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水の勉強

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水を雑に扱うと、どうなる?...千葉市近郊の例

水を雑に扱うと、どうなる?...千葉市近郊の例

ここ数回のnoteで、水と空気がうまく流れるような環境が生物にとって必要で、人の文化は水とうまく付き合うように発達しているのではないか、と考えてきました。ところが、水とうまく付き合う知恵は、現代社会の中で失われるつつあるのかもしれません。前回はその例として、東京近郊の川の話をしましたが、もう一つ千葉のある公園で見たことをまとめたいと思います。

ある日休日に千葉県の公園でピクニックに出かけました。

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水を雑に扱うと、どうなる?...東京近郊の例

水を雑に扱うと、どうなる?...東京近郊の例

ここ数回のnoteで、水と空気がうまく流れるような環境が生物にとって必要で、人の文化は水とうまく付き合うように発達しているのではないか、と考えてきました。ところが、水とうまく付き合う知恵は、現代社会の中で失われるつつあるのかもしれません。その例として、東京近郊の川で僕が見たことをまとめておきたいと思います。

とある川の源流に向かって歩いていた時のこと、釣り堀と駐車場がありました。東京から来た車が

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良い環境って何?:森の中の波打ち際

良い環境って何?:森の中の波打ち際

SDGsやら、生物多様性条約やら、社会は「良い環境」を求めて大きな変革をおこさんとしているようです。でも「良い環境」ってどんなものでしょうか?

さまざまな条件が考えられると思いますが、ここではいろんな視点を総合して、「人を含む生物が生きていける環境と人の文化が維持されること」だとしたいと思います。すなわち生物多様性が保たれるような環境です。以前、生物多様性についての記事も書いたので、そちらも参照

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なんで水を飲む必要があるのか?

なんで水を飲む必要があるのか?

人は水なしでは生きられず、人間の文化は水とうまく付き合うことを軸として生まれてきたのではないか?

なんてことを考えていたら、ふと疑問に思うことがあった。

そもそも、なぜ生物に水が必要なのでしょうか?

当たり前のようで、実はそんなに簡単な問いではありません。考えてみましょう!

1 なぜ生物は水を必要とするのか?人をはじめとする多くの生物の体重の50%以上が水である。なんでそんなにたくさん水を

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水の勉強

水の勉強

旅は人生を作る!ー学問は、そんな旅を百万倍楽しくしてくれます。

幕末の志士に詳しくなれば、日本全国どこにいってもその足跡を感じることができて、楽しいです。自然科学はどうでしょうか?自然はどこにでもあります。人の変えた自然も、家の中の箱庭も、圧倒するような原生的な自然も、これら自然を語る言葉をもてば、世界中どこに行っても楽しくなります。

水について自然を知るには、まず「水」を知るのが第一歩ではな

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