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今村翔吾先生のサイン会に行ったらパワースポットだった話

サイン会の前日、WE ARE大阪行けなかったことが時差でめちゃくちゃメンタルに来てお酒を飲んで顔がパンッパンだったんですけども。
こんばんは、梅澤です。
もう少し体調(?)に気を使え。


有楽町三省堂書店で行われた『海を破る者』のサイン会に行って参りました。

個人的に歴史小説というものにすごく苦手意識がありまして。
日本史が本当にダメで……学生時代の成績も芳しくなく、これと言った推し武将もおらず、学生時代苦手だったものというのはなかなかに克服できないものです。
正直、これまではシゲが今村先生の小説の話をしていても「歴史小説だしな〜!わたし絶対読めんし!」と手に取ることをしませんでした。

ではなぜ今回、読んでみようという気になったか。
ひとえに今村先生のお人柄です。(笑)
Twitterをフォローしたり、ラジオを聴いたりしているうちに、その小説家とは思えないほどの行動力とバイタリティに魅力を感じ始めました。
小説家というのは、自宅の書斎であったりカフェであったりそういうところで執筆活動をし、作品を世に送り出す職業ではないのか。
兼業作家さんもいらっしゃいますが、経営者として忙しく全国を飛び回って、移動時間に執筆とは?
もちろんシゲも、テレビ出てラジオやってコンサートやって本を書いているわけですが、そもそもシゲは特殊なので……。
テレビに出て時事問題についてコメントしたり、出版業界の危機的状況についてもアピールしていく。
ねぇ、体力えぐくない?(笑)

そこでわたしも思い始めます。
今村先生の人柄込みで、先生の歴史小説なら読めるんじゃない?
そんなタイミングで新刊が出るということで、サイン会に申し込みました。
場所は有楽町。
前職の職場も近く、1人で出かけるリハビリにはもってこいです。(嫌な使い方をするんじゃない)
有楽町は友人とカフェ巡りをして以来。よしもとの劇場があった頃はたまに通っていたのですが。
1階カウンターで整理券の引き換えを済ませ、適当に時間を潰します。
書店員さんに整理券の裏にサインに入れて欲しい名前を記入するように言われ、そうか名前を入れていただけるのか!と驚きながらフルネームを記入しました。
記入して「あっ、これ絶対読めないじゃん」と思ったのですが、書いてしまったものは仕方ない。(難読名字+珍し名前の本名)

指定された場所に時間の5分前に着くと、なんとすでにサイン会が始まってる様子。
「少し早いんですが、もう列形成してます〜!」とのことなので、自分の番号に並びます。
先日行ったヒコロヒーさんのお渡し会は新宿紀伊國屋書店の8階、まったく別室という形だったのですが、今村先生のサイン会は書店の2階にスペースが作られ、仕切りもない形でした。
すぐそこに今村先生が!
ラジオやテレビの印象と1mmも違わない!(笑)
話す時間は結構まちまちで、わたしの前の男性が結構ギリギリまでお話していらして、すぐ横で(どうすれば……)の時間が少しだけありました。(笑)
そして順番。
以下、お話した内容です。

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今村先生「なんて読むの?」
あっ、◯◯って読みます。
「あれ?あの、京都の◯◯群に関係あるの?」
わからないです……えへへ。(自分の苗字のルーツもわならないことを笑って誤魔化す女)
△△県の△△市出身なんですけど、△△町には多いみたいです。
「△△市って言ったら□□□□とか有名な」
そうです!お墓めっちゃ近所にあります。
「××××も訪れたという!」
そうですそうです!(心の中:あっ、そうなんだ!あそこに!?)
あのTwitterでこの本のこと聞いて、※※※※のアイコンの……
「わかった!俺言ったわ」
それで来ました!
「ありがとぉ」
日本史本当に苦手なんですけど……頑張って読みます!
「大丈夫大丈夫!今村翔吾読めへんかったら、誰も読めんへんくらい自信あるから。当代一やから!自分で言ってる!わはは(笑)」

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伏せ字ばかりですみません。
あまりに個人情報丸出しの会話だったので……(笑)
会話ももう、わたしがイメージしてた今村翔吾先生そのもの過ぎた……!(笑)
わたしが行き当たりばったりで話していたのに、ものすごくテンポ良く返答してくださる。
これは並んでいた時から感じていたんですが、何か「この人強いな!?」みたいなオーラを感じました。(笑)
今村先生は、絶対なんらかの気を発している。(?)

わたしはNEWSの加藤シゲアキさんのオタクをしていて、ふとした時に「今、これだけの熱視線を浴びて涼しい顔でいられるのはどういう精神力なんだろう」と思ったことがあります。
それはシゲがジュニア時代からレッスンに励み、先輩のバックに付き、様々な経験を積んできた強さだと思います。
一方で、その人自身の性質もある。
なので、『言って聞かせて』で今村先生が全国行脚で人に会うことにキャパオーバーしてしまった時にシゲに相談したというのはすごく納得のいく話でした。
会ってみて思ったのですが、今村先生は人に対面する時に相手にパワーを放ち過ぎなのでは……?
それはもっていかれるよ……!(笑)

今村先生とシゲは、人に対した時の基礎体力が同じくらいあるのではないかと。(シゲは鍛錬とも言っていましたが)
一万人の熱視線を一気に浴びるか、一万人と個々に向かって言葉を交わすか。
方法が違うだけで、本人に並々ならぬ力があって、それをやり抜くことができる。
改めてすごい人たちだ……。(笑)

今村先生はこう書いていらっしゃいますが、それ以上に今村先生が放つパワーがすごかった。
こちらこそ力をもらいました。
今村翔吾先生こそがパワースポット。

ありがとうございました。
あんなに1分ないくらい話すだけでビシビシ力を感じる人久しぶりでした。(スピリチュアル的な話ではないです。あくまでわたしの体感)

そして、先生の当代一はけしてハッタリではありません。(当たり前)
まだ読了はしていませんが、しっかり読み進められております。
6月20日発売の『塞王の楯』の文庫には、上巻は北方謙三先生との対談、そして下巻は加藤シゲアキ先生の解説ということでこちらも楽しみです! 

歴史小説が読めている!と言うことで、自分の読書に対する自信にも繋がりそうです。
わたしみたいに「歴史小説なんて無理!」と思っている人にこそ、今村翔吾なのだろうなと思いました。
今村翔吾先生、ありがとうございました!

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