見出し画像

ビックリマンチョコの歴史 ~成長と衰退と変化~

こんにちは、いっこくです。

大流行したビックリマンチョコ


あなたにとって子供の時に食べてて、現在も販売し続けている商品と言えば何を思い浮かべますか?


今日紹介するものが

『ビックリマンチョコ』

です。


昨日コンビニで10年振りに

『ビックリマンチョコ』

を衝動的に買いました。

※単純にどんな味だったかを
 確認したかっただけです。

画像1


ビックリマンチョコと言えば、1980年代、小学生を中心に爆発的ブームを巻き起こした商品で全盛期で年間4億個が売れていた商品。


『年間4億個!!』


凄い数としか言いようがありません。

販売値段も時代も違いますが、年間100万個単位で売れれば"ヒット"と言われているのでまさに桁違いの大ヒット商品でした。

しかも、あまりの人気に「1人3個まで」といった購入個数を制限されたり、入荷されてもすぐに売り切れちゃう人気振り。


景品シール問題により衰退が始まる


チョコ自体も美味しかったですが、多くの人の目当ては

「景品のシール」

です。

画像2

※上記は販売ページより画像を拝借しました。


お目当てのシールだけを抜き出し、チョコレート菓子を捨てる事例、あるいは、大量に買い込んだ為に食べ切れなくなったチョコレート菓子を捨てる事例が多発し、食べ物を粗末にする行為が多く報告され、全国的に社会問題となりました。
※wikipedeiaより文章抜粋


そこで公正取引委員会がロッテに自粛案を出したのです。

ざっくり内容を書くと、

・混入率を均一にする。
 →レア物のシールが簡単に手に入らない
  ようにする。


・特定のシールに価値が出るような
 広告をしない


・シールの価格差を無くす
 →売値に対して、おまけにかけれる金額の
制限をかける
  ※レアなシールの価値が下がる


感じです。


このことで

「レア物のシールを当てたい!」

というギャンブル性を失った事がブームが冷めた要因の一つとしてあると言われています。


法律によって売れる商品もあれば、売れなくなる商品もあるものです。ビックリマンチョコは典型的な"後者の商品"です。

ちなみに昨日購入したシールはレア物ではありません。

画像3


残念!チョコの味が変わってしまった!

私にとって「景品のシール問題」以上に
残念だったことは、

『ビックリマンチョコの味が変わった』

ことです。


なぜならチョコにはピーナッツが入っていたのに2010年からビスケットクランチに変更になったからです。
※ピーナッツアレルギーがある子供にも対応するためとのこと


ピーナッツ入りのチョコが好きな私にはただただ残念!


とは言え、44年以上(1977年発売開始)時代と共にいろんな変化を乗り越え、味も変わりながらも販売し続けていることは、ビジネスをしている私にとってはただただ凄いことだと感じています。

「自分自身のビジネスは何年続けることができるだろうか?」

と思いながらビックリマンチョコを食べました。ごちそうさまでした。


それでは。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?