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#3 これからの家づくりを考える
はじめに
今回の内容は
2022年2月にHP内ブログにて書いた内容とかぶる部分がありますが
このnoteでも触れていきたいと思う。
家づくりのことに触れる前に、近年目まぐるしく変化する世界情勢や地球環境のことから書いていく。
少し堅苦しい内容かもしれないが、今後の住宅の在り方について考えるためには重要な部分なので一緒に考えてほしい。
2022年2月のblogはこちら
近年の情勢(あくまでも自分目線)
新型コロナウィルスが日本で流行をはじめて約4年が経過しようとしている。
コロナを機に世界的な経済の変動が大きく、日本も不安な状況が続いている。(もっと前より不景気だったが、コロナが流行ってさらに加速したように感じる。)
建築業界でもコロナ禍の影響を受け、ウッドショックや資材、建材の価格の高騰、燃料費や輸送コストの増加などが続き、さらにはロシアのウクライナ侵攻でさらに市場は混乱。
国内でも様々な増税やインボイス制度施行、国際的に遅れをとるまいと多様性の尊重、コンプライアンスの強化が著しい。DX化、IT化も一気に加速し数年前とは全く違った世界感。
またどの業界も人出不足で、建築業界も業界でトップクラスで人が不足している。
なんだか気持ちが沈むような話ばかりだけど、これが現状。
文句を言っても変わらない。
受け入れて前に進むしかない。
地球環境の変化
柏崎に住んでいて、肌感覚だけど5~6年前と比べて天候の不安定さを強く感じている。晴れがずっと続いたり、雨が降ったと思ったらゲリラ豪雨の様な降り方をしたり。風の向きや強さも従来の季節感から逸脱していたり、降雪量のバランスがおかしかったり。
お客様やご近所さんなどで年配の方たちから「こんなの今までなかった」という言葉をよく耳にする。この土地で長らく生活してきた彼らの経験は大きい。
彼らがそういうのであれば概ねそうなのだろう。
地球温暖化から地球沸騰化の時代へ
今年(2023年)は記録的猛暑で新潟県もとにかく暑かった。国連の発表でも「地球沸騰化」という言葉が使われ、私たちを取り巻く気象環境もここ数年で様変わりをみせている。
世界的な気候変動の被害も各地で拡大し、SDGsの観点からも温室効果ガスの削減も課題となっており、国も2020年10月に2050年までに※カーボンニュートラル、脱炭素社会を目指すと宣言している。(※温室効果ガスの排出を正味0にする取り組み)
さらにエネルギー自給率の低い日本は海外からの燃料輸出に頼っており、景気の悪化につながっている(=海外からの燃料輸入で国は大赤字。特に福島原発等の原子力発電が減少したことが大きく、日本の景気の悪化の一因でもある)にも関わらず、さらに電気料金や生活必需品の値上がりも著しく家計を圧迫している現状。正直、一昔前の「マイホームを新築する(買う)のは当たり前」という風習とは程遠い状況になっている。
上記のような様々な理由で住宅業界の動きも過去にないほど変化していて、新たなフェーズに入っていると言えるだろう。
これからの家づくり
住まいを提供する側として今、何ができるのか、何をすべきなのか。
目まぐるしく変化する、異常な気候変動や多様化した生活様式、世界情勢、経済の動向などから、
「将来(50年、60年、ひいては100年後)を見据えた時代に合った快適な住宅とは何か?」を考える必要がある。それは
「その地域に最適な次世代のスタンダードとなる快適な住まい」
を提供すること。
それって実際どんな住宅?と思われるでしょう。
それについては次回以降、少しづつ書いていきたいと思う。
もし興味があれば気長に付き合って頂けるとありがたい。
当社の目指す家づくりのカタチを感じてもらえるようHPを日々改修しているので、是非そちらものぞきに来てもらえると嬉しい。
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