Ibuki/ドローイングアーティスト/空中建築/スマホケース「Kinoe」

Ibukiです。 ■ドローイングアーティスト 空中建築構想中/Aerial Arch…

Ibuki/ドローイングアーティスト/空中建築/スマホケース「Kinoe」

Ibukiです。 ■ドローイングアーティスト 空中建築構想中/Aerial Architecture 【スマホケースショップ Kinoe】 「さわって気持ちいいオシャレな木製スマホケース」をCreemaで販売中

最近の記事

スマホケースショップ「Kinoe」を運営しております。 レーザーカッターを使い彫刻しています。 新しい新作が登場しました! 【一点限定】 胡桃の木ケース iPhone11 「飛行船」デザイン https://www.creema.jp/item/18264252/detail

    • 線から面へ、そして立体へ

      「点と点を繋げば線になり、線と線を繋げば面になる」 このフレーズは、人と人が出会う時の表現に使われたり、考え方が繋がった時に使われることが多い言葉だと思います。 私の場合、言葉の通りに線を引いて絵を描いています。 写真のように、線を引いて面にした絵のことを私は「設計図のような絵画」と呼んでいます。 なぜ設計図なのかー 設計図は「デザイン」の意味があります。 私にとって線を引いて描いた絵は「図案」になります。 考えてることの洗い出しだったり、構想を練るものだったり、ここ

      • 京都 龍岸寺「ドローン仏様」参拝

        京都にある龍岸寺で「ドローンで仏様が飛んでいる。」 と聞いて、「どういうこと!?」と思い予約して参拝してきました。 実際に見て感じたドローン仏様は小さくともとても優しく寄り添っていただけるような仏様でした。 今いらっしゃるのは6体の仏様。一体一体、楽器を持ってらっしゃいます。 ご住職は「仏様は宙に浮きたかったのではないか」とお話していただきました。掛け軸にも仏様が雲の上に乗り浮いていたり、空から降りてくるような構図が多いです。高い位置に仏様がいらっしゃるのも「浮きたかった

        • 陰は口ほどに物語る

          大地が砂になり 宙に都市を作った 昼の陽と夜の灯りは 砂の大地に陰を映す 昼の陰は謙虚だ 白日の元に晒された都市は 輪郭がハッキリ映り 陰の存在が薄くなる しかし夜の陰は脅威に変わる 都市を覆い 存在をあらわにする 薄暗の中に浮かぶ都市は 細部が隠れ 見えない部分が増えていく 闇に恐れるかと思いきや 次第に見えないものを見たくなり 想像を掻き立てる 大地に映る陰を眺めながら 宙の生活も悪くはないが 大地に住んでいたあの日を思い出す 懐かしい思い出が 陰により無

        スマホケースショップ「Kinoe」を運営しております。 レーザーカッターを使い彫刻しています。 新しい新作が登場しました! 【一点限定】 胡桃の木ケース iPhone11 「飛行船」デザイン https://www.creema.jp/item/18264252/detail

          私が考えていることを聞いてほしい

          今年で40になりました。 もう40か。という感覚と、ようやく40かぁという二重の感情が入り混じっています。そんな節目に、ずっと続けてきた「描く」ことに対して思うことがあったので記事にしました。 小さい時から紙と鉛筆を渡しておけば一人で黙々と絵を描いている大人しい子だった私は、一人遊びが好きだったのでままごとや人形遊びなど、集団の遊びは避けてきてました(孤独すぎる笑) 口数も少なくそれに加え協調性もあまりなく、ブロック遊びや一人砂遊び一人木登りをしたりと、このままでは友達がで

          8月2日-4日「空中建築展 陰は口ほどに物語る」内で撮影したゆらゆらと10分間揺れている映像です。静止画じゃないですよ。ちゃんとゆーっくり動いています。 https://youtu.be/obZZVSkMCn8?si=2mM1p2WSqaEgXF_F

          8月2日-4日「空中建築展 陰は口ほどに物語る」内で撮影したゆらゆらと10分間揺れている映像です。静止画じゃないですよ。ちゃんとゆーっくり動いています。 https://youtu.be/obZZVSkMCn8?si=2mM1p2WSqaEgXF_F

          空中建築展「陰は口ほどに物語る」-終了しました

          2024.8.2(fri)-4(sun) 空中建築展「陰は口ほどに物語る」 北加賀屋にある千鳥文化での三日間の展示が無事に終了しました。 短い期間にも関わらず、たくさんの方にお越しいただきとても実りのある展示となりました。 千鳥文化ホールの大きな特徴である高い天井と白く大きな壁をふんだんに使いたく「陰」をテーマと決めました。陰については作品に大きな影響を与えることを知っていたものの、作品を通して陰について考えることは初めてでした。 テーマを陰に決めてから、この場所での昼の

