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自己肯定感の低い人に、○○ちゃんから学べる人生哲学

「あれ?私って、もしかしてできない奴?」

ささいなことをきっかけに
落ち込む日ってありますよね。

自分が必要とされていないような気がして、
価値や居場所が感じられなくなってしまうとき。

そんなとき、何かができること=自分の価値
という間違った思い込みに気づかせてくれる
存在があります。

私がもっとも尊敬するその人に、
きっと皆さんも一度ぐらい会っているはずです。


この世で最弱・最強の存在

その人は、私やあなた以上に何もできず、いつも
泣いてばかりいます。でも、そこに"罪悪感"
あるようには見えません。

夢や希望、目標など持たずに生きているように
見えます。でも、それを"恥じる"様子もあり
ません。

自力で起き上がることもできませんが、
今の居場所を失うかもと"恐れる"ことなどなく、

飲ませないと100%で餓死します。
着替えさせないと冬に凍死します。

それでも、見捨てられないために何かを必死で
がんばるという"価値観"そのものを知りません。
もうお気づきでしょうか?

私がこの世でもっとも尊敬しているのは
"人間の赤ちゃん"
です。


それは究極のミニマリスト

なぜ私が赤ちゃんを尊敬しているのか。

「be born with a silver spoon in his/her mouth(銀のスプーンをくわえて産まれる)」

「裕福な家に生まれる」という意味の慣用句が
あります。でも、実際には金銀をにぎりしめて
誕生した仰天ベイビーの話を私はまだ、聞いた
ことがありません。

家にお金がなかろうが、家族がいなかろうが、
赤ちゃんは何もできないまま産まれてきます。

「私たちが生きていくために必要なものは、
   自分のカラダひとつである」

ということ。そして、

「人間は本来、ここまでの信頼を自分以外に
    寄せる強さを持っている」

という事実。
これらを私は、赤ちゃんから教わりました。


この世界への無条件の信頼

自分が必要とされていないような気がして、
価値や居場所が感じられなくなってしまうとき。

自分の原点に立ち返って、本当はどれだけ自分が
力強い存在であるのか
を思い出してみるとよいの
かもしれません。

私たちは昔、みんな赤ちゃんでした。

泣きたければ泣く。笑いたくなければ笑わない。
やりたければやる。やりたくなければやらない。

罪悪感や恥、恐れ、価値観。
これらからも学ぶことはたくさんありますが、
何もできないことはその人の"存在理由"を
傷つけません。

生かすも殺すも好きにしてと、状況にゆだねる。

そんな圧倒的な強さと信頼を取り戻すとき、
自分のまわりには優しい人があふれかえっている
と、改めて気づけるのかもしれませんね。



「赤ちゃんから学ぼう!自分の本来の強さ。」


今日の空でした。

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