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ファッションブランド「IKIJI」がおすすめする飲食店 後編

こんにちは!

IKIJIプロジェクトマネージャーの近江です。

今回は、前回ご紹介できなかった「すみだの男たち第2弾」の残り2店舗をご紹介させていただきます。

前編はこちらに掲載していますので、ぜひご覧ください。



カフェシュクレ(WEBSITE)

焙煎からすべて自前で行うスペシャルティコーヒー店

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カフェシュクレさんで一番感心したのは、コーヒーを淹れるのに大事なポットとドリッパーは、すべて墨田の職人さんに作ってもらっていること。

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コーヒーを美味しく淹れるため、ポットからお湯がまっすぐ出ることにこだわり、ドリッパーは、抽出理論を考えて、このような形(写真参照)にしたそうです。オーナーのこだわりを職人さんに伝え、何度も試作をして完成した道具たち。これらを使用するだけで、コーヒーが美味しくなるとのこと。美味しいコーヒーを飲んでもらいたいという、コーヒーへの愛情が伝わってきました。

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「おいしくなーれ」と心の中で言いながら淹れているとのことでした。淹れているところを見ていると美しくて、心がホッとしますし、美味しそうですよね。



大川屋(Google Map)

明治2年創業の老舗和菓子店

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IKIJIのカットソーを手がける精巧(株)は、先代から親子3代に渡り、利用させていただいている老舗の和菓子店です。

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和菓子屋はあんこが命。あんこは先代から受け継いできたレシピを元につくっていますが、時代に合わせて、今の人の味覚に合わせて、少しずつ変化させているとのこと。季節の温度や天候に合わせてあんこの硬さなども日々変えていかなければいけない非常に細かい作業。あんこの舌触りまで考えて、使う砂糖も粒子の大きなものを使用したり、あんこに並々ならぬこだわりを感じます。


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季節を大切にしている和菓子は、1年に1度しか作らないお菓子も多く、一人前になるには10年かかるそうです。現在は、若旦那さんが一人ですべてのお菓子を作っています。

何よりもおいしいことが大切で、小豆が美味しくない時期は豆から変えたこともあったとのこと。おいしいものを作りたいという熱意を感じ、暖簾を守ることの大切さと、時代に合わせて味を変えていくことの大変さを教えていただきました。お菓子一つ一つがとても深くて、感謝しながら食べないといけないですね。時代に合わせて味を変えていくことが、明治から続いている秘訣なのでしょう。

好きなことに全力で取り組んでいる彼らはとても輝いていました。彼らの「おいしいものを届けたい」という熱意に負けないように、IKIJIもより良い商品づくり、お客様の声にこたえる商品づくりをしていかなければならないなと改めて思いました。私が日頃から感じている墨田の人のやさしさや魅力を再発見した取材となりました。

次回は、IKIJIが出展している海外展示会について紹介する予定です。

お楽しみに!


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