原画はコンクリートや鉄のイメージだけど、スマホケースの桜の木から伝わる温かみは、木造の「空中建築」の仕上がりになりました。
鉄筋の空中建築と、木造の空中建築、どちらがお好みですか?

【スマホケースショップ Kinoe】
2022年4月に「スマホケースショップ Kinoe」をCreemaで販売開始。
Instagramに毎日絵「伊吹の一日一絵」をUPしており、そのデザインをベニヤ板にレーザー彫刻したことを気っけかけに、木製スマホケースにレーザー彫刻をし販売を開始。
Kinoeのデザインの原画となる「伊吹の一日一絵」をInstagramで公開中です。

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