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高校生POPが北見東武に貼られました篇

北見商業高校の流通経済科2年生の授業でつくった商品POPが地元のスーパーに掲出されました。いくつか紹介します。

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↑メーカー提供のPOPとはまたちがった訴求インパクトがグッドです。作者の彼は実際に家でこの「きえーる」商品を使用しているとのこと。

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↑「浮気」という表現が手書きPOPにマッチしていますね。競合の多いレトルトカレーやおうちカレーを意識して書いてくれました。

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↑店員さん手作りの手書きPOPとの共演です。ウザイ虫という直球表現がリアリティを醸し出しています。ほんとに虫除けに効くのです。

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↑「地元の人が誰かにあげる定番土産」というポジションを的確に捉えています。帰省しずらい今だけど人にものを贈るという行為は変わりません。

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↑ちょっと字は細いけど、ブランドの「らしさ」をおさえています。シンプルながらもかわいいPOP。

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↑財布と戦ってないで買っちゃえ、というニュアンスがおもしろいなあ。

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↑常呂は北見市街地から微妙に離れているので「行かなくても買える」というのは立派なベネフィットですね。絵がとてもかわいくて僕も好きなPOPです。実物がそばにあるので商品写真はなくてもよかったかも。

子どもたちがつくるPOPは売場にアクセントをもたらす。

メーカーPOP、店員POPに次ぐ「第3のPOP」という発見。

一般にPOPは、メーカーが提供するかっちりしたプロっぽいPOPと、各店舗のスタッフさんが100均のアイテムなどで作り込む手作りPOPの2種があります。地元の子どもたちがキャッチコピーから考えてつくるPOPはそのどちらにもない魅力が出ることがわかりました。売場の情報量こそ増えますが、それらはちゃんと「共存」する。

広告というのは「見てもらえない存在」です。だからこそ通行する買い物客が0.5秒でも目をとめて、読んでもらえたらバンザイ。どのPOP作品もちょっぴりヘタウマだからこそ、何か気になる、スルーされないアイキャッチになる。ただでさえ情報量の多い店頭に、ちょっとした違和感を与える存在ともいえそうです。実験的な企画でしたが可能性を感じました。

前回の記事 パラボに貼られた篇

https://note.com/ikehata_kosuke/n/n17bee6ab123f

 

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