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いろんな人が来てくれたから知れた、ゲストハウスの可能性:2023年の振り返り。

新年あけましておめでとうございます🎍

2024.8.15に正式オープンしてから、早いもので半年。
1歳半の娘がパワフルすぎて、本当にあっという間に1日が過ぎていく。

日々やレポートを書こう、書こうと思っていたのですが、
全く書けずに2023年が終わりました….(笑)

皆さんから頂いたアンケートを見返しながら振り返りをしてみることにしました。
では、早速!


① ゲストたちは、どこから来たのか?

日本全国、そして海外と、
いろんな場所から、いろんなご縁で、「とまりぎ」に来てくださいました!

兵庫、京都、大阪、東京、神奈川、千葉、愛知、広島、鳥取、福島、シンガポール、カナダ …

< 地域のことが書かれていた宿泊者の声をいくつかご紹介 >

関西方面に行った経験もあまり無かったので不安もありましたが、想像していた以上に暮らしの中に混ぜてもらえた感覚があり、旅行というよりも、親戚の家に遊びに行ったような安心感がありました!

「自分だけ、ではなくお互いに助け合っている」のが感じられ、普段住んでいる都会ではなかなか感じられない体験ができました。焦りや孤独感が軽くなるような、誰かがいてくれる不思議な安心感も◎ 地域全部でとはいかなくても、近くの人達から暖かいコミュニティをつくりたいなぁと感じました!

とまりぎ宿泊者 アンケートより

② Youは何しに、とまりぎへ?!

ゲストハウスという「箱」を提供している訳ですが、利用パターンも実に様々!

開拓どんな利用パターンがあったのかというと、

◎忙しい日常から離れて、ちょっとのんびり休憩に

神戸市内に住んでいても、区によって特徴は様々。
神戸市内の親子や家族が、下町にのんびりしに来てくれたり、

部屋でも、路地でも遊べる!夕飯も近所でいろんなものが買えるのでのんびりできちゃう♪

都会やいろんな地域から、親子や家族で来てくれました!

近所のサロンでよもぎ蒸しに入ったり、カフェでゆっくりおしゃべりしたり。素敵な記事も書いてくれました!

よもぎ蒸し・中国整体が受けれるご近所サロンのページはこちら:Salon Kongan

◎仲良し親子でのお泊まり会に

日頃よく会っていても、お泊まり会となれば別。
金曜日の夕方に集合して、お風呂 → バーでご飯 → 就寝(→ 大人は2次会!)
こどもが寝る隣で、ワイワイ女子会。翌日もみんなで近所にお出かけ。
そんな時間が、日常のチャージになりますよね◎

こどもは、夜まで大はしゃぎ。赤ちゃんから大きな子まで遊べるグッズあります!
普段、家事・育児を頑張っているご褒美プラン☆ 飛び入りで近所のおじちゃんの生演奏も♪

< 参加したママの声 >
子どもを寝かしつけた後のママ会もとっても楽しかったです!!パジャマで夜な夜な他愛のない話をしたり、コンビニまで買い出しに行ったり。子育てする中で忘れていた、青春の様なものを久々に味わったような感覚でした!

結婚してから、旅行や帰省以外のお泊まりは初めてだったので新鮮でした!隣の隣のサカヅキでお風呂を終えてからすっぴん+パジャマ+子連れで、ご飯&お酒を飲めたのも最高。途中常連さんも来店してギターを弾いてくれたり、お泊まりメンバー以外の人との交流も出来て嬉しかったです!
子育てに関する悩みの共有なども出来て、みんな同じ事で悩むんだなって、悩んでるのは自分だけじゃないって思えて、元気がでました!

とまりぎ宿泊者 アンケートより

◎ パパ+子でのお泊まり会に

いつも頑張ってくれているママに自由な時間を渡したい!と、 ファザーリングKOBE のメンバーが泊まりにきてくれました。
(後日パパたちにインタビューして記事にしようと思っています!)

路地でのチョークでお絵描きはこどもたちに人気!我が家で飼っている柴犬も人気で、お散歩体験もできます♪

< 宿泊したパパの声 >
普段住んでいる雰囲気とは違い、自然と挨拶をし合っているのが、印象深くもあり、懐かしく感じました。チョークで地面に書く経験も、今の子どもたちは、なかなかできない経験なので、とても楽しそうでした。 個人的に、barサカヅキのひろきさんとお話ができて大変良かったです。 じっくり話を聞いてくださったし、何より奥さんを大事にしているのが伝わり、自分も、もっと妻を気にかけて、コミュニケーションをとっていこうと思いました。またゆっくり利用して、パパトークしたいです。そんな事ができるbarも珍しいと思います。

とまりぎ宿泊者 アンケートより

◎ こどもだけで、はじめての一人旅に

私が代表を務める子育てコミュニティ「asobi基地」から生まれた「asobi基地ユニバーシティ」の企画として、下町ワンダーランド留学 を2023年年末に実施しました!(今後は長期休暇に定期て開催予定)

いろんな料理を食べて、銭湯に行って、
路地やクライミングジムで身体を動かして、
近くの施設(介護施設や劇場)に見学に行って、
地域の人やこどもたちと交流して、
あとは自由にのんびり過ごすという2泊3日。

大きな子でも路地遊びに興奮!ちゃぶ台を囲んで、町の人との夕飯会も。
こどものたちは、いろんな飲食店に行けたという満足度が高かったようです!

