堅実に確実に仕留めるサッカーアビスパ福岡
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今回は好きなサッカーについての記事になります。
新年になり2023年シーズンに向けてJリーグ各クラブが新体制発表会を行っています。
24年シーズンからJ1リーグが20チーム体制になるため、今年はJ2に降格するクラブがわずか1チームのみとなるのでよりシビアな戦いが生まれると思います。
新シーズンにむけて今回は九州の砦『アビスパ福岡』について個人的に思ったことを書きます。
1.成り立ちと昨シーズンまでの成績
元々は静岡県藤枝市で創設された中央防犯サッカー部が前身であり、当時藤枝市がグラウンド改修ができず本拠地がなかったところに福岡県が誘致したため1996年より九州初のJリーグ参戦となりました。
クラブ名のアビスパはスペイン語で「熊ん蜂(スズメバチ)」という意味があり、ハチの持つ集団的行動や俊敏性が「軽快で統制のとれた多様なグループ攻撃」というスタイルを意図しています。
昨シーズンの成績は
J1リーグ:14位
ルヴァンカップ:ベスト4
天皇杯:ベスト8
とリーグ以外は好成績を出しています。
カタールW杯で日本代表にて活躍、現在プレミアリーグアーセナル所属のDF冨安健洋選手がいたクラブでもあります。
2.エレベータークラブで選手の入替が激しい
アビスパ福岡はJ2を02-05年、07-10年、12-15年、17-20年シーズンと4回経験しており、一度降格するとなぜか不思議なことに毎回4年かけて戻ってきています。
これまではJ1昇格しても1年でJ2降格という結果でしたが、21-22年と2年連続でJ1残留を果たしています。
前回の記事でコンサドーレ札幌の時にも書きましたが、アビスパ福岡もエレベータークラブだったのでとにかく主力の流出が絶えなかったクラブです。
そして選手の大半が他クラブで出場機会がない選手、ベテラン枠となった選手、若手選手の育成先の受け皿となっており、活躍したらまた他クラブに引き抜かれるためチームが安定しないのがネック。
プラス残留のため補強をかけるので生え抜き選手の出場機会がなくレンタルに回ってしまうというジレンマもあります。
サガン鳥栖のように育成クラブに割り切って切り替えができたらうまくいくのではと思うのですが、中々舵がきれないのがもったいない。
だからこそ生え抜き選手でアビスパの顔である城後 寿選手に個人的に期待したくなります。
3.補強と展望
予想システムは4-4-2、長谷部 茂利監督の元状況に応じてハイプレスとリトリートを分けて守備をする。
攻め方はサイド突破とFWにあてるポストプレイからの数で押し込む戦術。
2シーズン残留できたことでチームの基盤はしっかりと作られてきた印象。
補強については、獲得より放出が多いイメージ。
中でも主力であったDF志知 孝明選手が広島へ、MFジョルディ クルークスがセレッソ大阪へ移籍と痛手。
ただ福岡を知る男DF亀川 諒史選手の復帰とFC東京でコンスタントに出場していたMF紺野 和也選手の獲得により穴埋めはできたかと思います。
また地元東福岡高校コンビのMF小田 逸稀選手、FW佐藤 凌我選手をそれぞれ獲得、J2のいわきFCから個人昇格のGk坂田 大樹選手、福岡大よりFW鶴野 怜樹選手と前線の補強に力を入れているのがよくわかります。
そして堅実な補強の中一番びっくりしたのがセルティックFCより元日本代表MF井手口 陽介選手の加入。
2度海外挑戦をしたがどちらも大きな怪我で悩まされ、セルティックでは戦力外扱いとなっていましたが、井手口選手は元々福岡出身だったのもあり、いずれは地元でプレーしたかったとのこと。
ガンバ大阪にいた時の能力に疑いはないので完全復活をしたらとても心強い選手です。
さいごに
長谷部監督の戦術は圧倒的個人技でやられること以外個人の能力で劣る分チームでカバーしている。
チーム力という部分では優れているからこそ、個を上回ることができたらとても面白い試合が見られると思います。
戦術次第で勝てるんだということを期待します。
最後まで読んでくださりありがとうございました。
ではまた。
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