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「落ち着いて急げ。」


消防職員時代に「落ち着いて急げ。」と教えられたことがある。

正直、当時はなんだそれ意味不明!と思っていんたけど最近なぜかこの言葉を思い出して意識している。

そして結構ムズいなとも感じている。

落ち着いて急げとはつまり気持ちは冷静を保つけど、動作を速めるということだ。

動作が速くても焦っていてはただごちゃごちゃしているだけだからダメで、焦らずスピードを速めやるべきことを確実にこなせるかが重要なわけだ。

例えば、ゴールを10としてそのゴールに到達するには1.2.3と順番にやるべきことをクリアしないといけないとする。

焦ってしまう人は1.9.4みたいにやるべき順番がごちゃごちゃしているから永遠にゴールができない。

落ち着いて急げる人はやるべき順番をズラさずにスピードを速くできる人だ。

当時は理解しようとも思っていなかったけど、一分一秒を争う災害現場に出る人間には大切な考え方だったんだなと今ならわかる。笑



ただ、この考えは消防職員じゃなくても現代に生きる人間なら意識するべきことだ。

なんでそう思うのかと言うと現代はまだまだ俺みたいな凡人にもチャンスがあるからだ。
今、なんとかしようと必死で力を入れて続けられるかは
今後の人生を左右するレベルで重要なことだと思っている。


日本という国は経済的にも制度的にも悪い状態で、将来はさらに悪化するだろうと見解を示している人がたくさんいる。
俺はひねくれているからそんなことないだろうと信じず、自分なりに本を読んだりして勉強をしているがやっぱり日本の将来は微妙かなと。

「右と左で分かれているように見えるけど、実際には上と下で分かれている。」とよく言われているように
日本だけじゃなく世界的に観ても格差がありそれは今よりどんどん拡がっていく。

インターネットが発達して人間がやってきた仕事をコンピューターがやるようになり、お金は硬貨や紙幣じゃなくキャッシュレスが進んでいてお金の形が変わっていく。


色んな変化があるけど、現代は転換期にいると思っている。

実際には転換期からは少し経っているけど、まだ大きい流れでみると転換期のうちだろう。

転換期が過ぎれば、人間の仕事やお金の形は完全に変わる。

そうなると安定してしまい凡人がチャンスを掴みにくくなるんじゃないかと予測している。

もちろん、時代が安定することは悪いことじゃないが凡人がチャンスを掴む可能性を考えたら低いだろう。

だから、混沌とした転換期にいる現代は俺みたいな凡人にもチャンスはまだあるってことだ。


今も将来も状況が悪い日本
混沌とした転換期の現代
だけど凡人にもチャンスがある現代

こんな今を生きているからこそ落ち着いて急ぐべきだ。

無知だと自覚があるなら知識をつけよう。

スキルを身につけたいなら毎日少しづつでも磨こう。

目的や目先がズレてしまうから焦る必要はない。

だけど、平等に与えられた時間を・一瞬を大切にしてスピードを速めやるべきことをこなすべきだ。

その積み重ねしかない。


「急がず休まず。」

とゲーテは言ったが現代は

「焦らず休まず。」だ。


落ち着いて急げ。


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