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好きなゲーム音楽100(5-1)

好きなゲーム音楽を100曲選びました。
(マイルール:同じ作品の曲は3曲まで)

▼前回の記事はこちら


5.『プロップサイクル』Clift Rock('96)

機種:アーケード 発売元:ナムコ
作曲者:荒川美恵
はじめて聴いた歳:25歳頃('08年頃)

ここまでのランキングでも「90年代のナムコは鉄板」と書いてきましたが、その最高峰がこの曲だと思います。
自転車型の筐体で空を飛行する変わったタイプのゲームでしたが、音楽はファンタジーの世界観に合わせた幻想的なものでした。
この曲も電子音がパット・メセニー・グループ的な音色です。
ちなみに、この楽曲を手掛けた荒川美恵さんの楽曲は『鉄拳2』からも多くランクインしていましたね。

4.『妖怪道中記』メインBGM('87)

機種:アーケード、PCエンジン、ファミコン
発売元:ナムコ
作曲者:川田宏行
はじめて聴いた歳:6歳頃('89年頃)

『妖怪道中記』は、未だにちゃんと遊んだことがないんですが、子どもの頃にも聴いたことがあって、グラフィックも含めて、そのおどろおどろしさが忘れられませんでした。
坂本龍一の『千のナイフ』に通じるアジアンテイストで、その昔、星野源がやっていたバンド、サケロックがこの楽曲と『千のナイフ』をミックスした楽曲を披露していました(二つの曲はヨナ抜き音階が使われている)。
80年代のゲーム音楽としては長尺の曲(5分ほど)で、変化に富んだ構成になっています。

3.『探偵 神宮寺三郎 夢の終わりに』COLORS('98)

機種:プレイステーション 発売元:データイースト
作曲者:濱田誠一、佐藤共良
はじめて聴いた歳:16歳('99年)

『探偵 神宮寺三郎』シリーズは名曲の宝庫で、中でも『夢の終わりに』は名曲が多い作品です。そして、その中で一番好きなのが神宮寺の助手・洋子の捜査パートで流れるこの曲です。
ピアノをメインにしたこの曲は完全に王道のジャズで、たぶん、私が生涯ではじめてしっくりきたジャズがこれだったと思います。繊細で軽やかなピアノの音色は、いつ聴いても気分を上げてくれます。

2.『天外魔境 ZIRIA』オープニング('89)

▼こちらはアレンジ版

機種:PCエンジン 発売元:ハドソン
作曲者:坂本龍一
はじめて聴いた歳:25歳('08年)

ここでまさかの坂本龍一の登場です。ゲーム音楽もいくつか手掛けていたんですが、これがはじめて坂本が手がけたゲーム音楽だったはずです。
当時、私の地元にあったハドソンから、このような名作が出ていたのは感慨深いものがあります。
『ラストエンペラー』などに通じるアジアンテイスト、壮大なオーケストレーションがいいですね。こういう音楽をやらせたら右に出るものはいないでしょう。

1.『鉄拳2』Michelle Chang(4PS Re-Arrange)('95)

機種:アーケード、プレイステーション
発売元:ナムコ
作曲者:荒川美恵
はじめて聴いた歳:14歳('97年)

『鉄拳2』は3曲目で、これが私にとっての最高のゲーム音楽です。
はじめて聴いた時から大好きで、のちに YMO を聴くようになった時に、『ビハインド・ザ・マスク』とこの曲に似たものを感じました。
特に、前半部分の電子音の音色の感じやコード進行が似ている気がするんですよね。
携帯電話を持ちはじめた頃に、着メロでこの曲を発見し、目覚ましのアラームに設定して以来、今でもスマホの目覚まし音はこの曲です。

▼ベスト100をプレイリストにしました。
 (※Spotify にある音源のみ)

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