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思わず本音を話したくなる人の特徴

昨日の記事を書いていて、
今の私の立場は、

組織にとって、
結構、重要なポジションなのかも
しれないなぁと思いました。

先輩からも後輩からも
本音の話が聴けるって、
そうそうない立場なのかもしれません。

今の私は、仕事に対して、
あまり重きを置いていないので、
どうでもいいと言えば、
どうでもいいんですが。

今後の組織の存続においては、
私の対応がどうあるかが、
キーポイントに
なってくる可能性もあります。

これからも先輩・後輩、
どちらの愚痴も聴ける
自分でありたいですね(笑)

(深い意味はない、
 おもしろい時もあるので)

そこで、今日は私が思う
「思わず本音を
 話したくなる人の特徴」を
挙げてみます。

(つまり、私のこと(^^;)

口が硬い

私は基本的には無口なタイプなので、
無駄口をたたきません。

ですから、人から重要なことを
話されたとしても、
それを口外する可能性が低いんですね。

その点では、
安心して愚痴を言えるタイプ
だと思います。

他人の愚痴を聞くと、
おもしろがって、
それを吹聴する人もいますね。

たしかに、他人の本音というのは、
おもしろいものです。

何人かで集まった時に、
「ここだけの話なんだけど」
と、他人の本音を出せば、

間違いなく、あなたは、
その場の話題の主役になれるでしょう。

しかし、
そういうことをしている人は、
確実に信用を失います。

ある意味では、信用と引き換えに、
話題の主役を得ているのに過ぎません。

信用を失うのは、
秘密を打ち明けてくれた
相手だけではなくて、

その場で、あなたの話を
聴いていた人からも
信用されなくなるでしょうね。

「コイツに本音を言うと、
 こうやっておもしろおかしく
 伝えられてしまうんだ。
 信用できない奴だなぁ」
と思われるに違いありません。

他人に相談事を持ちかけられたら、
医師や弁護士のごとく、
守秘義務を意識しましょう。

その積み重ねが、信頼を生みます。

相手を否定しない

とはいえ「口が硬い」
というだけでは、
人は本音を話したいとは
思いません。

やっぱり、話したからには、
それなりの反応がほしいものです。

せっかく、他では言えない本音を
打ち明けたつもりなのに、

聴いている相手の反応が

「へえ、そうなんだ、
 大変だねえ…」
程度では、話した側にも
話し甲斐がないでしょう。

その点、私は打ち明け話に限らず、

他人が話している時には、
常にリアクションを
大事にしているので、

話している人も
いくぶん話しやすい部分が
あるのかもしれません。

相手の話にリアクションする
といっても、

相手の言ったことに対して、
自分なりの意見を言うこととは
違うので注意してください。

私は、普段から、
人の話を否定しないように、
気をつけています。

リアクションするにしても、
なるべく肯定的な反応を
するようにするんです。

相手の立場になって、
考えればわかるはずです。

自分の話したことに
いちいち突っかかってくるような人に
話をしたいと思うでしょうか。

思いませんよね。

もちろん、相手が敢えて意見を
求めてくる場合もあるでしょう。

そういう場合を除いては、
話を聴いている側は、
肯定してあげるのが、
私は基本だと思うので、

普段から、そのようにしています。

相手の体験談であっても、
自分が相手になったような
感受性を働かせて、
話を聴くのです。

そうすれば、相手の話も
決して他人事ではありません。

共感した時に自然と
出てくる言葉は、
大体、決まっています。

「それは悩むのも
 無理はないですね」とか、
「そんな状況なら、
 私でもそうしたかも」とか、

話し相手の仲間になれる言葉です。

共感力があるならば、
少なくとも、話し相手を
否定する攻撃的な言葉は
出てこないはずです。

適度に自己開示する

「口が硬い」
「相手を否定しない」

この二つを持っているだけでも、
充分、信用に値する人間ですので、

人からの本音を聞く機会は
増えるかもしれません。

さらに、もう一つ大事なことがあります。

「与えよさらば与えられん」
という言葉がありますね。

「何かを得たいと思うなら、
 まずは自分が与える人になりなさい」
という教えです。

これに通じるところがあるんですが、

自分自身も本音を話していると、
自然と周りからも本音が集まってくる
ということがあります。

意識していたわけでないんですが、
私はこれを自然とやっていたようです。

まず、私はビジネスの場でも、
自分の趣味とか好きなものを
割と打ち明ける方というか、

それが普通だと思っていたので、
そうしてきました。

ビジネスの場といえど、
人が集まる場所ですから、

自分のことを知ってもらうのは、
大事なことですよね。

また、相手のことを知るのも、
それ以上に大事なことです。

ですから、相手のことを
知りたいと思ったら、
自分のことも打ち明けましょう。

もちろん、勘違いして、
自分で自分の好きなことばかり
話していたらダメですよ。

あくまでも、相手の好きなものを
知るために、
自分のことも開示するのです。

職場では、ある程度、
私のことを知ってもらっているので、
今の私自身は、
あまりそういう話はしません。

それでも、そうやって、
一度は私に心を開いてくれた方は、
ほっておいても、
自分のことを話してくれます。

それでいいんです。

私は自分のことを知ってほしくて、
自分のことを話したわけではなく、
相手のことが知りたくて、
話しただけなので、

勝手に向こうの方から、
自分の話をしてくれるなら、
それに越したことはありません。

そうやって、相手のことを
一つひとつ知っていき、
ある程度の関係性が築けると、

私が悩みを相談することもあるし、
相手も打ち明け話を
してくれることがあります。

もちろん、これは私が
計算してやったことではなく、

結果的に、
そうなっているだけのことなので、

最初から狙って
できることではないのかもしれませんが。

少なくとも、私は、
ここに書いたようなことの
積み重ねによって、

複数の方と信頼関係を
築くことに成功しているのでしょう。

そうでなければ、
彼ら、彼女たちが私に
打ち明け話や
愚痴をこぼすはずがありません。

やはり、信頼を得るには、
相手を信頼することに
尽きるのかもしれません。

「与えよさらば与えられん」
ですからね。

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