見出し画像

レースゲーム名作10選(私選)

レースゲームは、アクションゲームや RPG と並ぶほど、メジャーなジャンルです。車などのマシンを操作して、速くゴールに着くだけ、というシンプルなルールなはずなのに、意外と嫌煙されるジャンルでもあります。

私も子ども頃は、苦手なジャンルでしたが、大人になってから、そのおもしろさがわかりました。レースゲームって、本当にシンプルなんです。

しかも、1レース分、遊ぶだけなら、そんなに時間がかからない、という良さもあります。ここに挙げた10本は、初心者にもオススメのレースゲームです。

①ポールポジション(’82)

※『ナムコミュージアム VOL.1』に収録
機種:アーケード 発売元:ナムコ
初期のレースゲームは、車体を真上から見下ろす(トップビュー)タイプが多かったが、本作では車体を背後から捉えた疑似3D の視点となっている。
コースは静岡県の富士スピードウェイがモチーフ。

②F1レース(’84)

機種:ファミコン 発売元:任天堂
ファミコン初のレースゲーム。後方からくる車を避けながら、制限時間内にゴールを目指す、シンプルな内容で、全10コースを収録している。

③F-ZERO(’90)

機種:スーパーファミコン 発売元:任天堂
スーパーファミコン本体と同時に発売されたソフトの一つ(もう1本は『スーパーマリオワールド』)。26世紀を舞台にした未来のレースで、空中に浮遊したマシンを操作する。ロック調の激しい BGM も高い人気を誇る。

④スーパーマリオカート(’92)

機種:スーパーファミコン 発売元:任天堂
マリオシリーズのキャラクターがカートレースを繰り広げる『マリオカート』シリーズの記念すべき1作目。コース中のコインを獲得すると、加速したり、さまざまなアイテムで敵の車を妨害できるなど、斬新なルールが取り入れられている。
ジャンプによって、ドリフト走行ができ、レースゲーム初心者にも親しみやすい操作性。

⑤リッジレーサー(’93)

機種:アーケード 発売元:ナムコ
3Dのグラフィックが一般的ではなかった時代に、先陣を切って登場したのが本作。初代プレイステーションの1本目のソフトとしても発売された。
車体を横滑りさせて走る「ドリフト走行」を大胆に採用し、レースゲームの新しいおもしろさを生み出した。
BGM は、定番のフュージョンの他に、当時、クラブで流行っていたハードコア・テクノやロッテルダム・テクノを取り入れている。

⑥デイトナUSA(’94)

機種:アーケード 発売元:セガ
アメリカの「ストックカーレース」をモチーフにした作品。
セガサターンでも発売され、初期のラインナップとして高い人気を得た。
同時代の『リッジレーサー』と同様に、ドリフトを駆使する楽しさが強調された内容になっている。

⑦デストラクション・ダービー(’95)

機種:プレイステーション 発売元:SCE
イギリスのリフレクションズインタラクティブが開発したレースゲームで、アメリカに実在する車体をぶつけ合う「デモリション・ダービー」をモチーフにしている。
「相手の車を壊した方が勝ち」という、ものすごいルールでレースが繰り広げられる。徐々に壊れている車を表現できるようになったのも、グラフィックの技術が向上したおかげ。

⑧ロックマン バトル&チェイス(’97)

機種:プレイステーション 発売元:カプコン
ロックマンを主人公にしたレースゲーム。それぞれのマシンには、キャラクターの特性を活かしたパーツが搭載されており、ショットを撃って、敵の車を攻撃することもできる。
本家の『ロックマン』と同様に、敵に勝つと、敵の車のパーツを入手でき、それらを組み合わせてマシンをカスタマイズできる。

⑨セガラリー2(’98)

機種:アーケード 発売元:セガ
WRC(世界ラリー選手権)をモチーフにした『セガラリーチャンピオンシップ』の続編。ラリーとは、ドライバーとナビゲーターが二人一組で同乗し、公道で行われるレースである。
ナビゲーターの役割は、見通しの悪いコースで、ドライバーに指示を出すことだが、このゲームでは画面上に矢印で、指示が表示される。
さらに進化したグラフィックで、車体に着く汚れなどもリアルに表現されている。

⑩ドットストリーム(’06)

機種:ゲームボーイアドバンス 発売元:任天堂
本作を含む『ビット・ジェネレーションズ』シリーズでは、「"GAME"の原点へ……」というキャッチコピーのもと、シンプルで奥の深いゲームが発売された(パッケージなどもシンプルで、他のソフトよりも安かった)。
本作は、画面上に現れるラインを操作して、ゴールを目指すレースゲーム。
何よりも、研ぎ澄まされたシンプルなデザインが斬新。

サポートしていただけるなら、いただいた資金は記事を書くために使わせていただきます。