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いっき82賞 2021

「いっき82賞」とは、
私こと、いっき82がその年に
もっとも夢中になった
作品やクリエイターに
賞を差し上げるものです。

2015年以来、ブログにて
毎年、発表していました。

作品は部門別になっていて、
「映画部門」「音楽部門」
「書籍部門」「マンガ部門」
「テレビ・動画部門」
「ゲーム部門」があります。

この他に、その年に
もっとも夢中になったクリエイターに
「MVP」を差し上げていました。

ちなみに「いっき82賞」
というネーミングは、
「直木三十五賞」にかけたもので、
我ながら、結構、気に入っております。

これまでは毎年、
年度末の3月に発表していたのですが、
今年から12月発表に
改めることにしました。

今年の受賞作品を発表する前に、
昨年の受賞作品を振り返ってみます。

~いっき82賞 2020 受賞作品~

映画部門
『最強のふたり』

エリック・トレダノ、
オリヴィエ・ナカシュ監督(2011)

音楽部門
『Ambient 1/Music For Airports』

Brian Eno(1978)

書籍部門
『反応しない練習』

草薙龍瞬(2015)

『中庭の出来事』
恩田陸(2003~2004)

マンガ部門
『モジャ公』

藤子・F・不二雄(1969~1970)

テレビ・動画部門
『おげんさんといっしょ』
(2017~)

ゲーム部門
『あつまれ どうぶつの森』
(2020)

MVP 星野源(『おげんさんといっしょ』)
特別賞 三浦春馬
(『コンフィデンスマンJP プリンセス編』
『天外者』『おカネの切れ目が恋のはじまり』)


それでは、今年の受賞作品を発表します。

~いっき82賞 2021~

映画部門
『浜の朝日の嘘つきどもと』
タナダユキ監督(2021)

映画館をテーマにした物語、
映像のおもしろさで、
「映画」そのものの意義を
思い出させてくれました。
映画館で観て良かった
と思える作品でした。

▲レビュー、関連記事はこちら


音楽部門
『Letter from Home』
Pat Metheny Group(1989)

ずっと前から気になっていた
パット・メセニーを
ようやく聴くことができました。
夏にピッタリな1枚で、
来年以降の夏にも
欠かせない作品となりそうです。

▲レビューはこちら


書籍部門
『世界でいちばん幸せな男』

エディ・ジェイク(2020)

ナチス・ドイツのことは、
歴史のことを扱った文献などでも
知る機会がありました。
しかし、一般の方の体験談を聴く
機会はなかったんですよね。

直接、体験をされた方が
ご存命のうちに、
このような本を出版されたのは、
非常に意義深いことだと思います。

『暗幕のゲルニカ』
原田マハ(2016)

偶然にも、こちらも第二次世界大戦が
背景となった作品です。
現代と戦時中を交互に描き、
ピカソの『ゲルニカ』の本質に迫った
緊張感のある作品でした。

▲それぞれのレビューはこちら


マンガ部門
『約束のネバーランド』
臼井カイウ、出水ぽすか
(2016~2020)

『約束のネバーランド』は、
2018年の受賞作品でもありましたが、
このたび、最終巻まで読み終えたので、
改めて感想を書きました。
はじまり方も衝撃的でしたが、
終盤の物語の展開にも驚かされました。
深いテーマを持った作品です。

▲レビュー、関連記事はこちら


テレビ・動画部門
『コントが始まる』
(2021)

お笑い芸人を目指していたことがあるので、
このドラマへの感情移入の度合いは
ハンパではありませんでしたね。
物語や映像の構成も素晴らしかったです。

▲レビューはこちら


ゲーム部門
『星のカービィ 夢の泉の物語』
(1993)

子どもの頃から知っていた
『カービィ』ですが、
しっかり最後まで遊んだのは、
今回がはじめてでした。
ファミコンのゲームにして、
この遊びごたえ、完成度の高さには、
ビックリさせられました。

▲レビューはこちら


MVP 高畑充希(『浜の朝日の嘘つきどもと』)

2019年にも受賞していますが、
改めて、今年もいろんな作品を
楽しませていただいたので、
敬意を込めて MVP を
送らせていただきます。
来年の活躍も楽しみです。


というわけで、例年のごとく、
独断と偏見でお送りさせていただきました
「いっき82賞」ですが、
いかがだったでしょうか。

みなさんも、
この1年を振り返って
思い出深い作品はなかったでしょうか。

2021年、最後の日に、
そんなことを振り返るのも
有意義なことかもしれません。

今年の投稿はこれで最後です。

5月に note をはじめ、
毎日、好き勝手なことばかり、
書いてきました。

どんな記事を書いても、
温かく見守ってくださる
読者のみなさんのおかげで、
続けることができています。

いつもお付き合いいただき、
ありがとうございます。

来年もこの調子で
続けていくと思いますが、
今後ともよろしくお願いします。

それでは、みなさんも
良いお年をお迎えください。


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