池端 宏介 ikepong

池端 宏介(いけはた こうすけ)デザイン会社「インプロバイド」所属 コピーライター /…

池端 宏介 ikepong

池端 宏介(いけはた こうすけ)デザイン会社「インプロバイド」所属 コピーライター / ディレクター / ファシリテーター 札幌市在住。1978年北海道北見市生まれ。 https://face-sapporo.com/ikehata_kousuke/ 各地でワークショップを開催。

最近の記事

【何のため?】 私がキャッチコピーづくりのワークショップを続ける理由

コピーライターとしての職能、ディレクターとしての経験を活かして、小学校5・6年生から、中学、高校、大学生を相手に教育機関やイベントでワークショップを行っています。大人向けでは企業研修やセミナーも。誰にでもわかるよう同じメソッドで講義をしてキャッチコピーをひとり数案ずつ提出してもらいます。その場ですぐに講評・表彰する2時間完結型のワークショップです。 どうして全国で「コピーをつくってみよう」を実践しているのか?【教育現場】 子どもたちにとってコピーづくりに挑むことのメリット(

    • 大学生「デザイン会社deアイデアの学校」

      インターンみたいなゼミのような夏休み企画と題して 夏休み大学生インターンは「ゼミ形式」の取り組みで課題テーマに向き合い作品を制作していく。今年も昨年同様「OAC学生広告クリエイティブアワード」というコンテストに挑む。テーマは3つあるのだが、とっつきやすさや案の広げ方を考慮して「銭湯」に絞った。事前の書類選考を通過してゼミに参加したのは9名の学生。デザイン系が半分以上。経営、心理、まちづくりに関わる学生もいる。札幌圏の大学からがメインだが京都、長岡、金沢からも来てくれた。「企

      • 高校生 「デザイン採集」 @ IMPROVIDE

        インプロバイド主催「夏休み高校生インターンシップ」は僕池端がファシリテーターを務める2日間の体験イベント。インターンという名だがこのイベントはいわゆる職場体験的な意味合いは薄く、実際には講義とワークショップを組み合わせたもので「勉強会」に近い。 なぜ高校生と「デザイン」なのか? 僕はもともと「小中学校の教育ではデザインの解釈が狭い」と感じていて、それが進路の可能性を狭めている気がしている。中高生や先生たち話すと、デザインが描画や造形など図工や美術の類いにしか当てはまらない

        • 高校生POPが北見東武に貼られました篇

          北見商業高校の流通経済科2年生の授業でつくった商品POPが地元のスーパーに掲出されました。いくつか紹介します。 ↑メーカー提供のPOPとはまたちがった訴求インパクトがグッドです。作者の彼は実際に家でこの「きえーる」商品を使用しているとのこと。 ↑「浮気」という表現が手書きPOPにマッチしていますね。競合の多いレトルトカレーやおうちカレーを意識して書いてくれました。 ↑店員さん手作りの手書きPOPとの共演です。ウザイ虫という直球表現がリアリティを醸し出しています。ほんとに

        【何のため?】 私がキャッチコピーづくりのワークショップを続ける理由

          北見商業高校POPづくりワークショップ

          地域産品のPOPをつくる授業をしました。あらかじめ制作・選定したキャッチコピー案をもとに、POPクリエイターの長岡まどかさんが講師となり、おおよそ90分で制作。パラボで掲出されたPOP一部を紹介します。 ↑「てぬき」と「革命」という言葉の組み合わせが、強くて新しい。 ↑地味なパッケージゆえに「気を引く仕掛け」がうまくいった。 ↑ダジャレの一点突破! ↑作り方とか食べ方を訴求する王道の手法。 ↑ どんなホンキだ! 気になる。 ↑地域加工品は安くはない分「人にあげる」

          北見商業高校POPづくりワークショップ

          「野生動物への餌やりをやめよう」を伝えるキャッチコピー

          札幌国際情報高校の松村先生のもと連続授業をしました。キャッチコピーづくりのワークショップでは「野生動物の餌やりをやめよう」をテーマに設定。札幌では円山公園のリスへの餌付けが問題になっています。また知床では観光客によるヒグマへの近づき・餌投げが問題に。餌やりによって「人馴れ」「感染症」など生態系に影響が出てきます。しかしながら正攻法で「やめよう」と言ってもなかなか伝わらないのが啓発の難しいところ。そこでキャッチコピーでちがったアプローチができればと思い、生徒さんに考えてもらう課

          「野生動物への餌やりをやめよう」を伝えるキャッチコピー