          空中建築展「陰は口ほどに物語る」-終了しました

          8月2日〜4日 大阪・北加賀屋「千鳥文化」で空中建築展を開催します

          陰は口ほどに物語る 北加賀屋にある築60年の文化住宅を改修した「千鳥文化」にて空中建築展を開催します。 テーマは「陰」 空中建築は陰があることで成立する造形作品です。 会期時間中の昼、夕、夜と、陽の動きに合わせ空中建築の陰がどうでるのか、そして灯を点けた時の陰がどう出るのかを、見た人の視点から映る世界を知りたく開催することにしました。 作品というものは作者の考えを形にしたものであり、かならずそこには「意図」があります。 その意図を伝えるべく「作品」という形にするのです

          8月2日〜4日 大阪・北加賀屋「千鳥文化」で空中建築展を開催します

          SPACE DEPARTMENT×空中建築

          5月23日 奈良にある築90年の農家を改装したクリエイティブ・ハブスペースにて空中建築の撮影をしました。この古民家はオーナーであるオーストラリア出身の建築士でもありアーティストのEugene solerさんがご自身で改装された趣のある場所です。 ここでは国内外のアーティスト、建築家、クリエイティブ業界の人々をサポートするアーティスト・イン・レジデンス専用施設。実際にお伺いした際にもアメリカからのアーティストが来日されており国際的な場所での撮影日和となりました。 元牛舎、居間

          FAB MEET UP vol.68 ※その後の感想です

          [Fab Meetup Kyoto vol.68] 『線から面へ、そして立体になった【空中建築】そこから見えてきたコト』 5月24日、FabCafeKyotoにて初めての登壇でした。 今回、FabCafeにて制作した空中建築についてお話させていただきました。 実物を持って行きたかったのですが、デカすぎなのでミニミニ模型サイズを持って行きました。 [お話の流れ] ・空中建築ができたきっかけ ・どうやって作った ・今後どうしたい こんなお品書きで10分の登壇時間を超えながら

          【告知】Fab Meetup Kyoto vol.68

          5月24日(金)FabCafe Kyoto にて初の登壇をさせていただきます。 『線から面へ、そして立体になった【空中建築】そこから見えてきたコト』 FabCafeのカフェスペースの隅を借りてできた「空中建築」。 高さ160cmある作品がどのようにできたのか。3ヶ月の制作期間で見えたこと。立体造形だから展開できたこと。 10分間お話させていただきますのでぜひご参加ください。 ■Fab Meetup Kyoto vol.68 □2024.5.24(金)19:00-21:00

          スマホケースショップKinoe 2周年を迎えました

          ハンドメイドECサイトCreemaでの販売を2022年4月18日から開始し今年で2周年を迎えることができました。おかげ様で80名のフォロワー様から支持をいただき、購入件数が60件を超えました。 Kinoeの特徴は木製のスマホケースを使用していること。桜の木と胡桃の木と2種類ご用意しております。 Kinoeの名前の由来は木製のスマホケースにレーザーカッターでデザインを加工するため「木の絵」から命名しました。 レーザーカッターは彫りの深さを調整でき仕上がりには濃淡ができます。そ

          桜の木のスマホケースです。 オオカミデザイン iPhoneSE3/SE2/8/7/6_専用 https://www.creema.jp/item/17565112/detail

          桜の木のスマホケースです。 オオカミデザイン iPhoneSE3/SE2/8/7/6_専用 https://www.creema.jp/item/17565112/detail

          陰は口ほどに物語る

          闇を恐れ火を起こし 薄明かりの陰を楽しむ 「火」から「灯」へ 夜の楽しみは陰との対話 本体が陰 陰が本体 回転 陰だけで成立 陰は口ほどに物語る 陰が怖いと感じるのは何故だろうか。 陰翳が美しいと感じるのは何故だろうか。 薄明かりの中にいると気持ちが安らぐのは何故だろうか。 恐ろしくもなり、安らぎにもなり、時には本体すらも乗っ取ってしまいそうになる脅威のその陰を、私たちの先祖は遥か昔から陰との共存を図っていた。 人が「灯」を手にしたその時から、陰は私たちとの間に「

          陰を楽しむ

          ◾️空中建築とは 高さ160cmほどある「住」をテーマとした立体作品です。展示する空間によって作品がどう見えるのか、多種多様な場所を通して新しい「見え方」発見をしていきます。 ◾️天井の高い木造の家での撮影 空中建築は「陰」があって成立する無機質な作品です。陰を出せる場所を探していたところ、ご縁があり木造のお家を貸していただくことになりました。家主の方の職業が大工であることからご自身で改装し天井の高い空間となっておりました。幅の広い階段と木の壁に合う照明を使われていたため撮

          環境で作品の不出来が決まる

          昨年の4月頃から大きな立体作品を作りました。 「空中建築/Aerial Architecture」 生まれて初めての大きな作品。 「住居」をテーマにして出来上がった作品。 住んでいた土地を人間の手で破壊してしまい、その土地の退去を余儀なくされたが、科学と技術の進歩で宙に第二の住処を作ることに成功しました。それが、浮遊型空中都市「空中建築」です。 制作過程は悩みに悩み、ちょっとノイローゼ気味になりながらも必死になってできた作品の一つとなりました。この「できた」に辿りついた一