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書籍紹介 -Part3-

こんにちは、イコマドスタッフのなみです。
今回は書籍紹介の第3弾です。

『 ホントのコイズミさん 』(小泉今日子)


 小泉今日子さんがパーソナリティを務めるSpotifyの大人気ポッドキャスト「ホントのコイズミさん」が書籍化されたものです。このポッドキャストは、小泉さんと、本を軸にした多様なゲストが語り合う場となっています。
一部未公開部分も含み、ゲストとのトークが対談形式でこちらの本に収録されています。今回のゲストは、自身で本屋をオープンされた方々と作家の江國香織さんで、それぞれが小泉さんと思いのままに本にまつわるお話を繰り広げています。

 私はその中でも、「双子のライオン堂」という選書専門の本屋さんが気になりました。作家や大学の研究者などに本を選んでもらって、ジャンルではなく、選んだ「人」ごとに本棚が分けられているそうです。他にも、リラックスできるように靴を脱ぐスタイルだったり、本の感想を自由に語り合う読書会が開かれていたりと、趣向を凝らした取り組みが行われています。今回紹介されていた本屋さんは全て東京にあるものだったので、東京観光をする機会があったら本屋巡りをするのも楽しそうだと思いました!

 本が好きな方にはこのポッドキャストをオススメするとともに、書籍化されたものもあわせて楽しんでいただけたらと思います。


『市民と行政がタッグを組む!生駒市発!「自治体3.0」のまちづくり』(小紫雅史)


 「自治体3.0」とは、市民を単なる「お客様」にするのではなく、市民と行政が「ともに汗をかいて進めるまちづくり」のことです。
 社会の課題や財政危機の解決に向けてなかなか取り組めていない「自治体1.0」や、それより一歩進んで、市民のニーズに行政が応えつつあるものの、首長のトップダウンが強く「お上に頼る」市民意識を助長してしまっている「自治体2.0」。本書では、これらの自治体の限界を突破し、今後の地方創生時代を生き抜くための大原則が「自治体3.0」だと述べられています。

 市長の理念とともに、「自治体3.0」を実現するため、今まで実際に行われてきた生駒市での取り組みの数々も具体的に紹介されています。生駒駅前100円商店街やプラレールひろばなど、どういった経緯・目的で開催され、どのような効果があったのか・・・どれも身近でありながら、いち市民として考えの及んでいなかったところまで知ることができ、とても興味深かったです。

 これからは自分の住むまちでどんな取り組みが行われているのか、もっとアンテナを張って積極的に関わっていきたいと思える一冊でした。

記:なみ

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