崖っぷち、青と黒の軍団ガンバ大阪
おはようございます。
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今回は好きなサッカーについての記事になります。
新年になり2023年シーズンに向けてJリーグ各クラブが新体制発表会を行っています。
24年シーズンからJ1リーグが20チーム体制になるため、今年はJ2に降格するクラブがわずか1チームのみとなるのでよりシビアな戦いが生まれると思います。
新シーズンにむけて今回は去年ギリギリでの残留となったJ1リーグ2回優勝、関西のドン『ガンバ大阪』について個人的に思ったことを書きます。
1.成り立ちと戦績
松下電機産業サッカー部が前身のパナソニック株式会社が親会社となるJリーグ創設当初からいるオリジナル10のチームの一つ。
クラブ名の「ガンバ」はイタリア語で「脚」という意味があり脚によってシンプルで強いを目指す意味を込めて、また日本語の「頑張る」にもかけている。
Jリーグスタート当初はあまり強くはなかったが、2000年代から元日本代表監督の西野朗監督が就任してから圧倒的攻撃力も用いて2005年の1シーズン制で初優勝を果たし、2008年にはACLでも優勝、クラブW杯でマンチェスターユナイテッドと白熱した試合を展開。
2012年に初のJ2降格となったが1年でJ1に復帰し2014年にはJ1復帰後1年でまさかの国内タイトル3冠達成という偉業を成し遂げたクラブです。
昨シーズンの順位は勝ち点37の15位とあと一回でも負けが多かったらプレーオフにまで回る状態でした。
ガンバ大阪のOBかつ大分トリニータをJ3からJ1まで一気に押し上げた片野坂監督を迎えて臨んだ2022年シーズンでしたが、降格争いの中心となったため8月途中で解雇し、後任に松田浩監督を迎えなんとか残留を決める。
2.選手も資金もあるがクラブ、フロント迷走中
ガンバ大阪は選手も代表クラスがほとんどで、他クラブから選手を引っ張れる資金力も豊富。
2020年シーズンにリーグ2位と躍動したが翌年は13位と低迷。
強いガンバを取り戻すという期待を込めて、片野坂監督を迎えたが勝てず途中降板となり結果最終節まで残留争い。
片野坂監督がやりたいサッカーと選手との相性が合わなかったのが原因とされています。
大分の選手は自分たちの能力をわかっていたからこそ一丸となっていたが、ガンバ大阪は代表クラスがゴロゴロと個性的な選手ばかりのせいか、戦術にうまくはまらない。
ピッチ上で昌子選手が味方の外国人選手に対し切れた時は本当にチーム状況がまずいと素人目で見てもわかる状態でした。
そして監督がコロコロ変わり、やりたいサッカーもコロコロ変わる印象。昔の攻撃的なイメージは影をひそめているのも経営陣の監督人選しかりビジョンが見えてこない。
そしてシーズン通して負け越しているのにレギュラー選手がほぼ固定されている状態はチームとしてもよろしくない。
エースの宇佐美選手の怪我での離脱が大きかったが、それ以上に得点の匂いがしないチームだったので今後どう立て直すつもりなのか見物です。
3.補強と展望
予想システムは4-3-3or4-2-3-1。
徳島ヴォルティスよりポヤトス監督を引き抜き。
去年上手く機能しなかったチームをどう立て直すのか見ものです。
今シーズンに向けての補強において最大の見どころは2つ。
一つはイタリアセリエAのASローマへ移籍の噂が出ていたパリ五輪世代モンテディオ山形からDF半田 陸選手の獲得。
直接ローマじゃないんかいと少しがっかりしたが貴重な戦力。
もう一つは長らく湘南ベルマーレにレンタル修行させていたGK谷 晃生選手の復帰。
ただガンバ大阪は元日本代表GKの東口選手含めGKの層が厚いのでどう運用していくのかが楽しみなところ。
一方でパトリック選手、小野瀬 康介選手、昌子 源選手とチームに貢献していた選手の放出をしたあたり、新監督の意向もあったのではと思うが果たして吉とでるか。
ガンバ大阪はユース上がりの選手が他のクラブより積極的に使用するので、また新たなエースが出てくるかもしれないですね。
ただすぐに海外クラブに移籍してしまうのも少し悲しいですが。
さいごに
ガンバ大阪といったら超攻撃的サッカーが売りだったが今では見る形もないほどチームのスタイル、文化がなくなっている。
時代のトレンドな戦術に合わせるのはいいが、それで方針がぶれまくりなのはもったいない。
タレントは豊富だからこそまた強いサッカーを見せて欲しい。
最後まで読んでくださりありがとうございました。
ではまた。
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