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監督交代大成功中、唸る三本の矢サンフレッチェ広島

おはようございます。

何かのご縁で閲覧してくださった方、いつも読んでくださる方々、フォロー、スキしてくださる方々ありがとうございます♪

今回は好きなサッカーについての記事になります。

新年になり2023年シーズンに向けてJリーグ各クラブが新体制発表会を行っています。
24年シーズンからJ1リーグが20チーム体制になるため、今年はJ2に降格するクラブがわずか1チームのみとなるのでよりシビアな戦いが生まれると思います。
新シーズンにむけて今回はオリジナル10の一つ、昨シーズンのルヴァンカップ制覇『サンフレッチェ広島』について個人的に思ったことを書きます。

1.成り立ちとこれまで

チームの成り立ちについて、前身がマツダサッカークラブでJリーグの前身であるJSL時代に8度も優勝をしている名門クラブでした。
クラブ名の由来は、日本語の「三(さん)」およびイタリア語で矢を意味する「フレッチェ(frecce(複数形)」を合わせたものであり、広島の戦国大名・毛利元就の「三本の矢」の故事から取っています。

Jリーグ参戦に伴い、ドイツブンデスリーガでプロ選手だった風間八宏を迎え入れ、93年に日本代表を率いたハンスオフト氏をJSL時代にコーチとして召集し育成クラブとしての基盤を作ったのもサンフレッチェ広島です。
その基盤があったおかげかはわかりませんが94年サントリーシリーズ(1stステージ)で初優勝を果たしています。

そしてハンスオフト氏に選手時代に見出されたのが、現日本代表監督の森保一監督。
森保監督は2012、2013、2015年と3度のリーグ優勝を果たすなど当時の日本人監督で最高記録を樹立しています。
J2降格経験もありますが何気にタイトル獲得数も多いクラブです。

2.昨シーズンの結果がえげつない

昨シーズンにおきましての結果ですが
・J1リーグ 3位
・天皇杯 準優勝
・ルヴァンカップ 優勝

国内三大大会全てで3位以下がないという好成績。
これはリーグ優勝した横浜Fマリノスよりも総合的に見て上になります。
天皇杯も決勝はPK戦まで行っている。
国内三冠とまではいきませんでしたがこの結果の何がすごいのかといいますと、監督が就任して1年を経っていないのです。
しかもキャンプ時は合流できずに遅れての指揮だったのにもです。

ガンバ大阪が三冠達成した時は前年度J2降格をして一旦監督含め交代し築いた基盤があったからこそできたのもあり、そうなると今回の広島が今シーズンの優勝候補に一番近いのではと個人的に思っております。

3.監督交代が功を奏した

4年間勤めていた城福浩監督(2021シーズン途中降板)から沢田謙太郎監督を挟み昨シーズンにドイツ人のミヒャエル・スキッベ監督が就任。
経歴としてはドイツ国内の様々なクラブで指揮し、2002~04年はドイツ代表のヘッドコーチを務めた実績もあります。

コロナ禍の影響でクラブへの合流が来日がシーズンがすでに始まっていた3月1日とだいぶ遅れていました。
キャンプで指揮もろくにできなかったにもかかわらず、チームを上位に導いたのはすごいとしか言いようがありません。

規律をしっかりと守らせるドイツ的指導かと思いきや、常に楽しむこと、選手を必ず褒めるというのびのびとやらせ若手選手を積極的に起用する指導者と異質な外国人監督です。
ですが自分が求めているクオリティに対してはドライな部分で公平に選手を見て競争を促していたのが結果の原因と言われています。

試合中の修正力、分析力も的確で、選手を信用しているからこそなのか練習でも試したことがないシステムに切り替えて勝利に導いている試合もいくつかありました。
こういう修正力をA日本代表にもほしいところです。

4.補強と展望

広島は昔から健全な経営を心掛けているからか、大物選手を獲ることが稀です。
基本ユース上がりの選手達でベースができるというのは大きな強みです。
そして補強ポイントにあった適格な移籍をJ2、J3からの個人昇格を中心におこなっている。
今年はツエーゲン金沢よりMF松本 大弥選手を獲得とJ1の舞台でどう輝くか楽しみな選手です。

ただ今回は監督交代の件もあり出場機会が減る、構想外もあったのか入ってくる人数より他クラブへ移籍する選手の方が多かった。
中でもレギュラークラスだったDF野上 結貴選手、MF浅野 雄也選手、MF藤井 智也選手が移籍と戦力低下は否めない。
即戦力候補としてアビスパ福岡からDF志知 孝明選手を獲得したが果たしてどうなるのか見ものです。

そして昨季E-1選手権にてJリーグ選抜であった日本代表に6名も選出された広島。
大迫 敬介選手、佐々木 翔選手、荒木 隼人選手、野津田 岳人選手、森島 司選手、満田 誠選手の代表選手に加え、茶島 雄介選手、川村 拓夢選手と層が厚い。
そして優勝時代を知っているベテランも多くいて安定感がある。
あとは召集されるようになることでコンディション調整に不備が出ないことを祈るばかりです。

さいごに

今シーズンでJリーグ開幕時からお世話になってきた広島ビッグアーチ(エディオンスタジアム広島)のホームでの使用が終了となります。
理由は来年に新スタジアムに移行するため。
少し悲しいですが、新しい本拠地はサッカー専用スタジアムかつ広島駅からすぐという場所に建設中。

だからこそ有終の美を飾る最高の一年にするために監督もフロントも選手達も気合い充分なコメントをしていました。
ぜひとも躍動してほしいです。

最後まで読んでくださりありがとうございました。
ではまた。

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