< 保護者の声 >
私自身、小さい頃神戸の下町の祖母のうちに毎週遊びに行ってたので、 あの雰囲気を娘に味合わせたくて参加させました。 近所の介護施設に行ったり、安くて美味しいものを食べたり、銭湯でおばあちゃん達と仲良くなったりと、 今の生活環境からは想像できない生活をした濃密な4日間だったようです。 一人っ子の娘は小さい子達と兄弟姉妹のように過ごしたことも嬉しい体験になりました。 また帰りたくなる場所ができたことが、親としてもとても嬉しいです。 

プログラム参加者の保護者アンケートより

こちらも春に実施予定なので、また別記事をアップ予定です!

◎地域コミュニティづくりのための視察に

以前、オンラインの講座で繋がっていた方から
久しぶりにこんなメッセージをいただきました。

>投稿を見ていて、まち全体で子育てを楽しんでいるのがとても印象的で、そんな日常をたくさん感じてみたい!と思いました。
私の地域では、子育てに関してはすごく孤独というか、周りの人との交流が少ないなと感じています…  舞さんがどうやって素敵な場所を築いているのか、お話も伺いながら訪問させていただけたら嬉しいです!

ということで、3泊4日 福島から神戸へ。

下町ぐらし研究所の朝活(ゴミ拾い+朝ごはん)に参加したり、
はっぴーの家 ろっけんに行ったり、
ご飯を食べに行ったり。

朝早起きして、町の人と一緒にゴミ拾いへ。子連れでいけるお店もいっぱい!

< 視察に来たママの声 >
朝活のゴミ拾いも、近所の介護施設も、バーサカヅキも、どれをとっても私にとっては非日常でしたが、それが日常の中にある暮らしがとても素敵だなと感じました。
長田という地域だからこその空気感なんだろうなあと感じつつも、自分が今住んでいる地域でも、少しでも今回体験した空気感や居心地の良さを再現出来ないか模索したい!と感じました。

とまりぎ宿泊者 アンケートより

◎町の人の持ち込み企画に

ご近所さんから
「ちょっと大晦日+元旦でやりたいことがあってね」
という相談を、受けて実施したのがこちらの「擬実家」!

実家に帰らない人で集まり、食べて、飲んで、カウントダウンして、鐘ついて。
いろんな人が出たり入ったり。総勢30名くらいも来たとか!来年もやってほしい!

他にも、

◎カナダから日本への訪問時に

押し入れに眠っていた干支のとっくりセットをプレゼント。めちゃくちゃ喜んでくれました!

◎日本一周の旅の途中に

去年、無事に東京にてゴールしたと報告しに、会いにきてくれました!

◎大学生・大学院生が卒論を書くために

我が子もおじゃまして、みんなで夕飯。スーパー銭湯にも一緒に行きました!

◎行政の人が自分の町を知るために
◎移住するためのおうち探しに

(こちらも後日、別記事で紹介したいと思います!)

と、ざざーーーっと振り返ってみたら、またみんなに会いたくなりました。
家族が増えていくのが、たまらなく嬉しいです。

③ ただいま!といつでも帰ってこれるように:宿泊者限定オンラインコミュニティ

いろんな町の人に会って、おしゃべりして…という暮らしが、非日常みたいな毎日なのでゲームっぽくしてみました!

上にも書きましたが、
私の大好きな長田の町・コミュニティに触れに、
家族のような人たちに会いに来てくれる。
下町暮らしを体験しにきてくれることが、本当に嬉しくて。

「ただいまーーーー!」と帰ってきてくれることも、もっと嬉しくって。

いつだって帰ってきやすいように、
宿泊者限定のオンラインでのコミュニティをつくりました◎

町や池田家で起こったことのきまぐれ日記がほぼほぼなのですが、
年末はオンラインでの交流会もしてみましたよ〜!

全国各地にいる みんなの輪が、広がりますように!!

④ ゲストハウスだから、できること。


自分らしくいられる繋がり、戻れる・帰れる場所があることって、
いろんな社会問題を解決してくれると思っています。

これまで活動してきて、それをずっと感じてきたのですが、
特別な誰か、活動する誰かだけで解決できることではなく、一人ひとりの力が必要です。
でも、私なんて何もできない…という人がすごく多いことが気になっていました。(大人だって、それぞれの個性があるのに!!と保育士としての想いもあいまって)

だからこそ、
誰でも、どんな人でも気軽に来れる場所がほしかったんです。

泊まりに来てもらえたら、否が応でも「人の繋がり」を体感しちゃう。

体感して、感じることは人それぞれ。

しあわせな気持ちだったり、
子育ての楽さだったり、
豊かさだったり。
(苦手と感じるのも、それもまた個性なので、大事だと思ってます!)

良さを感じてもらえたならば、きっと感じたことが次の人に巡っていく。
次の地域広がり、それが社会に広がっていく。

そんな小さな社会変革を起こせるのが、
ゲストハウスの可能性だと、強く感じた2023年。

2024年も出逢える人たちとのご縁を大事に、池田家は生きていきたいと思います。

2024年のお気に入りの年賀状です!

最後まで読んでくださり、ありがとうございました、
2024年も、池田家をどうぞよろしくお願いします!


<ゲストハウスとまりぎの詳細・お申し込みフォーム

とまりぎのインスタ:下町ゲストハウス とまりぎ ‖ Cafe&Bar SAKAZUKI
◎家族のインスタ:池田家|目指せ!日本一自由で開かれた家族
◎母のインスタ:小笠原 舞 / 保育士起業家・下町暮らし&シェアな子育て研究者
◎家族の情報:Lit.Link



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