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私が好きな作品「ハリーポッター」について語る

私は、ハリーポッターが大の大好きである。
これまで、8作の映画を何度見たのかわからないぐらい、見返している。


なぜ、好きなのか?

まずは、世界観である。
魔法界とマグル界という相容れない対立構造が、一つのテーマである。

魔法という非現実的なものでありながらも、作品の一つの一貫したテーマに、「死」が存在している。一見、魔法と死は、無縁のように見えるのだが、そこが融合しているのが非常に面白い。

1作目の賢者の石は、不死の石と言われ、不死になりたいボルデモートに狙われる。
ハリーポッターによって、賢者の石は守られたが、賢者の石の作成者であるニコラス・フラメルは、自身の責任で、現存する賢者の石は、壊すと言われる。
これは、ニコラス・フラメル夫妻が死ぬことを意味する。
次に2作目、秘密の部屋では、ボルデモートの過去の自分であるトム・リドルが登場する。
これは、後々、伏線回収され、これも、死と関連している。
3作目、アズカバンの囚人では、ハリーの育て親であるシリウス・ブラックが登場する。
アズカバンの囚人という名前の通り、魔法界の脱獄不可能な監獄に、濡れ衣の罪で、収容されていたシリウス・ブラックは、ある意味で、死を覚悟していただろうとも思える。3作では、脱獄に成功する。
4作目、炎のゴブレットでは、魔法学校3校対抗試合に、4人目の選手、ホグワーツの二人目の選手にアクシデントで選ばれる。
これは、必然で選ばれたものであり、対抗試合の最後で、セドリック・ディゴリーの死を目の前にしてしまうことになる。
5作目、不死鳥の騎士団では、まさかの3作目で再開したハリーの育ての親が、命を落としてしまう。
6作目、謎のプリンスでは、魔法界最強で、死と無縁だろうと思っていたダンブルドア校長が、まさか衝撃、命を落としてしまう。
7、8作目の死の秘宝では、6作目で明らかになった分霊箱を探す旅である。
分霊箱にも、死が大きく絡んでいるのである。

主人公のハリーポッターとハーマイオニー・グレンジャー、ロン・ウィーズリーの3人を中心とした人間ドラマが非常に面白い。
それによって、引き込まれるような物語に仕上がっている。

ハリーポッターは、原作、映画ともに、8作品から構成されており、見事な伏線回収が行われるところも、非常に面白いところである。
華麗な伏線回収の例として、2作目のトム・リドルが、分霊箱の記憶だったことが、6~8作品目の最終盤で明らかになったりするのは、圧巻の伏線回収である。

私は映像を見たあとで、面白かったら、原作を読むタイプ

私は、ハリーポッターは、映画化された映像を一通り見て、ハリーポッターにハマった人である。
その後、原作すべてを分厚い紙の本で読んだ。

これは、ハリーポッターに限らず、私はこういう映像→原作書籍を読むことがほとんどである。
小説を読むのは、もともと、得意ではなく、映像を見た後で、原作書籍を見ることで、ある程度設定がわかったうえで、読めるので、読み進めやすいのである。
そして、映像化する際には時間の都合でカットされたり、変更になっている設定、物語があり、そのあたりを後から、原作書籍で読むことができるのも、非常に面白いのである。

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