リスク、障害は怖いしつらいけど乗り越えるから楽しいし感動が生まれる

こんばんは

池田諭史です。

今回は仕事先で教わったことについてシェアしたいと思います。

皆さん、人生良くしたいですか?
いきなり変な質問ですが、普通に考えて自分から悪くしたい人はいないはず。
そんな人はレアケースですが、僕は以前このような質問を経営者の方から受けたことがあります。

人生を良くする、人によって定義は違いますが良くしたいと思っているはずなのに大半の人は良くしたいための行動を起こしている人は世の中の2~3割程度しかいないと知りました。

不思議ですよね、良くしたいはずなのに実際に行動をしている人が2割程度なんて。

理由を知ると、チャレンジ、行動を行うと必ずリスクと向き合うためためらう人が多い。

だから良くしたいというより、悪くならない人生を選ぶ。

人の本能には危機回避能力があるので、安心、安全、安定という場所を手放すということにものすごくストレスを感じるため、安定を求めるのは普通である。

だけど一度きりの人生、悪くならない人生を選びたかったのかと問われたときに非常に考えました。
その時、こう考えてみたらどうだろうかと提案されたことがあります。

1.もし自分の人生を本や映画にしたら?

もし自分の人生を本や映画という形にしたときにあなたならどんな本や映画の話なら読みたいと思いますか?

①何も障害もなく全部が上手くいっている人の話
②いろんなことにチャレンジしたけどうまくいかなかった人の話
③苦難は多数あったけど最後に乗り越えた人の話

僕は正直①の話みたいな人生がいいと思っていましたが、売れるとしたら絶対に①の話は売れません。
理由は感情が全く動かないから。
生まれた頃から裕福で好きなことは何でもさせてもらえ、運動も頭もよく、容姿も素敵でちょっとがんばったら全部が上手くできてしまう。
世の中は広いのでごくまれにいますがそんな人の話を読んでも、あなただからできたのでしょうと、現実味がなさ過ぎて感情移入が全くできないそうです。

②の話としては自分としては嫌だなと思っていましたが、経営者の方がいうには①に比べたらまだ見る価値はあると話していました。
もちろんうまくいかなかったという人生は困るが反面教師として、教訓になるのと、チャレンジしたことに対しては称賛できるからとのことです。

では人がもっとも読みたくなる話は③で、苦難があってもそれを乗り越えて手に入れた姿に人は感動をするのです。

2.もし障害がない人生だったとしたら

そうはいってもリスク、障害、苦難なんて欲しくないと思う方。
普通そう思うのは当たり前でわざわざ欲しがる人なんてドMな方だけです。

ただもし全く何も障害がなかったとしたらどうなのか?
例えば、皆が知っているゲームでお話すると、マリオブラザーズという横スクロールアクションゲームがあります。

もしマリオブラザーズにて何も障害がなくただずっと右に行くだけでゴールというゲームだったとしたら皆さん買いますか?
落とし穴もない、時間制限もない、クリボー様もいない、ただずっと右に行くだけ。
完全にクソゲー判定となり絶対売れないでしょうね。

ゲームに求めているのは障害を乗り越えた快感、刺激を味わいたいから購入するのです。

障害、リスクを取らない、確かに悪いことではないですが、もし社会人になって家と会社の往復だけで定年まで働く。
そんな人生にしたかったのでしょうか?
そもそも終身雇用制度が破綻した今の世の中、定年までいられる保証は全くないのです。
大手だからと言ってクビを切られないという保証なんてもうないですからね。
クビを切られてから動いてはもう遅いです。

3.人は乗り越えられる試練しか降ってこない

でもそれでもチャレンジするのが怖い、今の地位、仕事、人脈を手放すのが怖い。
そうなるのは当たり前で思っていいんです。

そして不安と障害というものは乗り越えられるものしか来ないと教わりました。
人が不安を抱える時というのは、自分事として考えることができるから。
極端な例ですがもしあなたが今からアメリカの大統領になってくださいと言われたらどう思います?
そもそもなれるわけがないし現実味がなさずぎて考えることすらしないでしょう。

できることに対して自分にもできるかもと思うから、失敗したらという不安が頭をよぎるのです。
チャレンジしている人がみんな不安なしで動いているのではなく、不安を抱えながら動いているのです。

なので障害だと思い不安を感じるのであれば、それは乗り越えられるから出てきたと思ってください。

そして乗り越えた先の自分の人生が良くなっていく姿を想像する。
だから人生は楽しいのです。

僕も人生思い描いた理想に近づけるために日々精進していきます。

ここまで読んでくださりありがとうございました。
ではまた。


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