「心をへし折れ」
いつかの投稿で
踏ん張る力があり方だ
と書いたことがあるし、
別の投稿では
いっそ堕ちちまえとも書いたことがある。
言っていることが矛盾しているようだけど、どっちも大切な考え方だと思っている。
そして別に踏ん張る力が無くてもいいし、堕ちなくてもいいとも思っている。
結局、最後は自分次第で自分がどう感じるかなんだよね。
ただ、俺みたいな凡人が何か結果を出したかったら
まずは自分を客観的に観れること
そしてくだらないプライドをぶっ壊すことが大事だから
心をへし折れるかは重要になってくる。
心を折るって何故か悪いイメージを持たれがちなんだけど、俺はスゴく良いことだと思っている。
なぜなら、心を折るってことは今までの拘りを捨てて自分を変えるってことだ。
心を折ることで新しい自分に生まれ変われるんだから良いことでしょ。
じゃあ、なぜ心を折ることが悪いイメージを持たれるのか?
それは痛いからだ。
そして現状が変わってしまう可能性が高いからだ。
脳は現状維持を好むように作られている。
つまり、脳は安心して生きれる現状を維持したいんだ。
わざわざ危ない橋を渡るよりか安心できる現状を大事にしたほうが確実に生きれるから、そういう危険なものを拒絶するように脳はできている。
それが人間の本能だ。
だから、やらない理由に負ける人が大勢いるんだ。
「カッコいいとは思うけどそんな事できなくても生きていけるから」
という脳の指令に負けてしまうんだ。
同じように、心が折れて痛い思いを味わわなくても生きていけるんだから脳は悪いイメージを持たせて心を折れないようにしているんだ。
なぜ悪いイメージを持ってしまうのかがわかったら
心を折ることがどれだけ良いことかわかるでしょ。
つまり、現状を維持したい脳によって創られたくだらないプライドを
心を折ることでぶっ壊せるんだ。
そうすることで現状が変わり現実が変わるんだ。
俺は心が折れた経験が何度もあるけど、本当に心が折れて良かったと思っているんだよね。
例えば、消防職員時代。
消防の世界には年に一度、消防技術を競う大会が行われるんだけど
俺はその大会の出場選手として選ばれ勝つために朝から晩まで訓練してた。
だけど、大会直前になって右足が疲労骨折してしまった。
その時は心が折れかけたけど、骨折したことをほとんどの人に内緒にして足を引きずりながら強行出場したらボロ負け。
そして完全に心が折れる。笑
こんな経験をしたことがあるけど、この経験がなかったら消防職員を辞めているかわからないんだよね。
骨も心も折れていなかったら
ずっとモヤモヤしながら・つまんないと思いながら仕事を続けていたかもしれない。
そう考えると結構ゾッとするんだよね。
あの時があったから今があるって考えると心が折れることは悪いことじゃないと心底思う。(でも骨折は超痛いから嫌だ。笑)
心を折ることに対してビビったり嫌だなと思う気持ちはスゴイわかるよ。
正直、心が折れた時は超絶望を感じるしメンタルもかなりやられる。
まじでもう立ち直れないんじゃないかってレベルだよ。
心を折るってことは良いことだけど、ダメージはでかいのは確か。
でも、それくらい心をへし折ると見えなかったものが見えてくんだ。
そして、新しい自分に生まれ変われるんだ。
もし結果を出したい、現実を変えたいって思ってるのに中々変わっていないと感じるなら原因はくだらないプライドにある。
だからさっさと心をへし折れ。
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