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「どんな教師を選ぶべきか?」メンター<師>として大切な事と学ぶ側にしてほしいこと1・2・3

いけいけです
今日は午後の講義に向けて
「どんな教師を選べばよいのか?」をNOTEします
(このNOTEは1/8の午後の講義前にまとめたものです。
今1/9午後に昨日の講義と本日再度NOTEを見直して完成させています)

いいタイトルですよね!
「どんな教師を選べばよいのか?」‥‥
普通は、学ぶ側は、教師を選択することはできませんでした


学校へ行けば、先生が立っているのが普通です。
予備校や、大人になれば、気に入らない先生を拒否することはできます。
しかし、先生を学ぶ側が選ぶことは普通できないことでした。
(今は、少し選べたりしますね。特にWEBでの学びなら、、)
しかし、よい指導者に当たって、人生が変わることもあるのです・・・
よい講師に当たりたいですし、自分自身が指導する場合はよい指導者でありたいです。


では、本題に行きましょう。
よい指導者は、何を前提条件として携えているのか?です

①追求すべき課題や、習得すべき能力を明確に提示できること
②学ぶ重要性・魅力・面白さを伝えることができること
➂【一番重要なこととして】学生の能力は伸ばせると思っていること

この3点です

①は、この人についていったなら、明確にその山に登れると分かることです。明瞭に道筋を示している指導者に学びたいと考えます。

②そして、学ぶことの重要性やその魅力、また楽しさを伝えることができることが必要です。どうして学ぶの?それは役に立つのか?に対して、回答できるか?は大切です

➂さらっと、書いていますが、この部分「才能はあるということ」「人は伸びる」という認識をしていることが最重要かと思います。生徒の力を無条件に(学ぶ側の能力が低いとしても)伸ばせると考えているという事です。
別の言い方をすると、もし、自分ではなく、もっと上手な指導者がその学生を指導したときに、自分よりも伸ばせるのであれば、その学生に問題があるのではなくて、指導者に問題があります(だから人は思っているよりも伸ばせるのです)。

私自身も昔、沢山の小学生中学生を指導してきましたが、最初に指導したときと、指導歴20年を経過したときでは、明らかに20年経過したときが上手でした。さらに、その途中で、テキスト・問題集の編纂を何度も経験したことによって、その力が更に増しました。
また、さらに、指導者研修をしたことで、またまた自分自身の指導力が大幅に伸びたことを鮮明に記憶しています。(これらのことから、以前は全く子どもを本来伸ばせるところまで全然伸ばせていなかった…と分かりました)

少し別の観点から
皆さんは、ピグマリオン効果をご存じですか

元々は、あるクラスを才能がある集団と言われた指導者が指導した場合と、またあるクラスを才能の無い集団と言われた指導者が指導した場合では、1年後にその通りに成績結果が伴うのですが、、、
実は、才能のあるなしは、at randomに偶発的に選定しただけの疑似classをつくっただけということの実験から、
実は、思っているだけで、人の成長が左右されることを言います。

具体的には、上から5人が、ある学校に合格するラインだと入試の1年前に偏差値を見れば、統計的に分かります。その子どもたちを目の前にして、7人目迄が合格すると考えて指導していくと、実際に7人合格するようになります。

子どもの能力は伸ばすことができる。とまず信じることによって、ボーダーラインを変更して、通常の接し方を変更することだけで、能力は伸ばせます。


次は、学生側(学ぶ側)に提供しておきたいことです
学ぶ側がこのようなことを理解しているとよりよく学べるようになると思います

①学ぶには、自分が行動することによって学ぶ
②学びは、自分でマネジメントするのだ
➂自分自身の取り組みは、世の中(少なくとも自分の周り)にとって重要

と分かっていることです。(指導者側も、①②➂を学ぶ側がやれるようにサポートすることが必要になります)

具体的には
①泳ぐときに、水の中に入らずに泳ぎを習得するのは難しいです。色々なものを学ぶときには、実際にそれを行うことによって学ぶのが一番です。経営だって、それを行ったから、学びとれることがあるのです。
書籍からルールだけを記憶しているだけでは、学べないということです。

②その学びを、自分自身がマネジメントしているのだという気持ちで、必要な時間や、まとめや、その他の学びなどとつないで行くことをすれば、より深くより良く学びとっていくことができます。
更には、最近学びましたが、経験についても、複利の効果があるということです。10歳の時の良い学びは、20歳になっても残っています。であれば、よい学びを習得しておくことは、どんどん効果を得ることができる経験になります。

➂学ぶ側が、学んでいることは、実は、自分にとっても、大きな世界にとっても必要な事だ、大事なことだと感じていることは重要です。
そりゃそうですよね。超重要なことを自分がやっていると考えれば、しっかりとやろうとします。学んだところで、何の重要性もないことに対しては、やはりそれほど、力をかけることができない。となります。

今、学んでいることは、(何を学ぶにせよ)かなり重要な事なのですが、学んでいくテーマや、内容や学び方なども工夫して、学ぶ側が、興味を持って、また学ぶ側の能力が少し(もしくは大きく)上がる様に設定していきたいものです。

そして、大事な事は、そのような重要なことを学ぶ、実行するというときに、能力的にも・精神的にも・肉体的にも強くなっていくということです。
グリッドが身につき、レジリエンスも鍛えられるということです。

これらをまとめて成長というのだと感じています。

今日は、教える側の①②➂と
学ぶ側の①②➂をまとめて、
午後の講義で伝えようと準備をしているのでした。

いけいけ55でした。





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