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異性を恋愛軸で振り分けるのをやめる 〜本気でパートナーを見つけたい人へ〜 

みなさんは、異性に対して
どういう距離感で話していますか?

また、どんなタイミングで
「異性として気に入る」
という状態に入っていきますか?

私の場合、男女問わず
「人間として好き」の範囲がかなり広く
男性に対して
「男性として」ではなく
「人として」気にかけている人がたくさんいます。
恋愛感情ではなく「大好き」な男性もたくさんいます。

ある時、某SNSで
私が主催するワークショップに
参加してくれている20代男子の投稿に
「また参加してね」と書き込んだら
その男子のお母さんが
「うちの子、モテるなぁ」と
コメントをされたので、驚きました。

以来、私は、なんだかその男子の投稿に
反応しにくくなってしまいました。

別に「お気に入りの男子」とかじゃなくて
自分のワークショップに参加してくださってる
いろいろな老若男女に対して、
仲間として
「また参加してね」
と声をかけているだけなんですよね。

仲間としての情はあっても
男の子としてお気に入りとか
っていうわけではないので……。

あ、恋愛感情はなくても
異性としてお気に入りの男子というのも
やっぱりいるのですが、彼はそうではなくて。


異性のフォルダ
「恋愛軸」だけで振り分けていませんか?

異性を振り分けるフォルダがあるとして
①恋愛対象
②恋愛対象外

の、ほとんど2つしかない……という人が
どうやら一定数いらっしゃるようです。

少し多くても
①恋愛対象
②友人
③興味なし(知人・知らない人)

ぐらい。

フォルダ、少ない……。

   
そして、私の場合。

まず大きく
①興味がある:面白そうで話を聞いてみたい人
②興味が持てるかわからない

の2つに分かれます。男女共、同じ感じでかなり雑多な感じ。

そのフォルダの下に階層がありまして。

「興味がある」
のフォルダに、だいたい「友人」ができて、
「友人」フォルダの中に、
「恋愛対象かも」フォルダができる。

この最初の段階での
「興味がある」というのが
「異性として」ではない。

あくまでも
「人として」なのです。

「人として興味」

「友人として仲良くなりたい」:話を聞きたい

「恋愛対象かも」

と、時間がかかります。

フォルダの階層としては、こんな感じ。

「興味あり」
  →「友人」
    →「恋愛対象かも」
 ←ここで初めて「恋愛軸」登場!

いきなり恋愛対象となることは
私の場合は、まずない。

多くの「人間」に興味を持っているし
かといって、その異性たちは
簡単には「お気に入り男子」ともならない。

特に、
顔、表現、哲学(投稿内容)がよほど好み
ということでもなければ
若いというだけでは
「この男子、いいやん」ってことにも
決してならない。

でも、「人として興味がある」時点で
声をかけたり、
SNSで繋がっていたら
「いいね」したり、コメントしたり
ということが発生するわけです。

そこで冒頭のエピソードのように
「うちの子、モテる」とか言われると
なんだがやりづらいのです。

人は人をもっと「大きな意味」で愛せる

例えば、
異性と二人で食事に行くことについても
私は「デート」と認識していません。

「二人で食事する」ことを誘われても
「私をデートに誘っているのね」という
解釈をしないのです。

ゆえに、いろいろな方と
食事してきました。
ただ一緒に食事しながら話すだけです。

でも、20代のころ食事の後に、
某R社の営業マンなどに「この後、ホテルとかどう?」と
誘われることがあり、驚きました。

また、仕事で知り合った男性と、
一度食事して、二度目にドライブに連れてってもらった
(私は、高校時代の男友達ともいつも二人でよくドライブしていました)
その時に、その「友人」が自分の部屋が近いから
ちょっと寄っていく?というので部屋に寄りました。

私は彼のそばには座らないように配慮しましたし、
何もスキンシップはなかったけれど
その後、急に、彼が私の下の名前を呼び捨てにし出したので
驚いて距離を置きました。

彼は勝手に、「もう恋人になった」のだと
思い込んでいたのだろうと思います。
告白もされていないのですが。

私の経験上は、
高校時代からの男友達と
車でドライブしたり、その子の部屋に
遊びに行ったりということは普通にありました。

つまり、「二人で食事」「二人でドライブ」に
どれだけの重みいや、深い意味があるかは
人それぞれだということなんですよね。

思わせぶりと、言われたこともありますが、
私にとっては、あくまでも「友達」なので。
「二人きりはイヤ」なんて言う方が
むしろ失礼だと思っていました。

私は、
相手からの恋愛感情に対して気づきにくいのと
おそらく「父から愛されていない」という
マイナスのフィルターを持っていることと
高校時代からの男友達との距離感が近かったことから
異性からの恋愛感情や、性的な欲求に鈍感でした。

そのために何度も怖い目に遭ったことは
こちらの記事にも書いています。

痴漢にも何度も遭ってきたわりに
男性から距離を詰められても
あまり怖いと思わず、本格的に襲われて
初めて「うそでしょ?」と気づく女子でした。

男性に褒めてもらっても
「お世辞だろうから調子に乗ってはいけない」とか
「仕事をスムーズにするためにおだててくれている」とか
ひねくれて解釈していました。

特に、美容院などで褒めてもらうのは
営業トークに決まっているので
一切、本気にしません(笑)。

でも、
二人での食事に行くことを、すべて「デート」と思って
最初に居酒屋に誘われたと落ち込んでいる女子も多かったし
少し褒めてもらったら
すぐにその人のことを好きになっちゃう女子も
そういえばたくさんいます。

でも、「誘われた」「褒められた」で
気持ちが揺れすぎてしまう子は
恋愛をじっくり育めない子に多かった気もします。

ちゃんと「相手」を見ていない。

だから、芸能人相手など釣り合わない恋愛をしたり
ちゃんと愛情を注いでくれない相手を
好きになったりしてしまう。

恋の前に
まず「人」として興味を持つことから

恋愛をしたいのなら、
年齢を問わず、
まずは「人間として興味を持つ」
ということをお勧めします。

「異性軸」によるフィルターで
速攻で、異性を振り分けて
興味を失ってしまう……というのは
恋愛の可能性にも蓋をしている
ということではないでしょうか。

もちろん私のように無防備だと
怖い目に遭う可能性も増えるかもしれませんが
そこは毅然として断ればいいだけ。
そして、個室や車で二人きりにならなければいい。

でも、「まずは人として」がない人ほど
「恋愛」にも発展しにくい気がします。

先ほどの二人で食事を、
すぐにデートだと判断してしまう人に多いのが
その行き先のこと。
「初回のデートが居酒屋なんて!」と怒る。
バカにされたと思ってしまう。

でも、相手だっていきなりデートっぽい方が
引かれるんじゃないかとか
考えて考えた結果の「居酒屋」かもしれません。

「友人として居酒屋に行く」と解釈し
そこで話してみたら意気投合する……ということも
あるかもしれないのに、もったいないですよね。

「愛されたい」の前に、
まずは
「自分が相手を愛する」。

「愛」とは「興味を持つこと」だと思います。

友人として、人として
「興味を持つ」ことから
まずは、いろいろな人と話してみませんか?

恋愛に繋がらなくたって
たくさんの人脈から自分の未来が
豊かに広がるのは確かですよ。

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