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登場人物の”気”を掘り下げるには、人物設定をおこなうことから

一昨日と昨日で、落語仲間と自主稽古をおこなった。お互い稽古を見てもらい、感想や気づきを述べ合ったのである。

今回、僕が演じるのは「寝床」である。主な登場人物は旦那・番頭・久七だ。稽古を通して、それぞれの”気”を掘り下げて理解し、その気になって演じる。

それぞれの”気”になる前に人物設定をしている。旦那はどんな振る舞いをしているのか、番頭や久七の立ち位置は?など、人物設定がないと、噺に腰が入らないように思う。

稽古をみてもらい、感想や改善点を伺った。その上で、僕が立てた人物設定を聴いてもらい、人物像に沿っているかの稽古仲間に確認した。

人物設定の見立ての話しすればするほど、噺の中の物語が僕の中で鮮明に躍動する感覚があった。と、同時に仲間の中でも同じような感覚が生まれた様子であった。

「寝床って、こんなに面白い噺なんや!!」っという仲間と共通した認識を持ったことが心を弾ませていた。この感覚が心地いい。

あぁ、いろいろと面白いことを発見したのだけども、いろいろ書くと、とっ散らかってしまいそうなので、今日はこのへんで。


もし刺さる根多でしたら、木戸銭歓迎です。寄席代にして、さらなる刺さる根多を仕入れてきます。